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2019-11

ミオととなりのマーメイド ラブレターは冒険のはじまり。/ミランダ・ジョーンズ 著




(2018年読書感想12冊目)

引越しいでバタバタしていてなかなか読書もできなかったのですがやっと落ち着いてきました。引っ越し前に買っていたこの本を読書。
この本、子供向けではありますが、とても好きな本です。
人魚はとてもロマンのあるものだと思うし。所々の色彩の描写がはっとさせられる美しさに満ちています。
今回のお話しでは、海の王国の王女であるルナが、隣国の王子であるカダンに会いに行く、という波乱に満ちたドキドキの冒険ものです。前2冊ではため息が出るほど美しかったう、胃の描写も一転、暗く恐ろしい、海のもう一つの顔がミオたちの前に広がります。
海は美しいだけじゃなくて怖くもあるんだよな、という、当たり前のことを気づかせてくれる作品で、とても印象に残っています。ハラハラドキドキの連続。本当うまいなあと思います。
そんな冒険の中でも、ジンクスが格好良かったり、カイもいいお兄ちゃんしていたりと、澪とロマンスがあるのはどっちなんだろう、と気になりながら読んでいました。今のところジンクスかしら。
とにかく海の描写が本当素晴らしい作品で、その鮮やかさに夢中になります。
海が好きな人、人魚が好きな人にお勧め。



この本の概要

著者 ミランダ・ジョーンズ
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 浜崎絵梨
イラスト 谷朋
出版社 ポプラ社
レーベル 
ジャンル エブリディマジック
ページ数 164P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ3作目
なぜこの本を読んだか このシリーズが好きなので
本の入手方法 書店にて購入

収録作品


内容
人魚のプリンセス、ルナのもとにコーラル王国の王子から手紙が。返事はかかない、会いにいくんだ!ミオとルナのないしょの冒険がはじまります。少女ミオのドキドキ大冒険第3弾!

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光の巫女を放つ風/ひずき優 著





(2018年読書感想5冊目)

私が前田珠子さんと出会ったのは中学校の図書委員が、図書館の蔵書を購入するイベント、図書購入で、「破妖の剣」が並んでいるのを見て、主人公ラエスリールの美しく凛々しいたたずまいの表紙に惹かれ、気づいたらシリーズすべてを買い物かごに入れていました。
それから本を読み進め、前田珠子さんの世界観に多大な影響を受けました。
この本も、前珠原作ということで手に取った一冊。
読み始めるまで時間がかかったものの、読みだすと、前珠の本に熱狂した青春時代を思い出して、何とも懐かしい気持ちになりました。こてこてのファンタジーな世界観とか、登場人物の長ったるい名前とか、すべてがいとおしいです。
世界観としては、もう単語からして好きですね。前珠の本でファンタジーの薫陶を受けた少女が何人いるか。私もその一人です。
筆致としては非常に読みやすい文体で(ひずきさんの小説は初めて読みました)
けれど雰囲気があってとても良いのではないかなと思いました。
話としては、エイシャラムもハワルアトも魅力的だけれど、肝心の巫女である主人公のヒアルキトには、気持ちはわかるのだけれど、納得できない部分もあり、そこまで感情移入できませんでした。
けれど、恋あり陰謀在り戦いあり、少女小説としてかなり贅沢で華やかな仕上がりになっていると思います。
エイシャラムみたいな男子がいたら女の子はそりゃあ揺れるでしょう。ハワルアトが気の毒だったので、この後に読むハワルアトルートの「夜」も読むのが楽しみです。
なかなかの良書で、ファンタジーな少女小説として気軽に、けれど充分に楽しめる一冊です。

著者 前田珠子原案 ひずき優
本(作者)の国籍 日本
訳者
イラスト 由利子
出版社  集英社
レーベル コバルト文庫
ジャンル ハイファンタジー
ページ数 263P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? 別著者別ストーリーの姉妹編有
なぜこの本を読んだか。原案者が好きだから。
本の入手方法 書店にて購入

風夢緋伝/名木田恵子 著


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(2017年読書感想13冊目)


名木田恵子さんといえば教科書で赤い実はじけたを読んだくらいで、その時深く印象に残ってはいたけれど、まさか買って読む日が来るとは思いませんでした。
この本も、あらすじを読むと和製トワイライト、一人の女性を巡って三角関係になるのもトワイライトと同じなのですが、読んだ感想はトワイライトとは全然ちがかったなという事です。個人的にはとても楽しく読めました。
何というか和の要素のスパイスがとてもよく作用してて、輪廻転生の和風の恋愛ものが好きな方なんかにはお勧めかなあと思います。
ただ何点か言いたいことがあるとしたら、
鬼神の花嫁みたいなニュアンスの立ち位置なのに、主人公のヒロインの年齢設定が14歳になる直前の13歳ってなんだか危険な香りがする……って思ったのと、ヒーロー役の稀人の良さがあまり伝わってこない……稀人より祷の方が断然いいと思うのですがっ、と思ってずっと読んでました。
ヒロインのお兄ちゃんポジで、ラスボス、最後は美味しいところを持っていく、とかいいと思うのですが、私の好みがバレ過ぎる萌えだと思います。
お話もスピード感があってとっても面白かったです。
しかし、結局トンペイ君や片野先生は何の末裔だったのかとか、親友のあおいちゃんはどうなるんだrとか、真夜ちゃんもその後気になるとか、細かいところが結構回収されずに終わってて、少し気になりました。残念。
主人公とヒーローが甘いのは、もう本当に甘いのですが、ときめき要素よりはそれとはまた別種のドキドキ感が勝りました。どういう風になるのだろう、というような。
さらりと読めるのに不思議な余韻のある作品で、読んででよかったなあと思いました。
さらりと和風要素のロマンスが読みたい方はぜひ。
しかし美貌の鬼と書かれた稀人よりも、文章からは祷の方が美少年感が伝わってきました。そういう所はちょっと残念かも。

この本の概要


著者 名木田 恵子
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 友風子
出版社  ポプラ社
レーベル TEENS’ ENTERTAINMENT
ジャンル ロマンス
ページ数 237ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? ノンシリーズ
なぜこの本を読んだか。急に読みたくなって。
本の入手方法 ネット書店にて購入。

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容

14歳の誕生日を目前にひかえたある夜、千風のまえにあらわれた、美しい鬼の少年。彼のことを知っていることは感じるのに、何も思い出せない……。心のざわめきとともに、すこしずつ千風のなかでめざめていく、大きな力。それは300年前の千風のもつ、切ない記憶と結びついていた――。
ロマンスの名手・名木田恵子が放つ、巡りゆく魂と愛の物語!


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メルニボネの皇子 (エルリック・サーガ1)/マイクル・ムアコック 著




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(2016年読書感想27冊目)



この本の概要


著者 マイクル・ムアコック
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 安田均
イラスト 天野喜孝
出版社 早川書房
レーベル ハヤカワ文庫SF(587番)
ジャンル ハイ・ファンタジー
ページ数 255ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ1冊目。
なぜこの本を読んだか。久しぶりに無性に読みたくなって再読。
本の入手方法 図書館

   
おすすめ度

感動 ★★
面白い★★★★★
人に勧めたい ★★★★★
驚き ★★★★
学んだ ★★★★

この本を評価するなら 88点くらい。アンチ・ヒロイックファンタジー。哲学的なところもムアコックならではか。

収録作品

メルニボネの皇子

受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ内容【新装版からの引用です】
乳白色の神に深紅の瞳、太古の妖術を自在に操り、魔剣ストームブリンガーで敵の魂を吸い取る、メルニボネ帝国最後の皇帝にして流浪の皇子エルリックの数奇な運命を、巨匠が流麗かつ壮大に紡ぎ上げたエルリック・サーガ開幕!


この本の感想

無性にエルリックに会いたくなって、この本を三度手に取りました。エルリックと出会って、私の人生は変わった。そういってもいいくらいの本なのです。
今回は旧版を再読。天野さんのイラストが美しいです。
最後に読んだのが六年以上昔なのだと思いますが、そのおかげか色々と新鮮な気持ちで読めました。エルリックの魅力、サイモリルの魅力、ディヴィム・トヴァーの魅力、イイルクーンの魅力、それぞれがそれぞれの魅力を放っています。
エルリックといえばハワードの英雄コナンシリーズと対極をなすファンタジー小説の金字塔と言われていますが、アンチ・ヒロイックファンタジーでありながら、その広大で緻密な世界観はやはり素晴らしいです。また、従弟イイルクーンとの対立、皇女サイモリルとのロマンス、黒き剣や魔術を使った剣戟など、エンタメ小説としての側面も併せ持っています。
何よりも、私はエルリックが好きです。
誰よりもメルニボネ人らしくなく、そのために誰よりもメルニボネ人らしさが時として覗く。
常に自分のために迷い、しかしその迷いすらも誤る、だがそのことに気づかぬ悲劇。
エルリックほど神々に、人々に、運命に翻弄された英雄はいないと言ってもいいでしょう。
もう40年以上も昔に書かれた物語ですが、今読んでモ古さを感じず、あるいは古いために新しいファンタジー小説になっていると言ってもいいでしょう。
エルリックの運命を見届けると同時に、自己とは何かを見出す旅に、私もともに出たいと思います。


心に響いたシーンなど

エルリックとサイモリルの遠乗りのシーンが、いつでもなぜか無性に好きです。

主な登場人物

エルリック 428代目のメルニボネの王。白子。
イイルクーン エルリックの従弟
サイモリル イイルクーンの妹、エルリックの恋人。
ディヴィム・トヴァー エルリックの従兄。<竜洞の支配者>
ラッキーㇽ 赤き射手。プムの神官剣士。

こんな本が好きな方におすすめの本です

ファンタジーの名作にして傑作が読みたい方に。



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『ユニコーンの乙女 地下通路と王宮の秘密』/牧野礼 著





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(2015年読書感想46冊目)

牧野礼 著 
sime イラスト   
おすすめ度★★★☆☆(まさかの続編! 児童書らしい児童書に)


この本の概要
日本の児童書作家、牧野礼さんの著作。レーベルは講談社青い鳥文庫。
「ユニコーンの乙女」シリーズの2作目になります。
前作を読んだとき、個人的にはすごく好きなお話しだと思いましたが、まさか続編が出るとは思わなかった!

本のあらすじ

女王ロトを救ったユニコーンの乙女であるラーラ、ユニコーンのルッカ、王家のグリフォンであるネロと、ロト女王の4人は、王都に近い小さな町に。宿屋に泊ると、見張りをしていたルッカが、「地下から人の声がする」といいだして??
王家の秘密に迫るドキドキの第2巻!


この本の読みどころ


ルッカに恋のライバル出現!? まだまだ続きが気になるシリーズに!


大好きだけど、まさか続編が出るとは思ってなかったこの「ユニコーンの乙女」シリーズ。第二作目では美少年エーリオを新たに迎えて、ラーラを巡ってルッカと喧嘩するシーンも。女の子が好きそうな、児童書らしい児童書になったなあという印象を抱きました。個人的に、ファンタジーな少女漫画が好きな女の子とかにお勧めしたいです。


感想

新しく登場したキャラクター、エーリオが正統派すぎる美少年で、美少年好きな私にはとても美味しい一冊となっていました。
そのほかに、ルッカの過去、そうして最後ラーラが××してしまうという衝撃の展開に、今後も目が離せないです!
シリーズものを意識した作りになっていて、巡らされた伏線と物語の引きに素晴らしいものを感じます。少なくともあともう一冊は出ますよね? ここで打ち切りになったらあんまりです。
あと、ネロがすごく空気だったのがちょっと寂しかったです。
simeさんのイラストも素晴らしく、特に表紙が素敵。ラーラがかわいいです。
ずっと続いてほしいとは言いませんが、小ぢんまりとでも続いていけば、良書になるような、そんなシリーズだと思います。
次の巻も楽しみです!



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