FC2ブログ

2019-08

シャドウハンター 灰の街(シティ・オブ・アッシェズ)(下)(カサンドラ・クレア)

シャドウハンター 灰の街 下 (創元推理文庫)
シャドウハンター 灰の街 下 (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2011/09/21




(2014年読書感想13冊目)

カサンドラ・クレア 著 杉本詠美 訳 多田由美 表紙絵

おすすめ度★★★★★(2冊目を読み終えて総評。1冊目より好き!)


善き妖精の女王がいっていたことは、やはりほんとうなのかもしれないーー愛は人を嘘つきにする。(p39)


大好きなシリーズ、全米で(世界中で?)大人気のファンタジー小説、「シャドウハンター」シリーズの2冊目下巻の感想です!

祝映画日本公開! 上巻から間をあけず一気に読んでしまいました。面白かったです!
シャドウハンターの至宝、天賜の剣を狙う反逆者ヴァレンタイン。
クラリーたちはシーリーコート(善き妖精)の女王に支援を要請するが、代わりに意外な条件を提示され……?

この表紙、だれですか! と思ったらメガネ持ってるからサイモンだと分かりました。超別人ですね。格好いいです。●●●になるとシャドウハンターの世界ではbもれなく美形になるんですって。
一巻目に比べて、二巻目は本当に面白かったです! キャラクターの会話が面白くて魅力的だし、映像が目に浮かぶような描写はさすがというか、凄いです。
1巻に登場したキャラクターたちも魅力的でしたが、この「灰の街」から登場した新キャラもいい味出してますね。マイアとマックスがたまらなくかわいいです! いきいきとした魅力的なキャラクターが織り成すアメリカでの、人外たちの戦いは本当に面白いです。外国のティーンが夢中になるのもわかります。

今回、ジェイスがかわいそうな感じでしたが、というか最後そっちに決断が行くんですか!? とびっくりしてしまいました。次作ではとってもじれったいことになりそうです。
クラリーは遂に強力なシャドウハンターに開花しましたね。その力は、ちょっと反則かも!
マグナスも終始ちょっとかわいそうでしたが、最後は報われたのかな? アレクとマグナスの2人からも目が離せません。
イザベルが影が薄かった気がして残念です。イザベルってとっても可愛いと思うので、次作の活躍に期待したいです。
それにしてもこの2作目は、本当サイモン! って感じのお話でした。もうサイモンが主役でいいような……。マイアとくっつくのかな。
三角関係に一応の終止符が打たれ、これからどうなるのか、最後の引きがたまらなく憎いです。

私があとちょっと感心したのは、各章の章題の多くが、文学作品や詩の題名からとられてることですね。
こういった細かいところから、もっと読書の輪が広がるような、そんな章の題名をつける作者のキャシーは、本当にうまいと思いました。
このアーバン・ファンタジーな雰囲気がすごく好きなので、次巻はいよいよイドリスに物語の舞台が移りそうで、イドリスが一体どんな場所なのかなど、楽しみなような、残念なような気がしています。

とにかく、登場人物の様々なロマンスに友情に戦いに、ととにかくとても贅沢なものがたくさん盛り込まれている、そんな素敵なファンタジー小説です。私は大好き。
日本での映画公開を機に、もっと読者が増えるといいなあと思う、そんなシリーズです。おすすめ。

スポンサーサイト



シャドウハンター 灰の街(シティ・オブ・アッシェズ)(上)(カサンドラ・クレア)

シャドウハンター 灰の街 上 (創元推理文庫)
シャドウハンター 灰の街 上 (創元推理文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 発売日: 2011/09/21




(2014年読書感想12冊目)

カサンドラ・クレア 著 杉本詠美 訳 多田由美 表紙絵

おすすめ度★★★★☆(4・5くらい。前作よりも面白い感じ!)


「大人になんかなりたくない。僕は、不安に支配され、内なる妖魔と対峙することもできず、まわりの人間にあたりちらすティーンエイジャーでいたいんだ」」(p61)



大好きなシリーズ、全米で(世界中で?)大人気のファンタジー小説、「シャドウハンター」シリーズの2冊目上巻の感想です!
一巻を読み終わってからちょっと間が空いてしまいましたが、第一作目の映画が日本でも公開決定ということで、読書を再開しました。
結果、なんでもっと早く読まなかったんだよう! とじたばたしております! 面白いです!
正直、前作はお話の筋というより登場人物の人間関係を追っかけて読んでいたのですが、今回は作者も訳者もこなれてきた感じで、展開、訳文ともにとてもスマートです。すごく面白いです! やっぱりこのシリーズ好きです。

しかしやっぱり話のあらすじを説明するのが難しいのですが……。何というか、サイモン! って感じのお話でした。●●●(一応伏せます)になっちゃうんだ! という感じだったし、クラリーとジェイスとサイモンの三角関係も見どころでした。
アレクとマグナスのカップルも、影では順調そうですが、ちょっとマグナスが哀れな感じかな。
「NARUTO」の話題が出てきたり、日本のアニメを見てるシーンが描かれたり、日本人にはきっと嬉しい描写の多いのがこのシリーズの特徴で、読んでいて世界の中における日本なんてものも感じることができます。
それに、天使妖精吸血鬼人狼と、パラノーマル生物好きにはたまらない、少し詰め込まれ過ぎた感じのある贅沢な物語にもくらくらします。こういうの、ティーンの女の子は本当に好きだろうな。面白いから、日本のティーンにももっと読んでほしいんだけどな。
ところどころくすっと笑ってしまう場面もあり(カミングアウト云々に笑いました)あっという間に読むことができました。
私はアレクが好きなのですが、アレクは何というか、もっとマグナスを大事にしてあげてほしいです……。
新キャラも沢山出てきたり、これからの展開が本当に楽しみなシリーズです。
映画も絶対見に行きます。映画は4月に小規模ですが全国ロードされますよ。
一巻目ではみんなつんけんしたところの多いキャラクターたちでしたが、二巻目は棘が取れたように柔らかくかわいらしい感じのキャラクターになっています。そんなキャラクターの少年少女らしさというものを楽しみながら読むのがいいかなあと思います。
面白いので、映画化を機に第2部も翻訳してほしいです!


アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う 英国パラソル奇譚(ゲイル・キャリガー)

アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)
アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う (英国パラソル奇譚)
  • 発売元: 早川書房
  • 価格: ¥ 840
  • 発売日: 2011/04/08

(2012年感想63冊目)

原題 Soulless
ゲイル・キャリガー 著  sime 表紙絵
おすすめ度★★★☆☆(ちょっと想像していたのと違かったかもしれません)
 
「おれに挑戦する つもりか、マコン夫人?」
(中略)
「いつだってそのつもりよ」(p391)

早川文庫FTから刊行されているシリーズ。
刊行当初から気になっていたものを、やっと読むことができました。なにが気になったって、その題名、表紙、雰囲気ですね。これだけで手に取ろうと思った方は、きっと私のほかにもいるのではないでしょうか。本当、パッと見の雰囲気は素晴らしいものがあると思います。
 
しかしその分、実際読んでみた中身はちょっと想像していたものと違うかも。ファンタジーとかSFっていうより、ロマンス小説ですね。マコン卿との最初からのやり取りに、にやにやが止まらない反面、そういった描写があまりにも多いので、ちょっと辟易してしまいました。
主人公のアレクシア・タラボッティ女史は26歳のオールドミスで、イタリア人の血を引いている。おまけに魂がない。いつもパラソルを持っている。それが、われらがヒロインのアレクシア女史ですが、これも想像していた人物像とは、またちょっと違かったかも。ヴィクトリア朝の女性って難しいですね。

その他、マコン卿やその副官のライオール教授、そうして吸血鬼のアケルダマ卿など、脇を固める男性陣は魅力的です。まあ、その男性陣がこぞってアレクシアに好意を持っているのも、ちょっとハーレクインっぽいかな、と思った理由なのですが。
私が好きなのはアケルダマ卿ですね。ちょっとうざいのですが、なんだかその独特な雰囲気が癖になってしまいました。 ただ、どうしてもちょっと期待していたものと違うのが残念でした。じゃあどんなものを期待してたのかと言われると困るのですが、文体も自分にはあわなかったかなあ。それでも、ユーモアがあって面白いので、一日で読んでしまったのですが。

実際に読んでみての好き嫌いはあると思いますが、興味のある方はまず読んでみてはいかがでしょうか? と思う1冊。私には微妙でしたが、お好きな方はお好きなはずです。

ちなみに、本国では漫画も発売されているとか。アマゾンで購入できるので興味のある方は、そちらと合わせて読んでみることをお勧めします。 漫画のリンクも張っておきますね。
 
Soulless: The Manga (Parasol Protectorate)
Soulless: The Manga (Parasol Protectorate)
  • 発売元: Little, Brown Young Readers
  • 価格: ¥ 1,193
  • 発売日: 2012/03/01

にほんブログ村 本ブログへ

にほんブログ村

トワイライト7 赤い刻印(ステファニー・メイヤー)

トワイライト〈7〉 赤い刻印
トワイライト〈7〉 赤い刻印
  • 発売元: ヴィレッジブックス
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2007/11/20

原題 Eclipse
ステファニー・メイヤー 著 小原亜美 訳 ゴツボ×リュウジ 絵
おすすめ度★★★★☆(第三期はのっけからついつい読ませられてしまいます)

「(前略)ときどき、理由ははっきりわからないけど、おれたちはそんな風にパートナーを見つけるんだ」ジェイコブはすっと視線をあたしにもどして顔を赤らめた。「その……運命の人を」(p188)

トワイライト7冊目。第三期の一番最初にあたります。
一族に迎えられることが決まったベラ。しかし、その前に様々な問題が立ちはだかって……。

というようなお話。

な、なんというかジェイコブー! という感じの一冊でした。
ジェイコブの天真爛漫さが影をひそめてしまった様子が考えさせられます。ある意味では大人になったのだろうけど、ちょっと悲しい。
ここにきて、エドワードとジェイコブの対比が鮮やかになっていきますね。
そんなエドワードは、ベラに対してとっても慎重。
そう、エドワードってベラに対して過保護なのよね! とか、エドワードって古風なのよね! とか、ところどころうんうんとうなずきながら読んでしまいました。エドワードもジェイコブもどちらも魅力的です。

ベラに共感できないという声も巷ではあるようですが、私は特に気にせずに読めました。感性が問題なのでしょうか……。

そしてこの巻はなによりもロザリーですね。ロザリーの過去が悲しいです。
というかロザリーもいい子ですよね。彼女なりにベラのことを思っているのだから……。ロザリーが一気に大好きになりました。あと明らかにされていないのはエメットとジャスパーの過去。二人の過去も気になります。

アリスとのお泊り会もかわいかったし、カレン家の人たちって本当にいい人ばかりだなあと思いました。

そんなカレン家とベラに忍び寄る影…! 次の巻が楽しみで仕方ありません。

今回出てきた刻印の話も印象的。ジェイコブはベラに対して刻印を意識するほどの強い吸引力を感じてはいないみたいだし、ジェイコブにはジェイコブの運命の人がいたりするのでしょうか。ぜひ、そんな人がいてほしいものです。
このシリーズもやっと折り返し。
この後どうなるかも、ちゃんと読んでいきたいと思います。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

トワイライト6 嘆きの堕天使

トワイライト〈6〉 嘆きの堕天使
トワイライト〈6〉 嘆きの堕天使
  • 発売元: ヴィレッジブックス
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2006/12/20

原題 New Moon
ステファニー・メイヤー 著 小原亜美 訳 ゴツボ×リュウジ 絵
お勧め度★★★★☆(一気読みできる波乱の展開です!)


「でもぼくらにはしあわせだって思う理由はやまほどあるよ。まずこうして生きている」
「そうね。それは大事」
「そして一緒にいる」エドワードはため息まじりにいった。(p164)

トワイライト6冊目。第二部作目の最後にあたります。

ベラが死んだと思いこんでしまったエドワードは、イタリアにいる吸血鬼の王族、ヴォルトゥーリ一族のもとに、自身を殺してくれるように頼みこみます。
そんなエドワードを助けに後を追ったベラとアリス。はたして3人はどうなってしまうのか!?

といったようなお話。

いやー、急展開で面白かった! まあ、この急展開っぷりがアメリカ作家らしいとか、そんなこと感じてしまいましたが、面白かったです!
ヴァンパイアものでもありながら今までいまいちヴァンパイア成分が感じられなかったのですが、エドワードたちカレン家の人々以外の吸血鬼の暗躍に、おお、なんだかヴァンパイアものって感じがする! と今まで以上に面白く読めました。それに狼人間まで出てくるし。ワールドオブダークネスの世界だあ、とにやにやが止まらないです。

特にこの話は、本当に最後の展開がいいですね! エドワードのそばにいて、家族になるために、ジェイコブとたもとを分かつ形になってしまったベラ。そのことにショックを受け、ジェイコブとの友情を取り戻そうと誓います。
まあ、エドワードもジェイコブも両方手にするつもりかよ! と思わなくもありませんが、気持ちはわからないでもないからなあ……。わたしにはなんとも言えないです。

カレン家の人々の多数決によって、一族に迎えられることが内定したベラ。しかしその状況は周囲に危険が渦巻いています。この先どうなるんだろう。

それにしても一番かわいそうなのはチャーリー(ベラのお父さん)だよなあ、って思う。本当に娘のことを心配しているのに、娘とはなかなか衝突が絶えない……。
いつか本当に身体を壊してどうにかなっちゃうんじゃないかと心配です。そんなことにはなりませんように……。

そして再会した時から相変わらず甘々なエドワードとベラ。この空気感がトワイライトだよなあ、としみじみしてしまいました。
面白かったです。次の第三章も期待して読みたいと思います。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

マユリ

Author:マユリ
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ(タブ)

カテゴリ

未分類 (6)
紅茶・お茶・珈琲 (9)
海外ファンタジー (202)
ハイ・ファンタジー (105)
エブリディ・マジック (50)
アーバン・ファンタジー (22)
アニマル・ファンタジー (9)
ヒストリカル・ファンタジー (16)
国内ファンタジー (70)
異世界ファンタジー (58)
日常の不思議 (11)
神話・伝説・童話 (31)
神話 (4)
伝説 (9)
童話 (18)
ロマンス (14)
SF (29)
少女小説 (76)
ラノベ (26)
BL・JUNE・少年もの (20)
BL (14)
JUNE (3)
少年物 (3)
ミステリ・ホラー (38)
ミステリ (31)
ホラー (7)
古典・文学 (8)
現代小説 (7)
ヤング・アダルト・児童書 (114)
YA (58)
高学年 (29)
低学年 (27)
絵本 (34)
戯曲・詩 (4)
幻想・耽美小説 (7)
ハードボイルド (1)
伝奇 (2)
歴史・時代物 (4)
ノヴェライズ (4)
漫画 (5)
日記 (2)
このブログについて (1)
未選択 (2)
キャラクター文芸 (3)
エッセイ (1)

タグ

美青年 王子 美少年 王女 魔法使い 妖精 異世界 騎士 吸血鬼 双子 学校 海賊 ドラゴン 兄妹 女王 吟遊詩人 アーサー王伝説 中華風 三角関係 身分違い 兄弟 巫女 西洋風 人狼 姉妹 エリザベス朝 本・図書館 ケルト  妖怪 近未来 おすすめ 姉弟 切ない 神父・シスター 人造人間 天使 幼馴染 ユニコーン ヴィクトリア朝 お店物 RPG小説 軍人 和風 人魚 食べ物系 学園 中世 人形 ホームズ 

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

訪問者様