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2019-11

『おこぼれ姫と円卓の騎士 女神の警告』/石田リンネ 著




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(2016年読書感想5冊目)


この本の概要


著者 石田リンネ
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト  起屋一子
出版社  KADOKAWA(ビーズログ文庫)
ジャンル 少女小説(西洋風ファンタジー)
ページ数 223ページ
フォーマット 紙本(文庫)
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ12作目。
なぜこの本を読んだか。 シリーズずっと読んでいて、続きも楽しみにしていたから。
本の入手方法 書店にて購入。

   
おすすめ度

感動 ★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★★
驚き ★★★★
学んだ ★★

この本を評価するなら 75点くらい。久しぶりに読んだけれど面白いです。微糖なのもたまらない!

収録作品

女神の警告

受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ

ウルク帝国に国家間問題の調停に出向いていたレティの長兄、フリートヘルムが砂漠で行方不明に!? 己の騎士であるデューク、クレイグ、アストリッドを連れて極秘に兄の搜索に出向くレティも、不思議な砂嵐に巻き込まれて騎士と離れ離れに!?
なんとかウルク帝国にたどり着いたあとも、不思議な事件に巻き込まれて……。
砂漠の女神が守護する、神秘的なウルク帝国編前編!


この本の感想

石田さんは本当に、巻を重ねるごとに上手くなっている作家さんだと思います。
最初の23巻で面白くないと読むのをやめた人がいたら、ぜひもう少し頑張って読んで欲しいと自信を持って勧められるシリーズになりました。
今回は、長らく出番のなかったフリートヘルム殿下が大活躍。
フリートヘルム殿下の意外すぎる特技が発覚したり、レティを想って行動し、実行するさまは格好いいです。
レティとデュークも、微々たるものだけれども進展したのか、いやこれは後退したのか、と思える展開があってときめきます。恋するレティはかわいいです。
また、新キャラのウルク帝国のカリム王子が、いい感じにこじれていて面倒くさくて面白くて個人的に好感が持てます。
何やら不穏な気配の漂う幕引きですが、この巻もとても面白かったです。

心に響いたシーンなど

上にも書いたのですが、フリートヘルム殿下大活躍回でした。
個人的には最後、フリートヘルムとカリム王子の駆け引きが印象的です。フリートヘルム殿下、やっぱりお兄ちゃんなんですね。
あと、デュークとレティはお友達からって、何か違うけれど微笑ましいです。


主な登場人物

レティーツィア ソルヴェール国第一王女にして時期女王。騎士王の生まれ変わりで、自身の騎士を集めている。
デューク。レティの第一席騎士。レティのよき理解者。
フリートヘルム レティの異母長兄。砂漠で行方不明になる。
カリム ウルク帝国の第一王子。しかし王位継承権はない。


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おこぼれ姫と円卓の騎士 臣下の役目(石田リンネ)




(2015年読書感想30冊目)


石田リンネ 著 起家一子  イラスト
おすすめ度★★★★★(面白かった! ほろ苦さを残す幕引きが何とも言えず◎)


「必要なのは軍師としての俺だ。……こうやって、下種なことを考えてやれるおれが、貴女のこれからには必要だ……!」(p262)
―メルディの言葉―


華やかなミモザ祭りの裏で起こる事件。メルディがたどり着いた5年前の事件の真相とは…!? シリーズ11弾目!


大好きな少女小説であるこの、「おこぼれ姫と円卓の騎士」も、早いことでもう11冊目(番外編いれれば12冊)となるようです。最初はどうかなと思う部分もありましたが、今では本当に一皮も二皮もむけ、面白い少女小説になったと思います。凄く微糖だけど、でもそこがいい! その分の破壊力が凄いから! と思っています。

この巻で、前作から続く「軍師編」が一段落。正直もう一つの道にも大分ときめきましたが、メルディはそこに落ち着きますよね。なんだかメルディが出てきた前の巻から、キャラクター同士の会話や絡みも、深みとヴァリエーションが出てきて面白くなったように思います。レティにとって、メルディは欠かせない存在だなと思います。

存在が消えかけていると思っていたデュークも、最後に爆弾を投げてくれました。やっぱりこの2人の辛味がたまらないのです…! 少女小説としてもしっかりと萌えを補給できます。

今回はレティの騎士がまんべんなく活躍し、前半の混沌とした展開も含めて、楽しかったです。レティも人に頼ることを覚えて、なんだか読んでるこちらまでほっとしてしまいました。安定の面白さです。
でも今回は、ほろ苦さの残る余韻のある事件の幕引きとなり、個人的にはそれがとてもよかったと感じました。デュークとレティももちろん好きだけど、メルディとレティの組み合わせも好きです。相変わらず楽しい銀狼公と、今回渋い活躍が光っていたグイード殿下も素敵でした。

南へ外交にいった長男殿下が長く帰ってこないというのは、何かの伏線かなと思いながら、次巻はその長男と一緒に事件が動いていくとにおわせるあとがきもあり、とても楽しみです。キャラクターも魅力的だし、とても面白いと思います。大好きな少女小説のシリーズです。
レティの活躍がもっと見たいなと思ってしまう、お勧めのシリーズです。

おこぼれ姫と円卓の騎士 二人の軍師(石田リンネ)

おこぼれ姫と円卓の騎士 二人の軍師 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 二人の軍師 (ビーズログ文庫)
(2015/01/15)
石田リンネ

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(2015年読書感想8冊目)


石田リンネ 著 起家一子 イラスト  
おすすめ度★★★★✩(面白かったけど、もう少し、もう少しだけお砂糖を…!)


「メルディ、貴方はまだ若い。これからの人生の方が長い。あんな馬鹿な男に囚われることなく、貴方の才能を磨き続けなさい」(p199)
-レティからメルディに-


軍師候補メルディの成長と頭脳戦が楽しい「おこぼれ姫」シリーズ第10弾!


私も大好きな大人気の少女小説、「おこぼれ姫と円卓の騎士」第10弾となる今回は軍師編です。軍師というと様々な作品に、ものすごく優秀な軍師が沢山登場して、物語に華を添えていますが、この物語に出てくる軍師候補のメルディは、家柄以外は取り立てて取り柄のない平凡な没落貴族の息子で!?
レティは彼を見定めるために、ささやかな旅に同行させるが、立ち寄った街できな臭い事件が起こって……、というお話かな。

このお話はすごく面白かったです! 
なにより、最初は家でぐーたらしているだけの自宅警備員だったメルディが、レティと関わることで、レティもメルディと関わることで、徐々にその感情や認識を改め、一歩前に進もうとする姿勢がとてもよかったです。
メルディは応援したくなる人だったし、かなり好きなタイプの人物です。まだ騎士確定はしていないようですが、ぜひレティの頭脳になって、彼女を支えて欲しいです。
タイトルのふたりの軍師はそういう意味だったか、と読んでみて納得。
少女小説ではBL萌えなどしない私ではありますが、メルディに対するゼノンの少し歪んだ執着には、ちょっとときめいてしまいました。何はともあれ、ゼノンはこれからも手ごわい敵になりそうで、物語もちょっと動き出した感じがして、とても楽しく読めました。

ただ、やっぱり少女小説に期待するのは、糖度という部分もあって!
最初と最後だけでデュークは十分報われたし、すごくニヤニヤしたけれど、前巻のソレスに続いて、今回のヒーローもやっぱりメルディでした。
石田さんの潔くてうまいところではあるけれど、登場人物が多いから、必ず割を食らうキャラクターがいるというのも、どのキャラクターも魅力的な分寂しいですね。でも今回、名前しか出ていないグイード殿下がとても輝いておりました。グイード殿下ってすごいんだなぁ。
そんなお兄さま方の顔も久しぶりに見たいなあと思いながら、ますます面白くなる物語から目が離せません。今後が楽しみな一冊です。
このシリーズにもはや激甘な展開は求めていませんが、次回はもう少し少女小説らしさのある甘い展開を楽しみにしたいと思います。


おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩(石田リンネ)

おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 恋にまつわる四行詩 (ビーズログ文庫)
(2014/09/13)
石田リンネ

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(2014年読書感想56冊目)

石田リンネ 著  起家一子 イラスト
おすすめ度★★★★✩(4・5くらい。シリーズ初の短編集! 本編より糖度高いです。)


レティは王となってーー……平和な国も、兄も、皆のための学校も、全てを手に入れるのだ。(p279)
ーレティの決意ー


石田リンネさんの大人気少女小説、「おこぼれ姫と円卓の騎士」の初の外伝にして短編集。
しかも、恋をテーマにした短編が4本収録されています。
ウィラードとアイリーチェの、偶然から始まった運命の恋を描いた「葡萄姫の恋愛未満」
アストリッドがレティの妹姫であるコルネリアのためにワルツに奮闘する「ボラリスと恋のワルツを」
ノーザルツ公と彼の4人の妻を描いた「恋をしている銀色の狼」
レティとデュークの出会い? を描いた「もしもわたくしの恋だったら」

表紙が綺麗ですがなかなかすごい構図です。愛人王となるレティのその一端を垣間見るようです。
私が好きなのは、短編と呼ぶよりむしろ長編というか中編な、「葡萄姫の恋愛未満」
ウィラードは一桁の少女しか愛せないという特殊嗜好の持ち主の伯爵令息ですが、そこを除けば(いや、そこも込みで)穏やかで優しくて紳士で、大好きなキャラです。アイリーチェもかなり好きなので、二人が主役のお話を堪能できて幸せでした。

石田さんは本当に成長して、うまい作家さんになりましたね。
キャラクターがすごく多くなってるにも関わらず、ちょっとの見せ場で、キャラクターを魅力的に表現することが、特にうまいと思います。そんなところが、このシリーズの好きなところです。
この外伝は、ソレス以外のキャラクターにはほぼ出番があったんじゃないかと思います。このシリーズはキャラクターが魅力的でどのキャラも甲乙つけがたいので、キャラクターをうまく捌く作者様の力量の上達っぷりが嬉しいです。これからも応援したいシリーズで、作家さんです。

それにしても今回、短編集の最後を締める上記に抜粋した文章が、この物語のひとつの方向性を提示しているようで、嬉しくなってしまいました。レティ、お兄さまたちもゲットするつもりなのですね。それは頼もしい!
どんどん世界が広がっていき、魅力的になっているこのシリーズ。
個人的に、今一番推している少女小説の一つです。おすすめ

おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談(石田リンネ)

おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談<CD付特装版> (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)
(2014/06/13)
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(2014年読書感想37冊目)

石田リンネ 著 起家一子 イラスト
おすすめ度★★★★☆(ソレスのキャラクターが個人的にツボでした!)

ーー貴方が海にいるように、わたくしは王の座にいるのです。(p89)
―レティからソレスにー

大人気の少女小説、「おこぼれ姫と円卓の騎士」シリーズ第9弾。CD付き特装版を買いましたが、本の中身のみの感想になります。
前巻の最後に、間違った方向にいろいろ決心したレティ。レティって恋愛偏差値低いなー、などと読者たちは思いつつ、その決心を実行するために、レティは「夫探し」を開始するのだった。
その最初の候補はナバニア国の王子、ソレス・デ・ラ・イグレシオであり、型破りなその性格に、あのレティが振り回されて……??

というような話かな。
正直、ソレス王子の外見が好きすぎて、特装版よりも通常盤の方が表紙が好みで、特装版を予約して買ったのですが、ちょっと後悔しています。

中身の感想で思ったことは、今回レティが利益よりも自分の感情を優先して騎士選びしたところに、レティの変化を感じられて、良かったような、微妙なような、と思いました。
でも、ソレス王子はすごく好きなキャラクターなので、彼との絆が途絶えることなく、より深いものになりそうなのはすごく嬉しいです。騎士もこれで8人まで席が埋まりましたが、いずれも個性的。あと4人はどうなるのでしょうか。楽しみです。
しかしレティ、騎士のうちの4分の1は他国の王族関係者っていうのは、箔が付きすぎだと思います。
あと、ウィラードが結構好きなのですが、ウィラードの出番がほぼなくて寂しかったり。でも恋人のアイリーチェの出番が多くて、なんか嬉しかったり、作者様は必要ないと思ったら出番をバッサリ切るので、潔いのですが、さみしい部分もありますね。でも、登場人物を満遍なく物語に絡ませるのがうまいので、不満というかはなくて、満足感がとっても強いです。

今回は完全にソレス王子のターンでした。正直、少女小説として、ヒーローは完全にソレスで、デュークは完全に脇役キャラ的な印象。糖度は低く、進展もそんなにありませんでした。唯一デューク的に美味しかったのは、ケーキの場面とラストですね。ソレスは普通に好感度高いキャラだと思いますが、彼が好きじゃない人には辛い一冊だったんじゃないかなと思います。
それにしても、出番がなくても美味しいグイード殿下とノーザルツ公が大好きです。
本当、作者様が、巻を追うごとに成長してるし、面白いシリーズだと思います。
個人的にほんのあとひと匙分くらい糖度が高くてもいいのですが、やっぱりデュークとレティが好きなので、次巻は展開あるといいな。これからはソレスがふたりの関係をかき回したりするのでしょうか。
それにしてもソレスがダメなら、レティの夫はどんな人になるんだろう。
魅力的な人が夫になってくれるといいのですが。
いろいろ書きましたが、次の巻も楽しみなシリーズです。

通常盤の表紙も貼っておきます。
色味が綺麗!

おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)おこぼれ姫と円卓の騎士 提督の商談 (ビーズログ文庫)
(2014/06/13)
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