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2019-11

指輪物語 「中つ国」のうた/J.R.R.トールキン 著





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(2017年読書感想17冊目)

「指輪物語」を彩る数々の詩を抜粋して、アラン・リーの美しい挿絵と共に収めた物。
この本は危です。
アラン・リーの挿絵は最高に素敵だし、詩を読むだけでも、指輪物語が猛烈に読みたくなってしまうというような、抗いがたい、「ひとつの指輪」の様な魔力が詰まっている。
この本を読んでいる間、指輪物語が読みたくなって仕方なかった。それと同じで、指輪物語の世界を、読後もさまよっていたい人向けに、最適の一冊ではないかと思われる。
この本を読んで、改めてわかったことは、「指輪物語」の世界には、なんと素晴らしい詩に溢れているか、という点でした。しかしその中でも、エルフ語の歌は抜粋の対象外なので注意です。
指輪物語は気になるけれど、途中で挫折してしまった、という方にもおすすめの一冊です。
歌が歌われる場面についても簡単に添えられているので、話の筋が判ります。逆に中途半端なネタバレ感はあるかもしれませんが。指輪物語にチャレンジしたい人が、最初に予習を兼ねて読む本としてもお勧めかもしれません。
この本を読むと、何気にレゴラスがよく歌っていること、などが判り、新たな発見があることも嬉しい限りでした。
指輪物語の詩集として、家の本棚の中にしまっておきたい、本当に素敵な一冊です。
おすすめ。


この本の概要


著者 J.R.R.トールキン
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 瀬田貞二 田中明子
イラスト   アラン・リー
出版社  評論社
レーベル 
ジャンル 詩集
ページ数 109P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? これ一冊で読める。
なぜこの本を読んだか。急に読みたくなって
本の入手方法 図書館より

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容


壮大な『指輪物語』をいろどる美しい歌の数々。しかし、「中つ国」を遠く離れた私たちには、その歌の意味するところを正確に知ることができない。本書は、歌に対して『指輪物語』本編では語られていない解説を、ささやかながら付した。また、その歌が歌われている状況もあわせて説明してある


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少年の魔法のつのぶえ―ドイツのわらべうた/ブレンターノ アルニム 編




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(2016年読書感想19冊目)



この本の概要


著者 クレメンス・ブレンターノ アヒム・フォン・アルニム 採話
本(作者)の国籍 ドイツ
訳者 矢川澄子 池田佳代子
イラスト 駒形克哉
出版社 岩波書房
レーベル 岩波少年文庫
ジャンル 詩(わらべ歌)
ページ数 182ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? ノンシリーズ(単独で読める)
なぜこの本を読んだか。本屋で見かけ、無性に惹かれて。
本の入手方法 書店にて購入。

   
おすすめ度

感動 ★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★
驚き ★★★★
学んだ ★★★

この本を評価するなら 85点くらい。面白いです。子供から大人まで楽しめそう。

収録作品

少年の魔法の角笛
第一部 子どもの歌、暮らしの歌
第二部 さまざまな愛の歌 ものがたりの歌


受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ 内容(「MARC」データベースより)

旅まわりの職人、家事手伝いの娘たちなど、庶民の口から口へ伝えられたドイツ語圏の民謡を紹介。子どもの暮らしにまつわる代表的なわらべうたを収録したドイツのマザーグース。



この本の感想

ドイツという国には個人的にとても惹かれるものがあります。
そのドイツのマザーグースという文句に惹かれ、またなんとも言えない雰囲気に誘われるように手に取りました。
わらべ歌は好きです。人々の暮らしが見えてくるようで、活き活きとした詩に、実際はメロディは判らないのに、メロディも聞こえてきそうな気になります。
しかしドイツというお国柄なのか、わらべ歌だからなのか、とにかく歌の中で人や動物があっけなく死んでしまうのには驚かされます。しかし、それも中世のドイツならではと納得してしまいました。
第二部、愛の歌物語の歌は、さすがロマン派と言われる時代を築き上げたドイツの歌らしく、非常に甘美でロマンチックです。
やっぱり私はドイツが好きだなと思います。
子どもが読んでも、大人が読んでも面白い一冊だと思います。また、装画の切り絵が絶品です。おすすめ。

心に響いたシーンなど

詩集につ・き割愛


主な登場人物


詩集につき割愛




こんな本が好きな方におすすめの本です。
ドイツがお好きな方に。
詩やわらべ歌に興味のある方に



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サーカス物語(ミヒャエル・エンデ)

サーカス物語 (エンデの傑作ファンタジー)
サーカス物語 (エンデの傑作ファンタジー)
  • 発売元: 岩波書店
  • 発売日: 1984/07/13


(2012年感想84冊目)


原題 Das Gauklermärchen
ミヒャエル・エンデ 著 矢川澄子 訳 司修 絵  
おすすめ度★★★★★(いろいろ考えさせられる、とっても素敵な一冊でした。)

きたるべき世界は幻想からしか生まれない
みずからつくりだすもののなかでこそ、ぼくらは自由なのだ。(p192)


ミヒャエル・エンデの戯曲。
「サーカス物語」という題名ですが、そのサーカス団はいままさに廃業を余儀なくされているところ。スカウトしてくれるという会社が出した条件は、団員の知恵遅れの少女エリを手放せというもの。
悩む団員たちに、エリはお話をせがみ、そして……、というお話です。

いやー、面白かった!
学生の時一度読んだ記憶があるのですが、その時はいまいちおもしろさがわからなかったのですが、今読むと本当に面白いです! 大人向きの戯曲だなあと思いました。
劇中劇があって、その劇中劇と劇がつながって最後の展開になるのですが、この劇の登場人物が、みんなどこか妖しくて、それでいて繊細なのが素敵です。
このお話は、明日国という国名に象徴されるように、痛々しいほどの希望と愛情、そして夢を見、想像することのすばらしさを訴えた作品になっています。とても素晴らしい。本当に素敵な一冊です。

最後、最初はエリを手放すことが彼女の幸せになると考えていた団員たちが、エリを手放さず、時代遅れで嘲笑の的になろうとも、サーカス団を続けていこうとしたところが良かったです。
現代社会にたいする様々な批判のようなものも読めて、非常にエンデらしい作品となっているように思います。

また、本の装丁も本当に素晴らしく、図書館で借りたのですが、思わず手元に置いておきたくなります。
読みやすいし、本当におすすめの一冊です。
ぜひ読んでみてください。面白かった。

ファウスト 第一部 新訳決定版

ファウスト 第一部 新訳決定版
ファウスト 第一部 新訳決定版
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 2,940
  • 発売日: 1999/10/22

ゲーテ 著 池内紀 訳
お勧め度★★★★☆(ファウスト初心者向き?)

言わずと知れたドイツ文学の名著。
ドイツ文学好きだけど、そういえばゲーテさんとはあんまり仲良くしたことがなかったなぁ…、まあゲーテさんは有名人だから私と知り合わなくても人気者でしょう。とか思っていたのですが、この前友人との会話にちらっと出てきて良い機会と読んでみることに。

うーん、感想としてはすごく読みやすいです。物語の筋もわかりやすくちゃんと頭に入ります。
正直、ファウストってこんな簡単に読めちゃっていいの? という感じで驚きです。
うっかり斜め読みとかもできちゃいます。

思うに、ファウストを知らない人や、学生さんなどがその門戸を開くために読む一冊だと思いました。
この本であらすじを知って、ほかの鴎外訳なんかを読む…。という感じです。

解説も付いていて、初心者には本当にやさしい作りです。
挿絵もあっていいのですが、その挿絵がちょっと俗っぽい感じなのがちょっと気になります。 もっと重厚な絵で読みたかった。

なにはともあれ、ファウスト初心者にお勧めの一冊です。

以下ちょっとだけ。

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