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2019-06

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『FLESH & BLOOD13』/松岡なつき 著




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(2015年読書感想61冊目)

松岡なつき 著 
彩 イラスト

   
おすすめ度★★★★✩(新章開幕! 新しい展開から目が離せない!)


この本の概要
日本のBL小説作家、松岡なつきさんの大人気シリーズ、FLESH&BLOODの第13巻目。
スペインから戻ってきて、イングランドに帰還した海斗たちに、新たな悩みが尽きません。ますます目が離せない、新章開幕の一冊です!


本のあらすじ

スペインから無事イングランドに帰還した海斗たち。
しかし結核に罹った海斗の容態は、日に日に悪化していく。
しかも、現代から和哉が、海斗に会いにタイムスリップしてくるかもしれなくて!?



この本の読みどころと感想


海斗の容態が痛々しく、不穏な一冊。ついに和哉もやってくる?


とにかくこの本、海斗の容態が悪化していくさまが痛々しく、読んでるこちらまでドキドキしてしまいます。ジェフリーとナイジェル、そうしてリリーの献身的な介護の様子が見所でしょうか。特にナイジェル! メイトがあまりにも優しすぎて、ナイジェル好きな私も思わず涙でした。
そしてなにより、この巻は和哉がついにタイムスリップに成功したかも、という絶妙なところで終わっていて、ドキドキが止まりません。
前巻でジェフリーをビセンテ好きなあまり結構けちょんけちょんにいってしまった私ですが、この巻を読むと、ジェフリーもいいな、なんて思います。この一途で華やかで男らしい感じはたしかにいいです。
逆にビセンテがフェリペ様と謁見する場面は違う意味でのドキドキにより読む手が止まりました。ビセンテ、アロンソがいてよかったね、と思う傍ら、レオがどうなったのか、たまらなく気になる私です。
次巻は幕開けから急展開が予想されて、早く読みたいという気持ちで一杯です。楽しみ!



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『FLESH & BLOOD12 』/松岡なつき 著




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(2015年読書感想45冊目)

松岡なつき 著 
彩 イラスト   
おすすめ度★★★★★(ビセンテ! ビセンテ! ビセンテ好きにはたまらない、怒涛のチェイス編です!)


この本の概要

日本のBL小説作家、松岡なつきさんの著作。レーベルはキャラ文庫。
「FLESH&BLOOD」シリーズの第12作目になります。
この本からイラストの担当が、雪舟薫さんから、彩さんにバトンタッチです。
雪舟さんの水のように涼しげなイラストと違った、炎のような鮮やかなイラスト、素敵です。
でも人物紹介の年齢表記はいらなかったかも。すごくびっくりしたから!


本のあらすじ

スペインの二重間諜、ラウルの手引きによってジェフリーと再会し、イングランドの仲間の元へと脱出を図る海斗。
それを必死に追跡するビセンテ。
しかも海斗には結核の疑いがあって…!?


この本の読みどころ


スペイン男ビセンテの涙と愛


最初に断っておきますと、この巻のジェフリーはとても素敵です。
しかしそれ以上に、スペインびいき、ビセンテ大好きな私としては、スペイン男の涙と愛を見せつけるビセンテに、同じように泣き、そうして愛おしい気持ちに一杯になりました。
ビセンテがアロンソにいった、「(海斗を)愛しているのです」のセリフが胸を打ちます。
もうこの巻は、ビセンテの愛を堪能し、涙する巻です。
海斗の容態と、和哉の再登場をにおわせる描写も楽しみですが、ビセンテの前ではすべてかすんでしまいます。


感想

ビセンテの愛と涙について熱弁してしまいましたが、とにかく息を呑むほど緊迫した、脱出と追跡の攻防が、本当に面白い一冊です。
そこにそれぞれの登場人物の想いが交錯するのですから、たまらなく熱い気持ちになってしまいます。
イラストが復活したのも嬉しくて、彩さんのイラストも、個人的にはとても素敵で、麗しいと思います。
この話はジェフリー×海斗が基盤にあるのは判っているのですが、正直主役二人よりも脇役が魅力的です。
読み始めたら、お気に入りの登場人物が気になって、BL小説であることも忘れて読みふけること間違いなしで、読めば読むほどにこのシリーズの虜です。



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FLESH&BLOOD11 (松岡なつき 著)




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(2015年読書感想39冊目)


松岡なつき 著 雪舟薫  表紙絵 
おすすめ度★★★★★(息もつかせぬ奪還編! 熱いです! 面白いです!)


この本の概要


日本のBL小説作家、松岡なつきさんの大人気シリーズ「FLESH&BLOOD」の11冊目に当たります。
この本で、今までイラストや挿絵を手掛けて雪舟薫さんがイラストを手掛けるのは最後になります。
出版社は徳間書店。
レーベルはキャラ文庫で、スペイン編も佳境の海斗奪還編になります。
雪舟さんのイラスト、大好きです! お疲れさまでした!


本のあらすじ

スペイン王宮で毒殺されかけた海斗は、療養のため一時パストラーナへ。
ビセンテにも情が移りかけたころ、二重間諜の修道士、ラウルの計らいで、ジェフリーと感動の再会を果たすが!?
ジェフリーたちは、海斗奪還のために猛反撃に打って出る!


この本の読みどころ。



敵であるビセンテを見殺しにできない海斗の苦悩

私はこのシリーズではスペイン組を凄くひいきにしていて、特にビセンテはシリーズ一のお気に入りキャラなのです。ビセンテの幸せは私の幸せくらいの勢いだったのですが、この巻ではそのビセンテに対して情が移ってきた、海斗の「ビセンテやレオが死ぬ未来が判っているのに、見殺しにすることは出来ない」という苦悩がとても丁寧に描かれていて、ビセンテが可哀想で仕方なく、それ以上に、おそらく初めて、海斗にものすごく感情移入しながら読んでしまいました。
海斗は、歴史を変えるようなことはしないと誓いながらも、ビセンテのために、こっそりその歴史を変えてしまうようなメッセージを残します。これで、スペインの負けが決まっていた例の海戦の行方にも、一石が投じられたのでしょうか。もうこの時点で先が見えなくなってきていて、本当に面白いです!
また、作者の松岡なつきさんは、シリーズ11冊目になるこの巻のあとがきで、主要人物はたぶん出そろった、と書いています。
最後の主要人物はアロンソ様かな。
だとしても、松岡さんの中にこの物語の壮大なプロットがあったんだなと感じられ、本当にすごいなと思てしまいます。
BL小説としては、海斗の結核疑惑もあり、管を重ねてもすがすがしいほど清らかな海斗ですが、よく考察された時代背景や歴史解釈、丁寧な心理描写などは、本当に素晴らしく、このシリーズはとても面白い! 名作だ! と断言できるものがあると思います。
心はジェフリーのものであることは揺るがずとも、ビセンテを慮る海斗のやさしさと、それに伴う苦悩は、この巻の素晴らしいところ路の一つでしょう。


海斗への愛を自覚したビセンテ。それはもはや恋ではなく、愛なのです。


この巻は、とにかくビセンテのやさしさと献身ぶりが際立つ一冊。
ビセンテも海斗も、ビセンテの感情は、弟に対する兄のような愛情なのだとお互いに感じていましたが、この巻で、ビセンテは海斗への愛情をはっきりと自覚します。
自覚したときには、それはもはや、恋ですらなくなっていて、深い愛情になっていたのです。
海斗の心が自分の物にならないのも、ビセンテは潔いまでに自覚しています。
それでも、海斗の傍にいることが許されるのは自分だけなのだと、しばりつけ、自由を奪うことでしか自分の愛を表現できないことを呪いながら、海斗を深く深く愛しています。
ジェフリーともナイジェルとも、全く違う愛し方。でも、とてもビセンテらしいと思います。


この本の感想


この巻は、スペイン組の個性も、イングランド組の個性や友情も、遺憾なくたっぷりと描かれ、それぞれの対比が鮮やかな一冊となっているとおもいます。ジェフリーも、海斗といるときより、ナイジェルやキットといるときのほうが活き活きしているように感じられて好きです。
というかこの巻でさりげなく一番愛されているのは、ナイジェルだと思います。ジェフリーのほのかな初恋の君という描写に、わあ、二人の過去のお話もすごく読んでみたい! などと思わされて仕方ありません。
そんなナイジェルも、自分に熱烈な愛情を寄せるキットに対しては鉄壁のツンツンで、キットがんばれ! と思う反面、ナイジェルはキットにはデレなくてもいいなどと思ってしまいます。

また、この巻ではスペイン組も新しい人間関係を築きます。
ビセンテとアロンソ様、フェリペ二世の寵愛を争う二人が友人になります。
人懐こく、人を魅了してやまないアロンソ様が、これからどう物語に絡み、ビセンテに、あるいはレオにとってどういう存在になっていくのかが楽しみです。
スペイン組も魅力的な人たちばかりです! ぜひ頑張ってほしいと思い、応援しています。
次の巻は、丸ごと一冊スペイン脱出篇になるのでしょうか。
海斗にかかる結核の疑いなど、暗い影も感じられ、続きが読みたくて仕方ありません。
しかし結核なら、海斗とジェフリーにはまたしても焦らされるだろうなと思うと、ある意味では本というに、BL小説だということを忘れられるというか、安心して読めるというか。でも、それでもこんなに面白いBL小説ってすごいと思います! このシリーズ大好きです。
世界史の知識に疎くても、面白いと感じられる。そんなところもいいな、なんて思ってしまいます。



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鉱石倶楽部(長野まゆみ)

鉱石倶楽部 (MOE BOOKS)鉱石倶楽部 (MOE BOOKS)
(1994/02)
長野 まゆみ

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(2015年読書感想11冊目)

長野まゆみ 著 イラスト 
おすすめ度★★★★★(これは文庫でいいので手元に置いておきたい。素敵な短編集です)


つまり、南魚がアフロディテの化身だからというわけだね
そう、蕾は少年の心臓
なるほど、ちょっと意味深(p50)

―「寝台特急」より。少年たちの会話ー


鉱石をお菓子に見立てた、長野まゆみらしさ満載の幻想世界短編集


久しぶりに長野まゆみさんの幻想的な世界に戻ってきました。
一時期とても疎遠だったのに、またページを開くと、やっぱりいいなあと思えるような普遍的な魅力が、長野まゆみさんの著作にはありますよね。
昔友人が、長野まゆみさんの本の中ではこれが一等好きだと話していたのを思い出し、また私も鉱石に興味が出てきたので、図書館で取り寄せて読書しました。

最初の短編から、中に収録されている18の掌編、そうして鉱石の図鑑に至るまで、長野まゆみらしさ全開の一冊となっています。
特に鉱石をお酒やお菓子、食べ物に見立てているという発想が素敵すぎて、本当にキュンとしてしまいました。私も夜間学部の生徒になって、ゾロ博士の授業を受けてみたいものです。

しかし、長野まゆみさんのセンスには、本当に感嘆してしまいます。
発想、文字遣い、ブレない信念のようなもの。趣味ですが小説を書く私としては、見習いたいところばかりです。
鉱石を綴るなら、カタカナではなくてやはり漢字! と強く思ってしまいます。そんなこだわりも、ながのまゆみさんから頂いたものでした。

出てくるどの鉱石も本当に美味しそうで、どれがいいかなんて甲乙つけられないくらいです。
文庫でいいので、いつか購入して、気が向いた時に眺めて、そうして心の栄養にしたいなと思うような、そんな素敵な一冊です。
鉱石、理科室、学校、少年、美味しそうな食べ物など、長野まゆみ的キーワードのどれか一つでもお好きな方にぜひおすすめしたい一冊です。

時の旅人(長野まゆみ)

時の旅人時の旅人
(2005/03/11)
長野 まゆみ

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(2015年読書感想4冊目)

長野まゆみ 著 表紙絵  
おすすめ度★★★✩☆(3・5くらい。不思議なお話が長野まゆみさんらしいです。)

ねえ、知ってる、マツヨイ草ってね、しぼむとき紅くなるの。いじらしいねえ。(p39)
―真帆の祖母の台詞―


長野まゆみ流のファンタジックなSF浦島太郎物語。


久しぶりに長野まゆみさんの著作などを手に取って、読み耽ってしまいました。
長野まゆみさんは高校生の時にとても嵌った作家さんです。独特の文体や、少年像に夢中になりました。
なんとなく、久しぶりに図書館に行ったら目に止まり、無性に読みたくなってしまいました。

結論から言うと、長野さんは良くも悪くもブレないし、変わらないなあという印象です。
この本は短編集で、「リュウグウノツカイ」「タマテバコ」「トコシエノタビ」の3篇を収録しています。
すべてのお話はつながっていますが、そのつながりは明言されず、非常に曖昧なつながりなのも、なんとも長野さんらしいです。なんというか、長野まゆみワールド全開な一冊になっています。

つながりが曖昧で、不思議なお話のため、お話自体は非常に難解です。これを全て理解できる方がいたらすごいなあと思いながら読んでいました。長野さん流の浦島太郎ものがたりです。亀です。

でも、相変わらず長野さんの描く少年たちは大好きだと再認識させられたし、登場人物の名前のセンスも大好きです。

お話としては最初に収録されている、「リュウグウノツカイ」が一番好きです。何とも言えないSF小説っぽさと、記憶喪失な真帆君のために、一生懸命になるソイ君が好きでした。
昭和な世界感、カギカッコのない独特の文体も、幻想的な雰囲気を引き立てています。
久しぶりにまた、長野まゆみさんの世界に戻ってきてしまいそうです。読んでよかったと思える一冊でした。


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