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2019-09

悪ノ娘 青のプレファッチオ(悪ノP)

悪ノ娘 青のプレファッチオ
悪ノ娘 青のプレファッチオ
  • 発売元: PHP研究所
  • 発売日: 2012/03/22




(2013年感想60冊目)


悪ノP(mothy) 著  壱加 他 イラスト 

おすすめ度★★★★☆(完結編! なんだか綺麗にまとまってるんだかまとまってないんだか。)


『悪』とは、一体なんなのだ?(p200)


動画再生回数はどの曲も数十万~百万回を誇るボーカロイドプロデューサー、悪ノP氏による、自身の楽曲のノヴェライズ第4弾。悪ノ娘のノヴェライズも、本巻を持っていよいよ完結となります。
最初は、妹に頼まれて借りてきたシリーズでしたが、気がつくと私のほうがはまっていました。こういう人、結構多いシリーズみたいですね。
シリーズを完結まで読み終えて、感慨深いです。

小説家としては未熟だとかいろいろ思うところはありますが、やっぱり悪ノPの紡ぐ世界観が大好きだなと思いました。読書は楽しんだ者勝ちですね。
マーロン国に帰国したカイルとユキナ。そこに待ち受けているものは!? という感じで、最終巻にふさわしくオールキャストそろい踏みだったのも嬉しいなあ。
ツッコミどころはなくもないですが十分に楽しめました。

私はボーカロイドにはそんなに詳しくないですが、この本は普通のファンタジー小説として読めるのが魅力的でした。
まだまだシリーズ展開が予定されているのか、伏線がところどころ投げ出されているのと、小説自体も完全に終わっているわけではなく続きを感じさせるのもちょっと残念。 登場人物のその後が簡単にしか触れられていなかったのも個人的にはすごく残念でした。悪ノ大罪シリーズに期待でしょうか。こちらのシリーズも、読みたいですが、読む機会があるかな……。

物語は、大罪の器を巡り、予想してなかった色々な人まで大罪の器に支配されてたりして、そこはちょっと意外でした。
そして物語最後に出てきた二人は、円尾坂の仕立て屋の人と、悪徳のジャッジメントの人かな?
この二曲も小説で読めたりするのでしょうか。とりあえずヴェノマニア公の狂気はちょっと読みたいですが。

何はともあれ、4冊十分に楽しませていただきました。ほかのシリーズにも期待です。


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悪ノ娘 赤のプラエルディウム(悪ノP)

悪ノ娘 赤のプラエルディウム
悪ノ娘 赤のプラエルディウム
  • 発売元: PHP研究所
  • 発売日: 2011/12/23





(2013年感想59冊目)


悪ノP(mothy) 著  壱加 他 イラスト 

おすすめ度★★★★☆(小説独自のお話。 なんてことはないけど、好きなんだよなあ。)


委ねよ
すべてを己の感情に委ねよ(p198)


動画再生回数はどの曲も数十万~百万回を誇るボーカロイドプロデューサー、悪ノP氏による、自身の楽曲のノヴェライズ第三弾。といってもこのお話からは元になる主な楽曲は存在せず、ノヴェルスオリジナルの展開が繰り広げられます。
見てみたら、前作を読んだのは約二年前。
あれからどうなっているんだろうと思ってふと読み始めたのですが、ちょっと間が空いてしまったからかなかなか登場人物が思い出せず、最初は読むのに苦労しました。
でも、登場人物に馴染んでしまえば悪ノワールドへの招待状がその手に届きます。

正直、氏の書く文章は平凡だとは思います。(元々小説家として出た方ではないので、仕方ないですが)
物語を読んでて、印象的な場面や言葉がそんなに出てくるわけでもないです。
でも、好きか嫌いかで問われると、私はこの詳説世界が好きですし、悪ノPの世界観が好きなのだなあと思わされます。
面白い小説と好きな小説は別物なんだと改めて感じた次第です。(この小説だって、十分面白いですが)

七つの大罪をテーマにした小説は数多いですが、その七つの大罪の宿っている悪魔の器が、それぞれ個性的で面白いですよね。私はカイル王が好きなので、今回は彼の物語なのが嬉しかったなと、終始楽しく読めました。
カイルの心の弱さ、優しさがなんともいいのですよね。王とはそういう人物にこそふさわしいと私は思うのですが。
マーロン王家周辺のことや行方不明のエルルカのことなど、まだまだ謎は沢山残っていますが、次回は最終巻。おそらくオールキャスト揃いぶみで、謎も解決してくれることと思います。最終巻は手元にあるので、一気に読みたいと思います! この小説の正しい読み方は一気読みだと思います。これから読まれる方はぜひ一気に読んでみてくださいね。
最終巻を読むのが楽しみです。


悪ノ娘 緑のヴィーゲンリート

悪ノ娘 緑のヴィーゲンリート
悪ノ娘 緑のヴィーゲンリート
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2011/02/24

悪ノP(mothy) 著 鈴ノ助 表紙絵
お勧め度★★★★☆(このシリーズは嫌いじゃないです)

「愛とは我が侭なものだ。相手が欲するものを与えたいと思う反面、相手のすべてをほしいと思わずにはいられない。相手の目がほかに移れば嫉妬もする」

ボーカロイドを使って製作している楽曲のノヴェライズ、「悪ノ娘」第二弾です。
今回ノヴェライズされている楽曲は、「白ノ娘」と「リグレット・メッセージ」でした。
歌詞は本の帯についているので、楽曲を聞いたのは読了後でしたが、それでも十分に楽しめました。
ただ、前作の黄色い話を読んでからのほうが絶対楽しめると思います。

私が感動したのは本の装丁。前作で違和感を覚えた余白の多さが改定されていてうれしかったです。

お話としては、ややご都合主義というか、ちょっと安っぽいところがありますが、良いお話でした。好きか嫌いかと言われると、やっぱり好きなお話です。

今回は前作に出てきたクラリスとミカエラの友情物語と、二人の視点からみた前作のお話です。
正直二人は百合百合しているので、そういうのが苦手な方にはあまりお勧めできないかもしれません。

それより私が抵抗感を覚えたのは、むしろミカエラがもとは性別がないと言っても、最初のほうは少年っぽい印象で書かれていたことですね。むしろ深く考えると百合じゃないんじゃ…? という感じもするので、そのあたりも微妙。

お話としては、前作の謎はだいたい解消されて、文章力も向上していて、新しい謎も出てくるので、すっきりと読めます。
この話はみんな取りつかれてるだけで、本当に悪い人はいないのかもしれないなあというのも大きいです。

すべての元凶はカイル王子? という気もするので、そのあたりがどうなるのかも楽しみです。
次回作も読むんだろうな、と感じた作品でした。
興味のある方にはお勧めの1冊。

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悪ノ娘 黄のクロアテュール

悪ノ娘 黄のクロアテュール
悪ノ娘 黄のクロアテュール
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 2010/08/10

悪ノP(mothy) 著 壱加 表紙絵
お勧め度★★★★☆(いろいろあるけど、私は嫌いじゃない話です)

「あら、おやつの時間だわ」

ボーカロイドを使って製作し、ニコニコ動画などの動画サイトで圧倒的な再生数を誇る楽曲「悪ノ娘」のシリーズの小説化です。
私はボーカロイドはあまり詳しくないのですが、妹が好きで、図書館に借りに行ったので私もせっかくだから読むことに。

結構大きなサイズの本なのですが、中身の余白が大きくて、実際には新書サイズでも十分くらいの中身になっています。イラストを大きく載せたかったからこの大きさなのかな。ノベルスサイズにして余白削ったらもっとコンパクトなサイズになって安かったんじゃないかな……。まあ、それでも装丁はなかなかいいと思います。

文章は、そんなに悪くありません。こんなものだと思います。

話の中身は……とにかくもとになった歌を聞いたほうが断然楽しめますね。本を先に読んでしまうと、あまりの登場人物の多さと視点の切り替えの多さ、設定の詰め込み具合に何が何だか分からなくなってしまいそうです。
逆に楽曲を聞いてる人にとっては、楽曲の解説本という印象でしょうか。

と言いつつ、いろいろあるのですが、好きか嫌いかと言われると好きな作品です。
双子の(というより弟アレンの)絆はいいなあと思いました。アレンは好きです。
あと、作中に出てくる緑の王子が好きだったので、彼周辺にまつわるらしい続編にも期待ですね。

登場人物は多かったのですが、今回あまり活躍しなかった人は次回作以降に活躍するらしいので、まあ必要なのかな。
300ページくらいありますがすぐに読めてしまう話で、続きのひきもちゃんとあるので、結構続編が気になります。

興味のある方は、ちょっとお高いかなあとも思うのですが、是非読んでみて下さい。
楽曲のほうも是非聞いてみて下さいね。
私は召使のほうが好きかなあ……。

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