FC2ブログ

2019-08

『FLESH & BLOOD13』/松岡なつき 著




。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・

(2015年読書感想61冊目)

松岡なつき 著 
彩 イラスト

   
おすすめ度★★★★✩(新章開幕! 新しい展開から目が離せない!)


この本の概要
日本のBL小説作家、松岡なつきさんの大人気シリーズ、FLESH&BLOODの第13巻目。
スペインから戻ってきて、イングランドに帰還した海斗たちに、新たな悩みが尽きません。ますます目が離せない、新章開幕の一冊です!


本のあらすじ

スペインから無事イングランドに帰還した海斗たち。
しかし結核に罹った海斗の容態は、日に日に悪化していく。
しかも、現代から和哉が、海斗に会いにタイムスリップしてくるかもしれなくて!?



この本の読みどころと感想


海斗の容態が痛々しく、不穏な一冊。ついに和哉もやってくる?


とにかくこの本、海斗の容態が悪化していくさまが痛々しく、読んでるこちらまでドキドキしてしまいます。ジェフリーとナイジェル、そうしてリリーの献身的な介護の様子が見所でしょうか。特にナイジェル! メイトがあまりにも優しすぎて、ナイジェル好きな私も思わず涙でした。
そしてなにより、この巻は和哉がついにタイムスリップに成功したかも、という絶妙なところで終わっていて、ドキドキが止まりません。
前巻でジェフリーをビセンテ好きなあまり結構けちょんけちょんにいってしまった私ですが、この巻を読むと、ジェフリーもいいな、なんて思います。この一途で華やかで男らしい感じはたしかにいいです。
逆にビセンテがフェリペ様と謁見する場面は違う意味でのドキドキにより読む手が止まりました。ビセンテ、アロンソがいてよかったね、と思う傍ら、レオがどうなったのか、たまらなく気になる私です。
次巻は幕開けから急展開が予想されて、早く読みたいという気持ちで一杯です。楽しみ!



。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・


スポンサーサイト



『FLESH & BLOOD12 』/松岡なつき 著




。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・

(2015年読書感想45冊目)

松岡なつき 著 
彩 イラスト   
おすすめ度★★★★★(ビセンテ! ビセンテ! ビセンテ好きにはたまらない、怒涛のチェイス編です!)


この本の概要

日本のBL小説作家、松岡なつきさんの著作。レーベルはキャラ文庫。
「FLESH&BLOOD」シリーズの第12作目になります。
この本からイラストの担当が、雪舟薫さんから、彩さんにバトンタッチです。
雪舟さんの水のように涼しげなイラストと違った、炎のような鮮やかなイラスト、素敵です。
でも人物紹介の年齢表記はいらなかったかも。すごくびっくりしたから!


本のあらすじ

スペインの二重間諜、ラウルの手引きによってジェフリーと再会し、イングランドの仲間の元へと脱出を図る海斗。
それを必死に追跡するビセンテ。
しかも海斗には結核の疑いがあって…!?


この本の読みどころ


スペイン男ビセンテの涙と愛


最初に断っておきますと、この巻のジェフリーはとても素敵です。
しかしそれ以上に、スペインびいき、ビセンテ大好きな私としては、スペイン男の涙と愛を見せつけるビセンテに、同じように泣き、そうして愛おしい気持ちに一杯になりました。
ビセンテがアロンソにいった、「(海斗を)愛しているのです」のセリフが胸を打ちます。
もうこの巻は、ビセンテの愛を堪能し、涙する巻です。
海斗の容態と、和哉の再登場をにおわせる描写も楽しみですが、ビセンテの前ではすべてかすんでしまいます。


感想

ビセンテの愛と涙について熱弁してしまいましたが、とにかく息を呑むほど緊迫した、脱出と追跡の攻防が、本当に面白い一冊です。
そこにそれぞれの登場人物の想いが交錯するのですから、たまらなく熱い気持ちになってしまいます。
イラストが復活したのも嬉しくて、彩さんのイラストも、個人的にはとても素敵で、麗しいと思います。
この話はジェフリー×海斗が基盤にあるのは判っているのですが、正直主役二人よりも脇役が魅力的です。
読み始めたら、お気に入りの登場人物が気になって、BL小説であることも忘れて読みふけること間違いなしで、読めば読むほどにこのシリーズの虜です。



。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・

FLESH&BLOOD11 (松岡なつき 著)




。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.



(2015年読書感想39冊目)


松岡なつき 著 雪舟薫  表紙絵 
おすすめ度★★★★★(息もつかせぬ奪還編! 熱いです! 面白いです!)


この本の概要


日本のBL小説作家、松岡なつきさんの大人気シリーズ「FLESH&BLOOD」の11冊目に当たります。
この本で、今までイラストや挿絵を手掛けて雪舟薫さんがイラストを手掛けるのは最後になります。
出版社は徳間書店。
レーベルはキャラ文庫で、スペイン編も佳境の海斗奪還編になります。
雪舟さんのイラスト、大好きです! お疲れさまでした!


本のあらすじ

スペイン王宮で毒殺されかけた海斗は、療養のため一時パストラーナへ。
ビセンテにも情が移りかけたころ、二重間諜の修道士、ラウルの計らいで、ジェフリーと感動の再会を果たすが!?
ジェフリーたちは、海斗奪還のために猛反撃に打って出る!


この本の読みどころ。



敵であるビセンテを見殺しにできない海斗の苦悩

私はこのシリーズではスペイン組を凄くひいきにしていて、特にビセンテはシリーズ一のお気に入りキャラなのです。ビセンテの幸せは私の幸せくらいの勢いだったのですが、この巻ではそのビセンテに対して情が移ってきた、海斗の「ビセンテやレオが死ぬ未来が判っているのに、見殺しにすることは出来ない」という苦悩がとても丁寧に描かれていて、ビセンテが可哀想で仕方なく、それ以上に、おそらく初めて、海斗にものすごく感情移入しながら読んでしまいました。
海斗は、歴史を変えるようなことはしないと誓いながらも、ビセンテのために、こっそりその歴史を変えてしまうようなメッセージを残します。これで、スペインの負けが決まっていた例の海戦の行方にも、一石が投じられたのでしょうか。もうこの時点で先が見えなくなってきていて、本当に面白いです!
また、作者の松岡なつきさんは、シリーズ11冊目になるこの巻のあとがきで、主要人物はたぶん出そろった、と書いています。
最後の主要人物はアロンソ様かな。
だとしても、松岡さんの中にこの物語の壮大なプロットがあったんだなと感じられ、本当にすごいなと思てしまいます。
BL小説としては、海斗の結核疑惑もあり、管を重ねてもすがすがしいほど清らかな海斗ですが、よく考察された時代背景や歴史解釈、丁寧な心理描写などは、本当に素晴らしく、このシリーズはとても面白い! 名作だ! と断言できるものがあると思います。
心はジェフリーのものであることは揺るがずとも、ビセンテを慮る海斗のやさしさと、それに伴う苦悩は、この巻の素晴らしいところ路の一つでしょう。


海斗への愛を自覚したビセンテ。それはもはや恋ではなく、愛なのです。


この巻は、とにかくビセンテのやさしさと献身ぶりが際立つ一冊。
ビセンテも海斗も、ビセンテの感情は、弟に対する兄のような愛情なのだとお互いに感じていましたが、この巻で、ビセンテは海斗への愛情をはっきりと自覚します。
自覚したときには、それはもはや、恋ですらなくなっていて、深い愛情になっていたのです。
海斗の心が自分の物にならないのも、ビセンテは潔いまでに自覚しています。
それでも、海斗の傍にいることが許されるのは自分だけなのだと、しばりつけ、自由を奪うことでしか自分の愛を表現できないことを呪いながら、海斗を深く深く愛しています。
ジェフリーともナイジェルとも、全く違う愛し方。でも、とてもビセンテらしいと思います。


この本の感想


この巻は、スペイン組の個性も、イングランド組の個性や友情も、遺憾なくたっぷりと描かれ、それぞれの対比が鮮やかな一冊となっているとおもいます。ジェフリーも、海斗といるときより、ナイジェルやキットといるときのほうが活き活きしているように感じられて好きです。
というかこの巻でさりげなく一番愛されているのは、ナイジェルだと思います。ジェフリーのほのかな初恋の君という描写に、わあ、二人の過去のお話もすごく読んでみたい! などと思わされて仕方ありません。
そんなナイジェルも、自分に熱烈な愛情を寄せるキットに対しては鉄壁のツンツンで、キットがんばれ! と思う反面、ナイジェルはキットにはデレなくてもいいなどと思ってしまいます。

また、この巻ではスペイン組も新しい人間関係を築きます。
ビセンテとアロンソ様、フェリペ二世の寵愛を争う二人が友人になります。
人懐こく、人を魅了してやまないアロンソ様が、これからどう物語に絡み、ビセンテに、あるいはレオにとってどういう存在になっていくのかが楽しみです。
スペイン組も魅力的な人たちばかりです! ぜひ頑張ってほしいと思い、応援しています。
次の巻は、丸ごと一冊スペイン脱出篇になるのでしょうか。
海斗にかかる結核の疑いなど、暗い影も感じられ、続きが読みたくて仕方ありません。
しかし結核なら、海斗とジェフリーにはまたしても焦らされるだろうなと思うと、ある意味では本というに、BL小説だということを忘れられるというか、安心して読めるというか。でも、それでもこんなに面白いBL小説ってすごいと思います! このシリーズ大好きです。
世界史の知識に疎くても、面白いと感じられる。そんなところもいいな、なんて思ってしまいます。



。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.

5人の王(恵庭)

5人の王 (Daria Series)5人の王 (Daria Series)
(2013/09/13)
恵庭

商品詳細を見る




(2014年読書感想50冊目)


恵庭 著 絵歩 イラスト
おすすめ度★★★★✩(面白かった! 読み始めたら一気読みです。)


「忘れるな、ヒソク。お前が他を殺してでも守りたいものがあるように、私には王として、この国を守る義務がある」(p80)
―青の王の台詞ー


マイミクさんからの借本です。いつか読みたいと思っていた小説なので、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
神の子孫である五人の王によって治められる国、シェプロン。
青の王宮に召し上げられる妹を守るために、妹に成り代わり王宮に向かった主人公のセージを待ち受ける、波乱万丈のBLストーリーです。

これは面白かった! 独特の世界観や、もとはWeb小説だったという点からくる若干の展開や文章の甘さ、雑然さを抜かせば、先が気になって仕方なく、一気に読んでしまいました。
表紙は青の王であるアジュール。格好いい!
アジュール×セージが話のメインですが、ほかの登場人物がそこに複雑に絡み合って、重厚なストーリーを展開しています。
個人的には赤の王であるギルが好きなので、セージはギルと幸せになって欲しかったな。しかし、そういうままならさが、この物語の魅力であります。ギルとか後半空気だったし。

作中で主人公のセージの立場がコロコロ変わり、また、場面や時代や夢現もコロコロ変わるので、若干読みにくさはあるのですが、読む引力と勢いのある作品です。このややこしさすら、好きな作品だなあと思わせます。
前半はシリアスな重めの話が続くのに対し、後半からは登場人物が仲良くしている描写もあり、でも基本は憎しみあっていて、その合間にきちんとBLもしているので、BL小説好きな方も、またそうではない方も読めるかなとおもいます。
しかし、年齢制限のかかるような描写は、結構痛々しいものが多いので注意です。
執着系といえばいいのかな、わかりにくい愛憎入り乱れるそんなBL小説です。

主人公のセージは、甘すぎるけど嫌いになりきれないし、アジュールは格好いいけど実は優しいお兄ちゃんっぽいし、登場人物も魅力的です。でもわたしはギルとウィロウが好きだな。癒される!

なかなかすっかり、この世界観にのめり込んでいます。
420ページとちょっと分厚いですが、文章自体は易しめなので、さくっと読めるはず。
続きも気になるので、読んでいこうと思います。
文句なく面白かった一冊です。

FLESH&BLOOD 10(松岡なつき)

FLESH&BLOOD 10 (キャラ文庫 ま 1-20)
FLESH&BLOOD 10 (キャラ文庫 ま 1-20)
  • 発売元: 徳間書店
  • 発売日: 2007/06/23




(2014年読書感想30冊目)

松岡なつき 著  雪舟薫 イラスト
おすすめ度★★★★☆(新キャラも出てきて、スペイン組好きにはたまらない一冊!)

今、エリザベス朝の頃のスペインが熱くて、勢いで久しぶりに読んだBL小説、「F&B」シリーズの第10巻。
表紙がビセンテですよ! すごくお洒落していて、本当に格好いいです!
異端審問にかけられる海斗。いつも傍にいてくれるビセンテと国王フェリペの計いで、有能な弁護人、ラウル・デ・トレドを付けてもらえて、ほっとしたのも束の間、今度は毒殺されかけて??

もう、この時代のスペインは本当に怖いですね! 海斗がかわいそうでかわいそうで、読むのが辛いシーンが多かったです。
新しく出てきたラウルは、今までちょっといなかった感じのキャラクターで、これからどうかかわってくれるか楽しみ!
今回は波乱のスペイン編ということで、スペイン組びいきの私には嬉しかったです。しかし前述のとおり痛々しいシーンが多くて……。BL小説なのに、話のやすらぎどころがビセンテの騎士話(という名のサクセスストーリー)ってどういうことなの!? と思ってしまいました。BL小説ですが、女性に大変モテるビセンテにときめいてしまいます。ビセンテの幸せは私の幸せ位の勢いで本を読んでいたくらいビセンテが好きな私……。
ビセンテが好きすぎて、ジェフリーの良さがまたもやわからなくなってきましたよ(ジェフリー好きな方、ごめんなさい)

そして、忘れちゃいけない和哉の存在。
和哉も、すっかり変わってしまいましたね。ですが再登場ありそうな感じで嬉しいです。一体どんなふうに今後の物語が展開していくのか、大変楽しみです。

今回は雪舟さんの挿絵も少しですが復活していて嬉しかったです。特にラウルが見れたのが良かったな。この時代の物語には、神父やシスターが不可欠ですからね。ラウルはいい意味でも悪い意味でも魅力的なキャラクターだと思うので、期待しています。
次の巻では、いよいよ海斗の奪還へと物語が動くのでしょうか。
海斗の故郷はスペインではなくイングランドだと思うので、早くジェフリーと再会できればいいなって思います。(ビセンテには悪いけど……)
あと、レオがかなりの美少年らしいという描写があって、嬉しいやら驚いたやら。この世界のスペインって美男が多いですね。というか美男ばっかりです。そんな中、フェリペの寵愛あついアロンソ様の出番も、心待ちにしています! 本当、やっぱり読み出すと止まらない、続きがきになるシリーズです。

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

マユリ

Author:マユリ
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ(タブ)

カテゴリ

未分類 (6)
紅茶・お茶・珈琲 (9)
海外ファンタジー (202)
ハイ・ファンタジー (105)
エブリディ・マジック (50)
アーバン・ファンタジー (22)
アニマル・ファンタジー (9)
ヒストリカル・ファンタジー (16)
国内ファンタジー (70)
異世界ファンタジー (58)
日常の不思議 (11)
神話・伝説・童話 (31)
神話 (4)
伝説 (9)
童話 (18)
ロマンス (14)
SF (29)
少女小説 (76)
ラノベ (26)
BL・JUNE・少年もの (20)
BL (14)
JUNE (3)
少年物 (3)
ミステリ・ホラー (38)
ミステリ (31)
ホラー (7)
古典・文学 (8)
現代小説 (7)
ヤング・アダルト・児童書 (114)
YA (58)
高学年 (29)
低学年 (27)
絵本 (34)
戯曲・詩 (4)
幻想・耽美小説 (7)
ハードボイルド (1)
伝奇 (2)
歴史・時代物 (4)
ノヴェライズ (4)
漫画 (5)
日記 (2)
このブログについて (1)
未選択 (2)
キャラクター文芸 (3)
エッセイ (1)

タグ

美青年 王子 美少年 王女 魔法使い 妖精 異世界 騎士 吸血鬼 双子 学校 海賊 ドラゴン 兄妹 女王 吟遊詩人 アーサー王伝説 中華風 三角関係 身分違い 兄弟 巫女 西洋風 人狼 姉妹 エリザベス朝 本・図書館 ケルト  妖怪 近未来 おすすめ 姉弟 切ない 神父・シスター 人造人間 天使 幼馴染 ユニコーン ヴィクトリア朝 お店物 RPG小説 軍人 和風 人魚 食べ物系 学園 中世 人形 ホームズ 

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

訪問者様