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2019-10

墓守りのレオ ビューティフル・ワールド/石川宏千花 著



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(2018年読書感想3冊目)

レオ、おかえりなさい!
シリーズ一作目を読んだ二年前の二月に、あまりにも素敵な本だったので、本についているアンケートはがきに、「続刊希望です、またレオに会いたい! と書いておくりました。
続刊が出たのに気づいたのは本屋によった時で、ためらわずに手に取って、再び家で読み始めました。
好きだ好きだ、この世界が大好きだ、と思いました。
石川さんの本はほとんど読んでいますが、その中でも、このシリーズは特別に私の琴線に触れるようです。
なんと真摯に、しかし暖かく、生と死に向き合うお話なのだろうと思います。
そうして、生きて居ることの素晴らしさが、読み終わった後に胸にともります。
正直、この本の中には、読んでいて胸が苦しくなって、泣きすぎてしまい、つらくて、しばらく読むことができなかったお話もあります。
けれど、少しづつ読んで、読んでよかったなと思える。そんな本でした。
慈愛と慰めの丘の霊たちはレオの家族ですが、読んでいる私も、レオが愛されていてよかった、レオがたまらなく好きだというような、家族の気持ちでこの本を読んでいました。
この本が出て、またレオにあえて、「また会いたい」が「また会えてうれしい」に代わり、そうしえ「また会おう」という気持ちに変わります。
「また会おうね、レオ。いつかまた、ここで。
最後に広がったのは、あたたかい、そんな読後感でした。
やっぱりおすすめの一冊です。

この本の概要


著者 石川宏千花
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト またよし
出版社 小学館
レーベル 創作自動読物
ジャンル エブリディ・マジック
ページ数 274P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ2冊目
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから
本の入手方法 書店にて購入

   

収録作品
ビューティフル・ワールド
レターナル・サンシャイン
マイ・スウィート・ホーム

内容
少年レオと墓地に集う霊達の物語、第二集。

きょうも、マロニエ林に囲まれた墓地《慈愛と慰めの丘》へ悩める者たちがやてくる。黒髪の少年レオに会うために――。
墓守りを仕事とし、相棒の犬バーソロミューと暮らす孤独なレオは、霊と会話をする能力をもつ。そんなレオのもとには、なぜか「死」に近づこうとする者達がやってくる。そんな彼らの心に巣くった闇をレオが解きほぐしていく癒やしと救いの物語。
悲しくもあたたかい3つのストーリーを収載。

●死に興味を抱き、夜の墓地へやってくる少年マット〈ビューティフル・ワールド〉
●街いちばんのデパートメントストアで起こった火災事故の恐怖〈エターナル・サンシャイン〉
●霊としてさまよいつづける青年がみつけた“わが家”〈マイ・スウィート・ホーム〉


【編集担当からのおすすめ情報】
一作目を読んで、レオ少年のファンになって下さった方、お待たせしました!
二作目では、レオ自身も危機に陥ったり、つらくせつないエピソードもありますが、今作も、読んだ後に優しい気持ちになれるあたたかなお話がそろっています。
人気のイラストレーターまたよしさんによる表紙のレオの表情がとても繊細に謎めいていて、読む前と読んだ後とでは、違った表情に見えるかも?
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死神うどんカフェ1号店別腹編☆/石川宏千花 著


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(2018年読書感想1冊目)

このシリーズも大好きなシリーズです。
また彼らと会えるなんて! と、今更ながらではありますが、歓びに浸りながら読みました。
しかも視点人物は、私の大好きな深海さん! これは読んだときにテンション上がりました。
深海さんと希子ちゃんは性格というかが似てるなと思ったので、あまり違和感なく読めるのも好印象です。
お話としてはまさしく番外編といった感じなのですが、やはり石川さんは、この年頃の子の感情を書くのがうまいなーと思いました。
潔癖でありながら、ちょっとずるくもなれるというか、でも潔癖というか繊細というか。
今回の事件は、真相というかがなかなかに重く、切なかったけれど、前向きなラストに救われました。
ヤングアダルトを結構読んでいますが、石川さんの本に出てくる大人は、優しくて、さりげなくて、格好いい。理想の大人だと思います。こういう、等身大の子供に対して、理想の大人を描くのがヤングアダルトというジャンルの一つの側面なのかな、と思いました。
私は石川さんの描く物語が大好きで、きっとそれは、切なさの中に優しさが、優しさの中に前を向く力が、隠されているからなのだと思いました。
そして死神の皆さんは相変わらず仲が良くてとてもよいですね。
別腹編の続編も希望するのですが、なかなか難しいかな。
しかし、彼らに再び会えただけで、心から嬉しくて、またこのシリーズが、やはり大好きだと思えた、そんな一冊でした。


この本の概要


著者 石川宏千花
本(作者)の国籍 日本 
訳者 
イラスト 庭
出版社 講談社
レーベル YA!ENTERTAINMENT
ジャンル キャラクター文芸
ページ数 226P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ番外編
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだったから
本の入手方法 図書館にて

   

収録作品



内容

人間は、死神のダンスを見ることによって死ぬ。
だから、死神は知っている。霊なんて、この世に存在しないことを。
ひょんなことから死神をやめ、人間界で《死神うどんカフェ1号店》を開いた星海九嵐のもとに、ある日奇妙な依頼が持ちこまれる。「知り合いが経営している《オカルトアート美術館》に出るという霊がホンモノなのかどうか、調査してほしい」というものだ。「霊の存在を信じないなら、証明できるか」と。
依頼を引き受けた星海九嵐と現役の死神、花園深海と福富一淋は、北関東のとある地方都市へ向かう。はたして、美術館に出るという〈ドレスを着た女の幽霊〉の正体を、死神たちは見破ることができるのか?

「死神うどんカフェ」シリーズ、大好評につき、まさかのおかわり!
とっておきの別腹を、お楽しみください。

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死神うどんカフェ1号店 6杯目/石川宏千花 著






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(2016年読書感想24冊目)



この本の概要


著者 石川宏千花
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 
出版社 講談社
レーベル YA!ENTERTAINMENT
ジャンル お店物青春グラフィティ
ページ数 202ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ六冊目(完結)
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから
本の入手方法 図書館にて借読。

   
おすすめ度

感動 ★★★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★★★
驚き ★★★
学んだ ★★★★

この本を評価するなら 88点くらい。最後まで読めてよかったと心から思えるシリーズ。感動です。

収録作品

死に神うどんカフェ1号店6

受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ内容
家族でもなく、恋人でもなく、ただの友人同士でもない――2年前の夏の事故以来、特別な存在となった三田亜吉良と《死神うどんカフェ1号店》で再会した夏、林田希子はきちんと生きていこうと決めた。そして少しずつ、自分へのいましめであった孤独から抜けだしていく。一方、亜吉良は、いまのままでいるか、本体にもどるか悩みを抱えていた。亜吉良が事故に巻きこまれたことをきっかけに、事態は大きく動き出す。シリーズ最終巻。

この本の感想

もうとにかく最初の月太郎のシーンから涙失くしては読めませんでした。本当に涙が出ました。
この高校生の時期って、生とか死に関して、恐怖感とか、潔癖な感じとか、色々な物を抱く時期で、生も死も、同じように隣にある時期だと自覚する頃で。
そんなキラキラしていて、不条理で、でも今しかない一瞬というこの時期が、この小説は本当に素晴らしく描かれています。大好きです。
最期の亜吉良の決断は、落ち着くところに落ち着いた感じだけれども、そこに至る決断の理由など胃が丁寧で好感が持てます。今日じゃなかっただけ。わたしも希子ちゃんと同じくそう思うことにしようと思います。
本当、この本に出合えてよかったです。
青春時代の脆さ、危うさ、強さ、輝きなど、今一度胸に灯った心地でした。


心に響いたシーンなど

夜の川辺での亜吉良君との最後のシーン。

主な登場人物


林田希子 二年前の事故から、心を閉ざしていた高校二年生の女の子。
三田亜吉良 二年前の事故で、希子たちを助けた。今は<半死人>
星海九嵐 元死神。うどんに惚れてうどん店を営む。
福富一淋 死神。九嵐のあとを追いかけて人間界に。
花園深海 死神。一淋とともに人間界に。



こんな本が好きな方におすすめの本です

さらりと読めるけれど深く何かを考えたい方に。
青春時代を想わせる小説を読みたい方に。



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死神うどんカフェ 五杯目/石川宏千花 著




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(2016年読書感想22冊目)



この本の概要


著者 石川宏千花
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 
出版社 講談社
レーベル YA! ENTERTAINMENT
ジャンル お店物青春グラフィティ
ページ数 209ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ5冊目
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きなので。
本の入手方法 図書館で借りてきました。

   
おすすめ度

感動 ★★★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★★
驚き ★★
学んだ ★★★★

この本を評価するなら 85点くらい。涙腺にくるシリーズですね! こんかいもよかったです!

収録作品

死神うどんカフェ五杯目


受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ内容(「BOOK」データベースより)

2年前の夏の事故で心を閉ざしていらい、死にながら生きていた日々が、《死神うどんカフェ1号店》での亜吉良との出会いをきっかけに、終わった。
学校でも、はじめていっしょに過ごす友だちができ、少しずつ、自分へのいましめであった孤独から抜けだしていく。
そんなある日、《死神うどんカフェ1号店》の定休日に客が訪れる。それはなんと、須磨さんが50年前に失ったと思っていた初恋の人だった。いったい、ふたりの関係とは?
学校では、目黒先輩にパーティーに招待される。ドレスコードは、仮装ペア。どきまぎしつつも希子は亜吉良と九嵐を誘うことにして……。
せつない時間も、楽しい時間も、あっという間に過ぎさり、希子は逃れようのない死と向かいあうこととなる。
生と死に翻弄されるシリーズ第5弾!


この本の感想
このシリーズはやはり面白いです。
さらりと読めるのに、心に刺さって、重たいのに、重すぎるわけでもなくて、重い軽いではなく、この本は生と死というものに対してとても真摯な本だと感じています。
いわゆる対象年齢のYA世代の時に読んだらこんなこと想わなかったかもしれないけれど、だからこそ今読めてよかったと思える本です。
良い大人や、よい先輩に囲まれて、人も死神も成長していく。
でも悪い大人もいることもちゃんと描かれていて、そのバランスがとても好きです。
希子ちゃんも亜吉良君も、今という時を経て成長していく。でもそれは年齢関係なく、どんな時代を生きている人であっても言えることだと思いました。
あと一冊で物語は完結します。
最後まで読んで、見届けたいと思える物語です。



心に響いたシーンなど

亜吉良君と両親の会話。
希子ちゃんと月太郎の会話。
甲乙つけがたいくらいどちらもよかった。


主な登場人物

林田希子 二年前の事故から、心を閉ざしていた高校二年生の女の子。
三田亜吉良 二年前の事故で、希子たちを助けた。今は<半死人>
星海九嵐 元死神。うどんに惚れてうどん店を営む。
福富一淋 死神。九嵐のあとを追いかけて人間界に。
花園深海 死神。一淋とともに人間界に。




こんな本が好きな方におすすめの本です
さらりと読めるけれど深く何かを考えたい方に。
青春時代を想わせる小説を読みたい方に。



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墓守りのレオ/石川宏千花 著





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(2016年読書感想17冊目)



この本の概要


著者 石川宏千花
本(作者)の国籍 日本
訳者
イラスト またよし
出版社 小学館
レーベル 創作児童読物
ジャンル エブリディ・マジック
ページ数 188ページ
フォーマット 紙本(ハードカバー)
ノンシリーズかシリーズものか? 不明
なぜこの本を読んだか。石川さんの著作が好きだから。
本の入手方法 書店にて購入。

   
おすすめ

感動 ★★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★★
驚き ★★
学んだ ★★★★

この本を評価するなら 88点くらい。色々な人に読んでほしい一冊です。

収録作品

ブルー・マンデー
ダズリング・モーニング
クランベリー・ナイト


受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ 内容(「BOOK」データベースより)


怖れと癒やしの新感覚ファンタジー

墓守りを仕事とし、墓地に暮らす黒髪の少年レオ。
その数奇な生い立ちゆえに墓地に集う霊たちと会話をすることができるレオが、その能力で「死」に足を踏み入れた人たちを救っていきます。
人間の心のもろさ、みにくさ、そして強さを描いた、異色のファンタジー。


この本の感想

石川宏千花さんの著作は好きで、総てではないにしても、結構な数を読んでいます。
この本は、そんな石川さんの著作の中でも、かなりのお気に入りです。
黒髪に黒い瞳の、レオの外見がやたらと強調されているのが気になっていたのですが、それは舞台が西洋風の街だからなのですね。納得。
とにかくこの本はよかった! と心から言える本です。
痛くて、悲しくて、ちょっと怖い本なのだけれども、レオのさりげないまっすぐな優しさが、総てを包み込んでくれるようです。
とにかくレオが、素敵なんです!
石川さんは少年を書くのがうまいですね。というか、人物を書くのがうまいなあ、うまくなったなあ、などと思います。
とにかく色々な方に読んでほしい本です。さらりとしているんだけど、内容は軽いわけではなく、そのバランスはさすがです。
続編を出さなきゃもったいない! と心から思えたシリーズです。おすすめ



心に響いたシーンなど

クランベリー・ナイトの最後のシーン。感動的です。


主な登場人物

レオ 墓守りの少年。黒い髪に黒い瞳。
バーソロミュー レオの相棒。犬。




こんな本が好きな方におすすめの本です。
魅力的な少年の主人公が活躍する話が読みたい方に。
さらりと読めるけれども、色々考えさせられる本を読みたい方に。



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