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2010-11

読書のお供は 紅茶編1

今日は特に本を読了していないので本の話題はないのですが別の話題を。
読書する時のスタイルは人それぞれだと思いますが、私は私の読書時間を、2時間ほど早起きして朝に一回読むのと、夜ご飯を食べ終わってから11時くらいの時間までに取ることが多いです。

私にとって冬の読書に欠かせないのは温かくてちょっと甘いミルクティー。
緑茶や中国茶も飲みますが、今はちょうど切らしています。

最近飲んでいるのはフォションのMornig
その名に相応しく、朝飲むときりりと目が覚めるような渋みが癖になる紅茶です。
濃い目に淹れるとミルクティーにぴったり。
小さめの缶を何個か買って飲むのがちょうどいい感じです。
癖がない紅茶なので、毎日の紅茶にもお勧めの一品です。


紅茶といえばルピシアの福袋の予約が開始されましたねー。
今年も購入する予定ですが、どの組み合わせにするか悩みます。

私はお茶やしおりの収集が趣味の一つなので、それらも随時このブログで紹介していく予定です。
よろしければ読書の息抜きにお付き合いくださいませー。


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アイルの書3 闇の月

闇の月 (ハヤカワ文庫 FT―アイルの書 (71))
  • 発売元: 早川書房
  • 発売日: 1985/01

原題 The Sable Moon
ナンシー・スプリンガー 著 井辻朱美訳 中山星香 表紙絵
お勧め度 ★★★★☆ (アイルの書では一巻と並び実は一番のお勧めです)

アイルの書の第3巻。銀の陽に出てきたアランとリセの息子トレヴィンが主役の物語。
今までのシリーズの登場人物や地名が総出演と言った感じのお話ですが、だからと言って派手さや騒がしくはなくあくまでも魔法と癒しに満ちた作品です。
一巻では海に憧れ、二巻では海を恐れていた登場人物ですが、今回の3巻はまさに海が主役、海への航海のお話です。

しかし、海への憧れを胸に航海したトレヴィンがたどり着いたのは狼を崇拝する東の敵国で、彼はそこで奴隷として売られてしまいます。そんな彼を助けたのは一人の魔法使いで…。彼は無事再びアイルに帰り、アイルを脅かす狼どもを駆逐できるのでしょうか?

正直、私は今までの三作ではこの話が一番好きだと感じました。女史の書いたこのシリーズの女性の登場人物にはそこまで魅力を感じなかったのですが、この話に出てくるメグやメーヴは魅力的だと感じたかもしれません。
続くシリーズではトレヴィンとメーヴの間に生まれた人狼、デイルが活躍するわけですが、そういうつながりが、この作品はあくまでひとつの大きな作品として繋がっているんだと感じられて嬉しいです。

登場人物で言えばアランがだいぶ変わっていたのに対し、ハルがあまり変わっていないように感じたのは、アランのほうが父にも王にもなったからなのでしょう。そんな責任を担うアランが痛々しかったですが、最後は平安を見出せたようでよかったです。

心の平安を見出したい時にお薦めの一冊。


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追記は登場人物メモです。

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アイルの書2 銀の陽



原題 The Silver Sun
ナンシー・スプリンガー 著 井辻朱美訳 中山星香 表紙絵
★★★☆☆(3・5くらい。お勧めですが、私は読むのにすごく時間がかかってしまいました)


ブログ開始の第一冊目の記録となるのはファンタジーの名作、<アイルの書>の第二作に目に当たるこの本です。25年以上前に書かれた作品ですが、今でも色褪せない、今だからこそ読んでほしい作品です。

物語の舞台はアイルと呼ばれるケルトの雰囲気漂う島。人々から恐れられている<森>で出会ったハルとアランという二人の青年の物語です。
アイルの書の特徴は、男同士の強い友情と絆を描いているところだと思います。旅の途中でハルもアランも恋に落ちて生涯の伴侶(メンドール)を見つけるけれど、彼女たちも二人の友情に入ることは出来なさそう。
と言っても今言われているBLという類のような印象を受ける書き方ではないと思います。

ハルは実はアランの父親が死ぬ原因を作った張本人だったり、アイルの地を救うと呼ばれている王となる人がアイルの地一番の暴君の息子だったりと、ともすれば憎しみになりかねない状況から、本当の友愛へと発展していく物語です。

銀の陽はハルが負っている多くの傷に象徴されるように、どこか哀愁とも郷愁とも取れる痛々しさが全編に漂っていますが、その痛みはどこか心に入り込み、癒しを与えてくれる優しい物語です。
現実を忘れて一息つきたい時にお薦めの一冊。

アイルの書一番の長さを誇る本作なので登場人物も一杯出てきます。馬にも個性があるのですが、この馬が個性的で活き活きとしています。エルフの馬であるハルの愛馬のアルンデル、器量はよくないけれど主人思いのアランの愛馬アルフィー、ハルの恋人ローズマリーの馬であり、穏やかな気性の雌馬アスファラ、名前の通り激しく駆け抜けていくナイトストーム。

登場人物の名前にはきちんと名前の意味が定められており、名前マニアの私としては嬉しいところです。
現在は絶版となっていますが、どこかで見かけたときには是非手にとってほしい一冊です。

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