FC2ブログ

2010-12

砂漠を駆けぬける女 女騎士アランナ

砂漠を駆けぬける女―女騎士・アランナ〈3〉 (女騎士・アランナ (3))
砂漠を駆けぬける女―女騎士・アランナ〈3〉 (女騎士・アランナ (3))
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2004/03

原題 The Woman Who Rides Like a Man (The Song of the Lioness)
タモラ・ピアス著 本間裕子訳
お勧め度 ★★★☆☆(シリーズ三作目にしては盛り上がりが欠けてるかなと思うので)

アランナのシリーズ三作目です。表紙のアランナがどんどん成長していくのもなんだか嬉しいですね。私的にはこの表紙のアランナが一番美人だと思います。

物語的には、私個人的には盛り上がりに欠けているように感じて今一歩だけ楽しめなかったかなぁという印象はあります。
前二冊で一つの物語は完結していて、今作からはまた新しい冒険の序章なのだと思うと良いかも。
一巻ではあんなに気の張っていたアランナが、この巻ではすっかり女の子になったんだなぁという印象です。
そのためかジョンやジョージとの関係性も変化していきます。

個人的に一番気になるのはアランナの双子のお兄ちゃんのトム。力を身につけ、なお求めるあまり道を踏み外してしまっていそうです。
作中での経過時間は前作から一年なので、やっぱり今一つスピード感にかける印象がありますが、十分に次の最終巻が楽しみな作品でした。
最終巻は分厚いので、体調のいい時に一気に読むつもりです。


にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト



読書で食べるもの1

読書で食べるというか読書後とか読書前に食べるものですが、最近は朝はホームベーカリーで焼いたパンを食べるのですが(美味しい!)普通の食パンをトーストにしてフォションのミルクジャムをぬって食べたのですがすごく美味しい~。
ちょっとお高いのですが、セールで六割引されてたので買いましたw 普通じゃ絶対買えない…。

でも農濃厚で上品な甘さで幸せになりますー。
トーストに塗っても良いですがイチゴにかけてもおいしそうですね。

ミルクジャムがお好きな方もそうでない方にもお勧めです。

Firstborn (The Elven nation trilogy volume one)

Firstborn (The Elven Nation Trilogy, Volume One : Dragonlance)
Firstborn (The Elven Nation Trilogy, Volume One : Dragonlance)
  • 発売元: Wizards of the Coast
  • 発売日: 1991/02


 Paul B thompson&Tonya C Cook著
お勧め度★★★★★(未訳のドラゴンランス物ではとてもお勧めです!)

ファンタジーの有名なシリーズ、ドラゴンランスの未訳シリーズの1冊目。
ローラナやギルサナスの先祖で戦記の二巻にも名前が出てきたキス=カナンが主役の物語です。

キス=カナンは良家の娘であるHermathyaと秘密の恋人でした。
しかしそれを知らなかった彼らの両親はキスの双子の兄シサスとHermathyaの結婚を決めてしまい、キスには信じがたいことに彼女はその結婚を受け容れてしまいました。
キスはショックのあまり国を出ます。そうしてたどり着いた森で運命の出会いを果たすのでした。

という話です。
物語はキス=カナンの話と兄シサスの話が大体交互に展開していきます。最後のほうでまた二人は再会して、より大きな運命が二人を待っています。
三分しか先んじていないのに評議長にならなければならないシサスの重圧、それと反対に真の自由や平和を知ることになるキス。二人を主軸に周りの魅力的な登場人物が様々な恋、陰謀、戦いを繰り広げて行きます。

いい話なのに翻訳されないのが本当に残念。英語自体は難しくないので、機会があれば是非読んでみてほしい一冊です。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

アヴァロンの霧2 宗主の妃

アヴァロンの霧〈2〉宗主の妃 (ハヤカワ文庫FT)
  • 発売元: 早川書房
  • 発売日: 1988/08

 原題 The Mists of Avalon
マリオン・ジマー・ブラッドリー著 岩原明子訳 まつざきあけみ表紙絵
お勧め度★★★★☆(前作より話が本腰で読みやすいです)

アヴァロンの霧の二冊目。
物語は相変わらずモーゲンが主役ですが、アーサーの妻グウェンフウィファルを中心にして進んで行きます。
モーゲンが息子を産むところから始まり、ラストシーンは(いろいろな意味で)すごいなと思いました。
グウェンフウィファルは美しく敬虔なキリスト教徒で、アヴァロンやドルイド教のことを毛嫌いしています。
アーサーの息子を身ごもることも出来ずランスロットと恋におち、そのことを苦悩してますますキリスト教にのめりこみます。
アーサーもそんな妻を思い自分を擁立したドルイド教の者たちを誓いに反して遠ざけます。

思うに、アーサーは確かにグウェンフウィファルを愛しているけど、全体的に優しすぎるのです。
ランスロットも確かに優しいですが、彼はモーゲンといたほうが魅力的に見えると思います。
グウェンフウィファルのキリスト教に対する傾倒っぷりは日本人からするとちょっと引くかもしれません。
でも、彼女も可哀想な女の人なんだなぁと思います。

しかし、ラストシーンは本当にびっくり。アーサーとランスロットと公認で三人でして、「ランスロットは好き。でもこんなことを許してくれるアーサーはもっと好き」って、何か違うと思うのですがー。

物語は起承転結で言えばやっと承。伝説で馴染みの登場人物も沢山出てきて、前作より読みやすくなっていると思います。
ただ前作以上に女性の世界の話しですし、グウェンフウィファルは(モーゲン視点だからでしょうが)ちょっといらいらするし、話の展開にはいらいらするかも。
なんだか、厳しい荒涼とした冬の情緒に火が燃えているような感じるお話でした。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 よろしければぽちっとお願いしますー。

女神に守られて 女騎士アランナⅡ

女神に守られて―女騎士・アランナ〈2〉 (女騎士・アランナ (2))
女神に守られて―女騎士・アランナ〈2〉 (女騎士・アランナ (2))
  • 発売元: PHP研究所
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2004/01


原題 In the Hand of the Goddess (Song of the Lioness)
タモラ・ピアス著 本間裕子訳
お勧め度★★★★☆(ロマンス要素も出てきてそういうのがお好きな方にはなおいいのでは)

シリー二作目。表紙のアランナが美しいですね。
アランナの14歳から騎士叙勲を受けて旅立つ前の18歳の話。
一冊で四年間話が進むので、すごくスピーディーにお話が展開していきます。
今回のお話では隣国との戦争もあったり、アランナの命がたびたび狙われたり、女の子の振舞い方を学んでみたり、宿敵ロジャー公爵との戦いもあったり。
また、双子の兄のトムの再登場も頼もしいです。典型的な魔法使いですがこういうお兄ちゃんいたら頼もしいだろうな。
動物の相棒である黒猫のフェイスフルも加わって、多彩な登場人物(しかしそのほとんどは男)物語はにぎやかになっていきます。
沢山の男性たちの中に女の子が一人というシチュエーションは少女マンガチックでそういうのが好きな人にもお勧めですが、女の子同士の友情というのも見てみたかったりします。
シリーズ名はソングオブライオネスというのですが、その名の由来がわかる出来事が後半にあったりして、なるほどー、と思ったりします。

これからどうなるのか楽しみな一冊。(私はジョンも好きですが、きっとジョージとくっつくんだろうな…)
何も考えずに新しい冒険に出たい時などにお勧めのシリーズです。


にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


アヴァロンの霧1 異教の女王

アヴァロンの霧〈1〉異教の女王 (ハヤカワ文庫FT)
  • 発売元: 早川書房
  • 発売日: 1988/04

原題 The Mists of Avalon
マリオン・ジマー・ブラッドリー著 岩原明子訳 まつざきあけみ表紙絵
お勧め度 ★★★★☆ (普通にお勧めできる本です。ただ、女性のほうがよりお勧めかも)

英米ではベストセラーになり四時間ドラマにもなったアヴァロンの霧。アーサー王づいているのでこれは読まなきゃ!
原書は900ページを超える分厚い本らしいが、日本語版では四冊に分冊されています。
アーサー王伝説を妖姫モーガン(作中ではモーゲン)の視点から再構築した話。
しかし一巻の前半はアーサーとモーゲンの母イグレインの話がメインです。
モーゲンは巫女として透視の能力があったりしますが、自分の容姿にコンプレックスを持っている何処にでもいる普通の女の子です。その彼女が伯母ヴィビアンの許であるアヴァロンに巫女修行に行ったり、
従弟のランスロットに淡い恋心を覚えてみたり、
伯母と祖父<ブリテンのマーリン>の計画により異父弟のアーサーと(儀式であったにしろ)ちぎってしまい身ごもったり、
波乱万丈の人生が待っています。

アーサーは初めての人であるモーゲンが忘れられなかったり、モーゲンはランスロットに未練があったり、なかなか複雑な人間関係は魅力的ですし、女性であれば共感できる箇所も多いと思います。

大胆な解釈は再構成はありますが、緻密に色々なことが書かれているので、読み応えはあるし、何より活き活きとしている登場人物は普通のアーサー王伝説を読むよりもわくわくします。
題名の通り、黄昏の時に遠い幻の島を霧越しに眺めるような情緒のある作品です。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

読書中に飲む物 紅茶編2

今読んでる本はマリオン・ジマー・ブラッドリーのアヴァロンの霧。
やっと一巻の3分の2くらいまで読めました。結構厚い本です。

読書記録がつけれないので今日は読書中に飲んでる飲み物の話。
今飲んでるのはルピシアのテ・オ・ショコラ

チョコレートの香りが落ち着きます。ミルクティーにすると今の季節にぴったりのほっこり感で落ち着きます。
砂糖を入れて甘くするとおやつ代わりにもなる一杯だと思います。
でも個人的にはチョコレートの香りと風味を楽しみたいので砂糖は入れずに飲むのがお勧め。
あ、クリスマスといえば、私の大好きなシュトーレンはホームベーカリーでも作れると発覚しました。
捜せば色々レシピもあるようなので、作ってみたいなぁと思う所存です。

シンデレラ(アーサー・ラッカム絵)

シンデレラ (新書館の海外名作絵本シリーズ)
シンデレラ (新書館の海外名作絵本シリーズ)
  • 発売元: 新書館
  • 発売日: 1995/12

原題 CINDERERRA
C・Sエヴァンス編集 アーサー・ラッカム絵 安達まみ訳
お勧め度★★★☆☆(シンデレラとしてはお勧めですが、挿絵が影絵だったのがちょっと残念かも)

大好きなアーサー・ラッカムが絵だというから興味を惹かれて図書館で借りました。
実際カラー絵は一点だけで、あとはリンク先の表紙のような影絵で描かれています。
でもその影絵が繊細で上品です。魔法じみていて、シンデレラの話にぴったりだと思います。

また、シンデレラの本名がエラだということをはじめて知りました。シンデレラというのはCinder+Erraで、姉がつけた造語だったのですね。
こんな絵本を読みながら育った子供は幸せだろうなぁと思います。
シンデレラ絵本の決定版ではないかと思うのですがどうでしょう?


にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 よろしければぽちっとお願いします!

冒険のはじまりしとき 女騎士アランナⅠ

 
原題 Alanna: The First Adventure
タモラ・ピアス 著 本間裕子 訳
お勧め度★★★★☆(子供向けですが大人も楽しめるファンタジーです)

10代の女の子向けのファンタジー小説作家タモラ・ピアスの著作ですが、大人から子供まで楽しめる作品だと思います。
私は20代ですが、最初はちょっと遠慮していても、読み始めたら楽しく読めました。

主人公はトレボンド男爵家のアランナ。彼女は騎士になりたくて、双子の兄のトムは魔法使いになりたい。
でも父親はアランナを修道院、トムを騎士学校に入れさせようとしたので、双子は入れ替わって(というか男の子の双子だと偽って)アランナが騎士学校に男の子として赴きます。

トムはこの巻ではほとんど出てこないので、物語はアランナの話に終始します。
前半は騎士学校での生活が書かれ、後半は黒い都と呼ばれる南の都市での冒険です。
アランナの騎士学校生活はギムナジウムを舞台にした少女漫画のようなような趣があってなかなか面白いです。
この話も先に読んだ「アーサー王ここに眠る」と似たモチーフの話ですが、アランナが第二次性徴を迎えた時の切り抜け方が嫌味も違和感もなくてよいと思いました。

ただ、アランナを取り巻く男の人たちは双子の兄のトム、王子のジョナサン(ジョン)、盗賊の王ジョージなど、思いっきり英米名なのがちょっと違和感といえば違和感。ファンタジーなのだからもっとファンタジーらしい名前にしてくれ、と思わなくもないですが、逆にこっちのほうが一般的には入りやすいのかもしれませんね。

多分今後の展開としてはジョンとジョージでアランナをめぐってロマンスが繰り広げられるんでしょうけど、どうなるんでしょうね。でもジョンとジョージ自体は普通に仲がいいので、私的には好感です。
10代の女の子が求めるのはロマンスと男の子同士の友情だと思うのですが、その二つがバランスよく配置されている作品です。


にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村 よろしければぽちっとお願いします!

ゆらぎの森のシエラ

 
ゆらぎの森のシエラ (創元SF文庫)
ゆらぎの森のシエラ (創元SF文庫)
  • 発売元: 東京創元社
  • 価格: ¥ 693
  • 発売日: 2007/03


菅浩江 著 橋賢亀 表紙絵
お勧め度★★★☆☆(興味のある方は読んで損はありません)

友人に誕生日プレゼントで貰った本。
この作者の初期の作品で、初の長編。
文章は硬派なライトノベルと言った文章でさっくりと読めます。
ファンタジーはイマジネーションでSFは映像だと私は思っているのですが、その二つが融合したような作品。
非常に視覚的でありながら、ファンタジーのような想像力に溢れています。
ジブリで映画化したらいいんじゃないかなぁと思いました。
物語自体も世界を股にかけた冒険とかではなくて、小さな町の中で展開していきます。しかしそこに世界の中心はあるのだなと思います。
生き物を摂取することでその生き物の能力や知識を吸収できるという設定がいいですね。

でも何より私の心をきゅんとさせたのは、シエラが金目を「騎士さま」と呼ぶその呼び方と、シエラとパナートが双子の姉弟だったという設定でした。
自然の叡智を感じ、自然と共生したい気分の時にお勧めの一冊です。
にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村  
よろしければぽちっとお願いします!
追記は若干ネタバレありの登場人物メモ。

Read More »

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

マユリ

Author:マユリ
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ(タブ)

カテゴリ

未分類 (6)
紅茶・お茶・珈琲 (9)
海外ファンタジー (202)
ハイ・ファンタジー (105)
エブリディ・マジック (50)
アーバン・ファンタジー (22)
アニマル・ファンタジー (9)
ヒストリカル・ファンタジー (16)
国内ファンタジー (70)
異世界ファンタジー (58)
日常の不思議 (11)
神話・伝説・童話 (31)
神話 (4)
伝説 (9)
童話 (18)
ロマンス (14)
SF (29)
少女小説 (76)
ラノベ (26)
BL・JUNE・少年もの (20)
BL (14)
JUNE (3)
少年物 (3)
ミステリ・ホラー (38)
ミステリ (31)
ホラー (7)
古典・文学 (8)
現代小説 (7)
ヤング・アダルト・児童書 (114)
YA (58)
高学年 (29)
低学年 (27)
絵本 (34)
戯曲・詩 (4)
幻想・耽美小説 (7)
ハードボイルド (1)
伝奇 (2)
歴史・時代物 (4)
ノヴェライズ (4)
漫画 (5)
日記 (2)
このブログについて (1)
未選択 (2)
キャラクター文芸 (3)
エッセイ (1)

タグ

美青年 王子 美少年 王女 魔法使い 妖精 異世界 騎士 吸血鬼 双子 学校 海賊 ドラゴン 兄妹 女王 吟遊詩人 アーサー王伝説 中華風 三角関係 身分違い 兄弟 巫女 西洋風 人狼 姉妹 エリザベス朝 本・図書館 ケルト  妖怪 近未来 おすすめ 姉弟 切ない 神父・シスター 人造人間 天使 幼馴染 ユニコーン ヴィクトリア朝 お店物 RPG小説 軍人 和風 人魚 食べ物系 学園 中世 人形 ホームズ 

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

訪問者様