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2011-03

魔法の庭2 天界の楽

魔法の庭〈2〉天界の楽 (ファンタジーの森)
魔法の庭〈2〉天界の楽 (ファンタジーの森)
  • 発売元: プランニングハウス
  • 発売日: 1999/05

妹尾ゆふ子 著 春日聖生 イラスト
お勧め度★★★★☆(読みやすくなっていて、おもしろいです)

魔法の庭2冊目。表紙はアストラです。なかなか格好いいですねー。
この巻では、アストラが<風の塔>の追手に追われます。
不審に思ったシリエンは、アストラの過去を暴きます。
シリエンがのぞいたアストラの過去とは?
という話。

一巻目は海外ファンタジーのような風情の小説という印象があったのですが、今回はそれがなくなっていて、普通の小説になっているという印象です。読みやすくなっているんだけど、ちょっと残念かな。

アストラの過去や生い立ちというのは、なかなか特殊で、そうは見えなかったけれど、アストラは稀有な存在だったんだなっていうのがわかった巻です。
アストラの唄いたい、歌に関する欲求というのはかなりのもので、さすが詩人だとしみじみしてしまいました。

シリエンのお姉ちゃんが出てきたり、氷姫の想い人が出てきたり、アストラの親友が出てきたり、いろいろな人が出てきます。
シリエンとアストラはいよいよ氷姫のいる庭にたどりつきます。
はたしてどうなるのか? 楽しみに読みたいと思います。

以下追記でちょっと。

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妖精国(アルフヘイム)の騎士ーローゼリィ物語ー1

妖精国(アルフヘイム)の騎士―ローゼリィ物語 (1) (PRINCESS COMICS)
妖精国(アルフヘイム)の騎士―ローゼリィ物語 (1) (PRINCESS COMICS)
  • 発売元: 秋田書店
  • 価格: ¥ 410
  • 発売日: 1987/02

中山星香 著
お勧め度★★★★☆(最初は面白い! しかし最初なのでこのくらいの評価で)

今度から漫画のレビューも書いてみることにしました。漫画はあまり読まないので少数だと思いますが。
早川FTの表紙を何冊か書いてらっしゃる中山星香さんの代表作です。
中山さんが表紙を書いた早川FTは好きな作品が多いので、中山さんの絵も好きだし、何より誕生日が一緒なのでちょっと親近感があり、図書館で完結まで読めると知ってせっかくだから読んでみることに。

アルトディアスの王女と王子であるローゼリィとローラントという双子の兄妹の物語。
美しく幻想的な世界観とストーリィ、描写などは、多少稚拙な部分も感じますが素直に引き込まれます。
3振りの魔法の剣のうち、それぞれシルヴァン<銀の剣>とルシリス<光の剣>に選ばれたローラントとローゼリィ。
侵略される祖国。旅立つ双子。

王道のファンタジーですが、壮大な物語の始まりを感じさせて面白いです。
結構周りからの言われようはぼろぼろの作品ですが、楽しみに読みたいと思います。

以下本当にちょっとだけ。
 
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聖なる森の家1 白き手の巫女

白き手の巫女 (ハヤカワ文庫FT―聖なる森の家)
  • 発売元: 早川書房
  • 発売日: 1994/11

原題 The Forest House
マリオン・ジマー・ブラッドリー著 岩原明子 訳 あしべゆうほ 表紙絵
お勧め度★★★★☆(物語はまだこれからですが、とにかく表紙が素敵です)

アヴァロンの霧で有名なブラッドリーの別シリーズ。ハヤカワ文庫FT200番。
アヴァロンの霧の前史をなす話といってよく、作中には同じキーワードをたびたび目にすることができます。
しばらくブラッドリーは読まないつもりだったのに、表紙の美しさに惹かれてつい手に取ってしまった作品です。あしべさん、大好きなんですよね。

物語はケルト人の高貴なドルイドの家の娘エイランと、ローマの司令官の息子ガイウスが出会い、惹かれあっていく中で、その想いを断ち切るために聖なる森の家の巫女になろうと決意するエイランの様子が描かれます。
そこに同じく巫女になったエイランの同い年の叔母であるディエダと、エイランの血のつながらない兄でもあるキンリクの恋の様子、ローマ人に対する憎しみ、葛藤などが描かれます。

この巻で語られるのは少年少女の恋模様などで、なんだかとてもみずみずしい読書感です。

この先どうなるのかとても楽しみ。
巻末には用語集と、訳者様の詳しい解説があり、親切です。
ただ、その用語集で微妙にネタばれしてるよね…。

もう絶版のシリーズのようですが、お勧めです。

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NO.6 ♯6

NO.6〔ナンバーシックス〕#6 (YA! ENTERTAINMENT)
NO.6〔ナンバーシックス〕#6 (YA! ENTERTAINMENT)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 998
  • 発売日: 2007/09/22

あさのあつこ 著
お勧め度★★★☆☆(あんまり進まなかったし…)

NO.6の六冊目。こんな日は読書して節電するしかない…。
矯正施設の地下で「老」という人物に出会うネズミと紫苑。老の口から語られるNO.6の過去。
それぞれの登場人物が抱える不安と予感、などが描かれます。

うーん、つまらなくはないんだけど正直微妙かも。
話の展開は遅々として進まないし、沙布のことなんかはちょっと引っ張りすぎ?って感じてしまう。
今までの巻には、あり得ない世界設定の中にも、そこに生きる人にもリアリティを感じたのですが、そしてそれがとてもよかったのですが、この巻は輪をかけてファンタジックで、リアリティを感じないと感じました。
老やサソリという登場人物の存在もそうだし、ネズミの過去もそう。

どうしても、何かしっくりしないものを感じます。

ここまで読んだら気になるので最後まで読みますが、正直最初のころの吸心力見たいなものはないと思います。
 
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ヘルマフロディテの体温

ヘルマフロディテの体温
ヘルマフロディテの体温
  • 発売元: 武田ランダムハウスジャパン
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2008/04/03

小島てるみ 著 山本タカト 表紙絵
お勧め度★★★★☆(気になるなら読んで損はなし!)

発売当時から気になっていた本。今になってやっと手に取り、読了しました。
題名の通りヘルマフロディテ(両性具有)を扱った本です。
でもそれ以上に、流れる水の物語という印象を強く受けました。

あるとき、母が男なった。シルビオは捨てられた。
シルビオは学生になった。大学のゼータ教授はヘルマフロディテで、その筋の権威だ。
母を男にしたのはゼータ教授だった。
シルビオはなぜか女装がやめられなかった。あるとき街に出たら、教授に女装姿を見られ、写真を撮られた。
写真を公開すると脅され、シルビオは教授の助手になり、最初のヘルマフロディテの物語を執筆するように、課題を出されるのだった…。

という話。水の印象がすごく強い話なのに、主人公はシルビオ(森)なのねと思った作品です。
耽美系かと思ったら、ギリシア神話などを織り交ぜ、どちらかというときれいな印象です。

おもしろかったです。読後感もよく、なんだか温かい気持ちになれました。
ただとても期待していた本なので、正直期待以上のものではなかったという印象でした。
翻訳文のような美しい文章と書かれていましたが、正直言うほどでもないと思いましたし、翻訳文のように格調が高く見えるのは書体のおかげだったり、装丁のおかげだったりする気がします。

そこまで期待しなければ確実におもしろく、印象に残る本です。
こういう不思議な世界が好きな方には、お勧めです。
 
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彩雲国物語 朱にまじわれば紅

彩雲国物語 朱にまじわれば紅 (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語 朱にまじわれば紅 (角川ビーンズ文庫)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 480
  • 発売日: 2005/04/28

雪乃紗衣 著 由羅カイリ イラスト
お勧め度★★★★☆(笑いをこらえるのは必至?)

彩雲国物語初の外伝集。
楸瑛、絳攸が秀麗の亡き母と出会う、幽霊退治大作戦!
影月との出会いを描く会試直前大騒動!
秀麗が熱を出してしまった様子を描くお見舞戦線異状あり?
本編でも話題にのぼった薔薇姫、
の四本を収録。

前から、気軽に楽しめる面白い話だと思って楽しく読んでいたのですが、ここまで思わず笑ってしまう話だったとは…! という感じです。面白いです。人前で読まずによかった…。

ただ、この作者様は短編より長編向きだと思うので、短編だとちょっと物足りないなぁと思ってしまいます。

外伝集ですが、本編の伏線はこれでもかっ、というくらい張られていて、彩雲国が好きな方なら必読の一冊です。
私のお勧めはほぼオールキャラ出演の「お見舞戦線異状あり?」です。面白かった!
本編が結構シリアスになりつつあるので、この外伝の気の抜けたほのぼのとした感じはホッと一息つけます。

お勧めの一冊です。

以下追記でこまごま。
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トワイライト・サーガ1 カローンの蜘蛛


栗本薫 著 天野喜孝 表紙絵
お勧め度★★★★☆(4・5位。正統派ヒロイック・ファンタジーです)

表題作は、今は亡き栗本さんが初期のころに書いた作品です。
グイン・サーガの数千年後を舞台にした物語で、闇王国パロの第二皇子であるゼフィールと、草原の国トルースの貴族だったヴァン・カルスの二人旅が描かれます。彼らをおそう想像力豊かでありながら想像に絶する冒険が描かれます。

久しぶりに栗本さんの著作を読みましたが、この本は良いですねー。
なんというかハワードが書いた征服王コナンシリーズの正当なる脈絡というのを受け継いでいる気がします。
物語自体は、カルスとゼフィールは(読者にはわからない理由で)なぜか生き別れてしまい、やさぐれた船乗り風のカルスが竪琴弾きの歌うサーガから自身の青春の記憶を追想するという体裁です。

このちょっとくらい雰囲気が、まさに薄暮(トワイライト)って感じです。

若い日のカルスは草原の男らしく、単純明快でありながら賢く、ゼフィールの忠実な守護者です。
ゼフィールは美しく冷たく魔道に通じていながら、どこか子供らしいところがあって、この二人のコンビは良いですねー。
作者様の美少年趣味というかお稚児趣味? がちょっと鼻につきすぎるような気もしますが、まあいいんじゃないでしょうか。

物語自体は結構エロでグロで暗くてどろどろしているし、文字もページいっぱいびっしりなので、読むのがちょっと疲れる! でも面白い! って思えます。

地名や神様の名前などはグイン・サーガと同一のものもあり、ファンには嬉しいですね。
カローンの蜘蛛、蛇神の都、滅びの島、暗い版図、双子宮の陰謀の五編を収録。
私のお気に入りは、滅びの島かな?

続きを読むことのできないシリーズですが、ぜひこの巻だけでも読んでみてください。

以下追記で少し。
 
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ファウスト 第一部 新訳決定版

ファウスト 第一部 新訳決定版
ファウスト 第一部 新訳決定版
  • 発売元: 集英社
  • 価格: ¥ 2,940
  • 発売日: 1999/10/22

ゲーテ 著 池内紀 訳
お勧め度★★★★☆(ファウスト初心者向き?)

言わずと知れたドイツ文学の名著。
ドイツ文学好きだけど、そういえばゲーテさんとはあんまり仲良くしたことがなかったなぁ…、まあゲーテさんは有名人だから私と知り合わなくても人気者でしょう。とか思っていたのですが、この前友人との会話にちらっと出てきて良い機会と読んでみることに。

うーん、感想としてはすごく読みやすいです。物語の筋もわかりやすくちゃんと頭に入ります。
正直、ファウストってこんな簡単に読めちゃっていいの? という感じで驚きです。
うっかり斜め読みとかもできちゃいます。

思うに、ファウストを知らない人や、学生さんなどがその門戸を開くために読む一冊だと思いました。
この本であらすじを知って、ほかの鴎外訳なんかを読む…。という感じです。

解説も付いていて、初心者には本当にやさしい作りです。
挿絵もあっていいのですが、その挿絵がちょっと俗っぽい感じなのがちょっと気になります。 もっと重厚な絵で読みたかった。

なにはともあれ、ファウスト初心者にお勧めの一冊です。

以下ちょっとだけ。

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彩雲国物語 想いは遙かなる茶都へ

彩雲国物語―想いは遙かなる茶都へ (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語―想いは遙かなる茶都へ (角川ビーンズ文庫)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 480
  • 発売日: 2004/09/28

雪乃紗衣 著 由羅カイリ イラスト
お勧め度★★★★☆(新章開幕で普通におもしろかったです)

彩雲国四冊目。
茶州の州牧(役人の偉い人)に命じられた秀麗と影月は燕青、静蘭、そして香鈴とともに茶州を目指す…!
という話です。
いやー、なかなか殺伐とした話でしたね。でも読み始めたら一気に読んでしまうのはやっぱり読みやすくて面白いんだと思います。まあ、漫画みたいな感覚です。
今回は燕青と静蘭の過去も垣間見えて、結構殺伐としてるなー、特に静蘭は大変だったのね、と思いながら読んでました。
あと若様もなんか怖かった。同じ天才なら龍蓮のほうが絶対いいでしょう。龍蓮まじオアシス。

お話としては、これからはしばらく茶州編かなー。王都に残った人たちにはあまり出番はないのかな? って感じですね。

ああ、それにしても、読みながら展開がわかっちゃう部分はありますね。まあわかるように書いてるんでしょうけど。だからどきどき感はあんまりないかなぁ。
あと、名前の意味も意外と簡単にわかってしまうと感じます。
まあ、やたらと難しい人名が多くて、それがどんどん増えていくので、人の名前覚えるの大変! って感じですが…。
なかなか面白い話だと思うので、これからも楽しみにしていきたいと思います。

以下続きでこまごました感想。

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ポティラ -妖精と時間泥棒

ポティラ―妖精と時間泥棒
ポティラ―妖精と時間泥棒
  • 発売元: WAVE出版
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 2007/11/20

原題 Potilla
コルネーリア・フンケ 著 浅見昇吾 訳
お勧め度★★★☆☆(子供が読んだり読み聞かせには★四つ)

題名と表紙の雰囲気に惹かれて借りてきた本。
作者様はファンタジーの書き手としても有名ですが、この本は児童向きかな。

あるとき妖精の女王ポティラを助けた内気な少年アーサー。
しかしポティラは妖精の帽子をなくしてしまい、妖精の世界に帰れない。
アーサーは友達の少女エスターと一緒に、ポティラを元の世界に戻すために協力し、冒険をします。

という話。
イメージとしては、正統派の児童書! って感じです。
ポティラは強気でかわいいですが、これが女王? って考えると違和感あるかもしれません。
アーサーのいとこの双子も出てくるのですが、これがすごくいやなやつですし。
大人が読むと物足りないかもしれないですが、子供の時にこういう本に出会えたら幸せだろうなぁという本です。なかなか夢のある本ではありますよ。

安心して読めるし、含蓄も深い本なので、読み聞かせの本などにもお勧め。
ドイツの児童文学作家らしい一冊だと思いました。

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