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2011-04

彩雲国物語 藍より出でて青

彩雲国物語 藍より出でて青 (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語 藍より出でて青 (角川ビーンズ文庫)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2006/03/31

雪乃紗衣 著 由羅カイリ イラスト
お勧め度★★★★☆(茶州編完全完結ということで文句なくおすすめです)

彩雲国番外編2冊目。今回の主役は龍蓮ですねー。
彩雲国と言えばついに今年の6月7月に完結するって発表されましたねー。まだ読んでない方、読み返しをしたい方は今のうちからですよ!
この外伝集には「王都上陸! 龍蓮台風」 「初恋成就大奔走!」 「心の友に藍を込めて~龍蓮的州都の歩き方~」 「夢は現に降りつもり」 の4編を収録。 
今までの茶州編が余すところなく味わえます。
私のお勧めは「心の友に~」でしょうか。龍蓮大好きなのでー。
このシリーズの番外編は番外編と言いつつ本編に密接に絡んでいるので見逃せません。
笑いあり、シリアスあり、恋愛あり、友情あり。ほのぼのありの一冊で、本当にお得感たっぷりの一冊だと思います。
なんと言うか、本編よりも番外編が楽しみな私がいます……w

読み逃している方がいたら、ぜひご一読いかがでしょうか??

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タランとリールの城 プリデイン物語3

タランとリールの城 (児童図書館・文学の部屋 プリデイン物語 3)
  • 発売元: 評論社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 1974/07

原題 The Castle of Llyr
ロイド・アリグザンダー 著 神宮輝夫 訳 エバリン・ネス 表紙絵
お勧め度★★★★★(ちょっと短いですが、エイロヌイを主軸とした素敵なお話です)

プリデイン三作目。
王女エイロヌイが自分の故郷に帰ることになり、送り届けたタランや、靴作りに姿を変えたギディオン、ついてきたフルダー・フラムとなどと共に魔女アクレンの陰謀に巻き込まれていくことになる、
という話。
作者様が前書きでおっしゃっているように、タランがエイロヌイへの気持ちを自覚する、ちょっとロマンチックな雰囲気の一冊。
タランの恋のライバルのルーン王子の登場や、エイロヌイを大切に思うタランの心の葛藤、そしてエイロヌイ自身の選択と決断による成長などが描かれます。

ちょっと言いたいことがあるとすれば、アクレンがアローンの奥さんだったって言うのにびっくりしたり。
私のお気に入りはルーン王子。本当どうしようもなく滑稽で、ちょっとイライラするんだけど、悪気はないし、何より彼なりに責任とコンプレックスを抱えていて、冒険の中で成長してタランと友情を結ぶ過程は感動。
プリデインを読んでると、なんだか自分も成長するような気持ちになれます。

出てくる登場人物の中でその後の行方がわからない人もいますが、それは次巻以降に期待ということで。
とにかくプリデインは、本当に素晴らしい物語だと思います。40年以上昔の物語がまったく色あせることなく存在するというjことは、本当に遺産なのかもしれないですね。
残り2冊も楽しみに読みたいところです。
 
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碧空の果てに

碧空の果てに (カドカワ銀のさじシリーズ)
碧空の果てに (カドカワ銀のさじシリーズ)
  • 発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2009/05/29

濱野京子 著 丹地陽子 絵
お勧め度★★★★☆(王道で、さわやかなファンタジーです)

図書館でとある本が気になったのですが、それがこの本の続編ぽかったので、こちらの方を先に読みました。

小国ユイの王女であるメイリンは大の男以上のすごい怪力の持ち主。それを女らしくないと思った父は、彼女を結婚させようとするが、そのことに反発したメイリンは祖国を出奔。
自由の国シーハンにたどりつき、足の不自由なシーハンの美貌の首相であるターリを始め、さまざまな人物と心の距離を深めていく……。
という話。

快活で自立心に富んだ強い女の子のお姫様を主役にした、いわゆる現代日本の王道ファンタジーと言える本だと思います。
しかし、なかなか読ませてくれる本だと思います。
冒険あり、戦いあり、恋愛あり、友情ありの、色々な物がたくさん詰まったさわやかな読後感の本で、期待以上に楽しめました。

メイリンとターリの恋愛模様は、後半ではだいぶ進展するので、なかなか面映ゆい気持ちになるのですが、お互いを信じてお互いの生きたいように生きる二人の愛はなかなか気持ちが良いです。

個人的には、最初は皮肉屋で冷笑的なターリが、徐々に快活さと屈託のなさを取り戻していくさまがお気に入りです。というか、ターリみたいな人好き!
メイリンとのその後も、なかなか想像をふくらませてくれて良いですね。
でも強いて言えば、もう少し挿絵を入れてほしかったかな…。
なにはともあれ、続編への期待も高まった一冊。
興味のある方は読んでも損はない一冊だと思います。

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人魚姫(ラズロ・ガル絵)

人魚姫
人魚姫
  • 発売元: ほるぷ出版
  • 価格: ¥ 1,680
  • 発売日: 1985/08

原題 The Little Mermaid
アンデルセン 著 ラズロ・ガル 絵
お勧め度★★★★★ (美しくふくよやかな人魚姫のイラストと悲しい物語がとても素敵)

あまりにも有名なアンデルセンの童話の絵本です。
絵を手掛けるのはラズロ・ガルという画家。絵本らしからぬ絵画的な絵は、とても美しいです。
とにかく文章も絵も物語も美しい一冊。
しかし読み聞かせには長く、子供が読むには漢字が難しいので、なんというかティーン~大人が楽しむ絵本と言ったところでしょうか。

それにしても、人魚姫ってこんなに切ない話だったんですね……。
魂を持たぬ人魚の愛は一途で純粋でありながら、人間は何と残酷な物でしょうか。
フーケのウンディーネを思い出しますね。

でも、この本を読んで、この話が改めてとても好きになりました。
童話というと子供のものという印象がありますが、アンデルセンの童話は大人の方がより楽しめる物語だと思います。
幻想的な絵と相まって、とてもひたれます。
ぜひ本棚の一角を占める本としてお手元に所蔵されてはいかがでしょうか??

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雪の女王 アンデルセン童話集1

雪の女王 アンデルセン童話集(1)
雪の女王 アンデルセン童話集(1)
  • 発売元: 新書館
  • 価格: ¥ 1,937
  • 発売日: 1993/12

原題 The Snow Queen
アンデルセン 著 エドマンド・デュラック 絵 荒俣宏 訳
お勧め度★★★★★(とっても美しく繊細な本です)

デュラックが挿絵を描いたアンデルセン童話集の一巻。
あまりにも有名な表題作のほかに、全部で4編を収録。
童話集というより、美しい物語集という趣のある一冊。
デュラックの美しいながらちょっと影のある挿絵が、物語の雰囲気によく合います。
アンデルセンの童話は、とにかく繊細で雪のように美しいという印象です。
童話と言うと子供のものという印象もあるかもしれないですが、この本はぜひ大人に読んでほしい一冊。
特に雪の女王は長いお話しなので、読むと色々な発見がありそうです。
私のお気に入りは「風の話」でしょうか。秋を思わせる、美しくも悲しい話です。

デュラックの本ってなかなか見かけない気がするのですが、とても良いので、お見かけの際はぜひ読んでみることをお勧めします。

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緋色の囁き

緋色の囁き (講談社文庫)
緋色の囁き (講談社文庫)
  • 発売元: 講談社
  • 価格: ¥ 750
  • 発売日: 1997/11/14

綾辻行人 著
お勧め度★★★★☆(4.5くらいでしょうか。綾辻さんの本の中でも大好きな一冊)

読む本がなかったので、Anotherのアニメ化企画のニュースを聞いて再読してみました。
すっかり内容を忘れていたので、素直に楽しめました。

館シリーズで有名な綾辻さんの別シリーズ。
しかし私はこのシリーズが大好きなのです。
基本的に、雰囲気や描写などの世界観を楽しむ作品と思いますが、色彩に満ちたちょっと不気味な雰囲気、全寮制の洋館じみた女学校……そこで噂される魔女の死と、現在の魔女……。
いささか題名の通り、あかい、と連呼しすぎの様な気もしますが、そこは愛嬌ということで。
この作品は綾辻さんの20代の頃の作品らしく、その瑞々しい感性が、少女たちの恐怖と狂気をよく表わしていて、非常に少女の世界を表していると思います。
天野可淡さんの人形が飾る表紙も素敵ですね。

とにかく、抒情性に溢れるホラー映画を見たような読後感。
雰囲気が好きな方は、ぜひご一読ください。
漫画化もされています。過去にちらっと見た印象では、なかなか原作の雰囲気がよく出ていますので、気になる方はどうぞ。続きにリンクをはっておきます。

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彩雲国物語 光降る碧の大地

彩雲国物語 光降る碧の大地 (角川ビーンズ文庫)
彩雲国物語 光降る碧の大地 (角川ビーンズ文庫)
  • 発売元: 角川書店
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2006/01/31

雪乃紗衣 著 由羅カイリ イラスト
お勧め度★★★★☆(影月編完結ですー。なかなか良いです。)

彩雲国本編8冊目。影月編完結です。
前の巻みたいに色々な事が詰め込まれてるわけではなく一つの事に集中してるので、読み応えがある印象です。
基本的に、秀麗って何したっけ? って感じもしましたが、影月とか香鈴とかがとにかく頑張っています。

基本的にこの話はとても優しい物語なので、読んでいて安心します(たまに都合のいい気もするけれど)

今回の話では異能の一族である縹家も暗躍し、これからの広がりも楽しみな一冊。
個人的なお気に入りは影月のために頑張ってた龍蓮なのですが。

とにかくシリアスな展開が続いたので、ひとまず終わってくれて気分転換出来たのはよかったですね。
面白いのですが、私の求めてる話とはちょっと違った感じだったので…。

それにしても沢山の登場人物が出てますが、人気投票とかしたら誰が一位なんだろう。
ちょっと気になりました。

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タランと黒い魔法の釜 プリデイン物語2


原題 The Black Cauldron
ロイド・アリグザンダー 著 神宮輝夫 訳 エバリン・ネス 表紙絵
お勧め度★★★★★(本当に素晴らしいシリーズだと思う)

プリデイン物語2巻。
今回の旅は不死身の軍隊を造る黒い大釜を探し出し、破壊することが目標です。
一巻で出会った友人たちのほか、2巻でも新しい友との出会いや、ライバルとの出会いがあります。
まずびっくりしたのは、一巻ではちょっと無鉄砲というかだったタランが、この巻では本当に落ち着いていて、名誉とは何か、とか、正しい善きものを尊ぶ少年になっていること。

そんなタランにも、どうしてもムカついてしまうライバルとの競争や、和解の努力があったり、厳しすぎる選択と別離の連続であったり、でもそれを通して成長するタランの様子が本当に素晴らしくて、子供向けの本ですが、大人が読んでも素直に感動できます。

最近多くのファンタジーの児童書がありますが、このシリーズは本当に子供に読んでほしい作品の一つです。
正統派のファンタジーだと思います。

この本と、前作の「タランと角の王」をあわせたものが、ディズニー映画の「コルドロン」の原作となっています。
やっぱり原作に勝るものはありませんが、商品リンクを続きに貼っておくので、興味のある方は見てみてはいかがでしょうか??

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兇月面 魔界都市ノワール

兇月面―魔界都市ノワール (ノン・ノベル)
兇月面―魔界都市ノワール (ノン・ノベル)
  • 発売元: 祥伝社
  • 価格: ¥ 880
  • 発売日: 2011/02/11

菊地秀行 著 末弥純 絵
お勧め度★★★★☆(久しぶりのノワールとして、満足な一冊です)

久しぶりに<魔界都市>を読みました。
だって本屋さんに行ったらこの表紙。仮面に白いシャツにブルージーンズ。秋ふゆはるさんじゃないですか!
ノワールが始まったころは、ちょうど私が菊地さんにはまっていたころなので、なんというかノワールは、私の中で思い出深い作品なのです。
今回の表紙はなかなか格好いいのでお気に入り。

内容はふゆはるさんの仮面の秘密が明かされる巻でしたが、そうきましたかー。秋一族って一体いつからあるのよ?
なにはともあれ、9年ぶりの帰還にも関わらず、花屋の主人も従業員も相変わらずで嬉しい。ふゆはるさんは登場した話のそのどれにおいても性格がちょっと違う気がしますが、良い性格になっていると思います。

今回は麻呂亜少年が頑張ってます。柊子さんもなかなかですが、美也さんは完全にお留守番。
久しぶりの仮面戦争に加えて久しぶりのスケールの大きい話、そして久しぶりのノワールと、久しぶりながら安定していて面白いです。
このシリーズはせつらさんとのやりとりが面白くて新鮮なので、いつか従兄弟で共闘してくれないかなぁ。
このシリーズ、少数派かもしれませんが、すごく好きなんです。
久しぶりに読めて満足。
興味がある方も、久しぶりに不思議な花屋の強烈な香りに誘われてみたらいかがでしょうか??
以下追記で少し突っ込み。

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フルダー・フラムとまことのたてごと


原題 The Truthful Harp
ロイド・アリグザンダー 著 エバリン・ネス 絵 神宮輝夫 訳
お勧め度★★★★★(教訓的ですが、素直に良いお話です)

プリデイン物語の外伝その2。この話の主役はフルダー・フラムです。
挿絵を見てもそう思うのですが、この話を読むとフルダー・フラムがとてもかわいく、実直で誇り高く、より良い人に思えます。
フルダー・フラムがいつも持っている、まことを言わないと切れてしまう弦を持つ竪琴の話。
とにかくこの本の中のフルダーはとてもいい人。お城で自分の民と遊ぶとかある意味かわいいです。

内容的に言うとちょっと教訓臭い気もしますが、それがこの本のいいところでもあると思います。
そしてフルダーのあの大言壮語する癖の裏側には、こんな理由があったのですね。
とにかくフルダーが良い人すぎて、より好きになります。
プリデイン物語はもちろん、すべての物語を愛している人にお勧めしたい一冊。

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