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2015-12

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『イファンの王女』/前田珠子 著




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(2015年読書感想75冊目)


この本の概要


著者 前田珠子
イラスト おおや和美 
出版社  集英社(コバルト文庫)
ジャンル ファンタジー
ページ数 204ページ
フォーマット 紙本(文庫)
ノンシリーズかシリーズものか? カル・ランシィシリーズの一作目。
なぜこの本を読んだか。 図書館で見かけて、気づいたら手に取っていた。
本の入手方法 図書館より借りてくる。

   
おすすめ度

感動 ★★★
人に勧めたい ★★★
もう一度読みたい ★★★★
驚き ★★★
学んだ ★★★

この本を評価するなら 70点くらい。好きなファンタジーの雰囲気です。

収録作品

イファンの王女

受賞・ノミネート情報など
前田珠子さんのデビュー後2作目。

本のあらすじ

カル・ランシィ氏族の末の王女アルスリーアの身の回りでは、最近不穏なことが起こる。
そんな中、異母兄アルガストの突然の訪問により、アルスリーアの運命は大きく動き出すのだった!

この本の感想


前田珠子さんは破妖の剣シリーズを虫食いで読んだくらいですが、名前の付け方がなんとも私好みで、この本も、登場人物の名前に惹かれて借りてきました。
デビュー二作目とのことらしく、まだなんとも初々しさの残る作風が逆に好感を持てます。主人公アルスリーアはどことなくラエスリールの面影があるような気も。
奥行を感じさせる世界設定も流石でしょうか。
個人的に破妖の剣シリーズよりも、むしろこちらのシリーズのほうが、好きな要素が多くて、好ましく思ってしまいました。


心に響いたシーンなど

一番はアルヴィレータがアルザールにその思いの内を吐露する場面が、とても印象に残りました。許されない想いをお互いの胸に抱く双子……。この人間の儘ならさこそを描くのが、ファンタジーの醍醐味ではないのかななどと、そんなことさえ思ってし合うくらい、なんだか深く印象に残ったシーンです。


主な登場人物
アルスリーア カル・ランシィの末の王女。イファン。
アルザール アルスリーアの同母兄。
アルトゥイン アルスリーアとアルザールの従兄弟でアルスリーアの婚約者。魔術師。色素が薄い。
アルガスト アルスリーアの異母兄。
アルヴィレータ アルスリーアの姉。アルザールの双子の妹。


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『マップメイカー―ソフィアとガラスの地図 (下)』/S・Eグローヴ 著




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(2015年読書感想74冊目)


この本の概要


著者 S,E.グローブ
イラスト 山本のり
出版社  早川書房(FT)577番
ジャンル ファンタジー
ページ数 352ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? マップメイカー三部作の一作目の下巻。
なぜこの本を読んだか。 ハヤカワFTの本の中でも、なんとなく心惹かれたから。
本の入手方法 図書館より借りてくる。

   
おすすめ度

感動 ★★★
人に勧めたい ★★★
もう一度読みたい ★★★★
驚き ★★★
学んだ ★★★

この本を評価するなら 65点くらい。好きだけれど、突出するところは特にない、かな?

収録作品


受賞・ノミネート情報など
(子供の読書のための選書の中の一冊)
2014年、パブリッシャーウィーク紙が選ぶ夏に最も読まれた本の中の一冊

本のあらすじ

ある日理由もわからずに起こった<大崩壊>により、様々な国と時代がちぐはぐに入り混じるようになった地球。
ロンドンで暮らしていた、ソフィアと伯父のシャドラック。
しかしある日、シャドラックが何者かにさらわれてしまった!
ソフィアは、シャドラックを助けることが出来るのか?

この本の感想


ファンタジーとしては、割と至って普通のファンタジーなんだけれども、この下巻から、ヴェレッサやマーティンなど、新しい顔も仲間に加わって、よりキャラの個性が際立つ旅路となっています。そしてやっぱり地図というアイテムが素敵すぎます。いろいろな発送の地図が出てきてそれだけでも楽しい一冊。
三部作の一作目だけれども、このお話だけでもきれいにまとまってるのが好感が持てます。私のお気に入りキャラは愛も変わらずシャドラック、そしてブランカがいいです。
この小説はキャラクターがいいですね。
彼らにまた会いたいから、続編が出たらまた読みたいです。

心に響いたシーンなど

上ではシャドラックがいいとかいた私ですが、このお話はやはりソフィアやセオの物語。
二人がツリーハウスで数日を過ごすシーンや、ラスト、月明かりの下での抱擁のシーンなどは、何とも言えない美しさと安らぎが、読んでる私たちの胸にまで広がって、忘れがたい印象を残します。お気に入りのシーンです。


主な登場人物
ソフィア・ティムズ マップメイカーを目指す少女、時間の感覚がない。
シャドラック・エリ ソフィアの伯父。優秀なマップメイカー。
セオ ソフィアの旅に同行する、ノクトランドの少年。
ブランカ 伝説の地図、カルタ・メイヤーを探す神秘的な女性。
カリスタ&バートン・モリス お上品な海賊の双子。ソフィアの旅を手助けする。
ヴェレッサ・メトル ノクトランドの皇室付図書館司書。シャドラックの友人。

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『Blackberry Blue: And Other Fairy Tales』/ジャミラ・ギャビン 著




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(2015年読書感想73冊目)


この本の概要


著者 Jamila Gavin
イラスト Richard Collingridge
出版社  Tamarind
ジャンル フェアリーテイル
ページ数 240ページ
フォーマット 電子書籍
ノンシリーズかシリーズものか? ノンシリーズ(これだけで読める)
なぜこの本を読んだか。 カーネギー賞受賞作のリストから、表紙を見て一目ぼれしたから。
本の入手方法 Amazonのキンドル版を入手。

   
おすすめ度

感動 ★★★★
人に勧めたい ★★★★★
もう一度読みたい ★★★★
驚き ★★★
学んだ ★★★

この本を評価するなら 85点くらい。好きです。

収録作品
Blackberryblue
The Purple Lady
The Golden Curp
Emeka the Pathfinder
Oddboy
The Night Princess


受賞・ノミネート情報など
2015年 カーネギー賞ノミネート作品(ロングリスト)

本のあらすじ

木苺から生まれたブラックベリーブルー、孤独な王を救おうと奮闘する、エメカとジョイの兄妹、美しい夜空を漆黒の馬ダークと駆ける夜の王女ディザイア姫は昼の少年に恋をして……。
美しい挿絵とともに織り成される、美しい新たなスタンダートとなるような童話集。


この本の感想



非常に美ししい創作おとぎ話たち。
新しいと同時にクラシックである部分も多く、好感が持てます。
お話としては、おそらく七つの大罪を意識してテーマにしたんじゃないかなと思うのですが、基本的には主人公が継親や継子に虐げられながらも理想を忘れずに頑張り、最後に報われるというお話が多く、その頑張る姿に感動したり、安心したりします。
個人的に好きなお話は「エメカ」と「ナイトプリンセス」、「オッドボーイ」
個人的に動物が可愛いと思うのです。ディザイア姫の馬のダーク忠義かわいいです。


心に響いたシーンなど

個人的にオッドボーイが好きなのです。
自分よりフィドルを上手く弾き、おじいさんの愛情を受ける謎の少年、オッドボーイに嫉妬して、オッドボーイを「もといた魔法の山に帰れ!」と追い出してしまう孫の少年レムス。
彼が置いていったフィドルも返さず、それを弾き続けて……。
ちょっとした目にこそあいますが、最後はおじいさんとも絆を深め、自分の実力で村の冠婚葬祭を担うフィドル弾きになったレムス。
ひどい少年だったが、改心した姿が清々しくて印象に残ります。


主な登場人物
ブラックベリーブルー 木苺から生まれた少女 ジャスト王子とウルフ王子兄弟から恋心を寄せられる王宮の厨房仕事の娘
エイブ パープルレディーに双子の妹レイラをさらわれ、飼い猫のミスコウリとレイラを助けに行く旅にでる。
エメカ&ジョイ エメカはパスファインダー。妹のジョイとともに、孤独な王とその子供たちを救うことになる。
ディザイア姫 夜の国のお姫様。昼の青年であるデイに恋をし、自らの故郷を捨てる。

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『汗血公路: アルスラーン戦記4』/田中芳樹 著




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(2015年読書感想72冊目)

田中芳樹 著
表紙絵 山田章博 


   
おすすめ度★★★★★(様々な思惑の交錯する、飽きさせない第4巻!)


この本の概要
日本の大人気作家、田中芳樹さんのファンタジー代表作、アルスラーン戦記の光文社文庫版第4巻。表紙はファランギースですね。凛々しくて美しいです。やっぱり表紙の美しさ、読みやすさなど、アルスラーンはこの光文社文庫版がいいなあと思ってしまう私です。

本のあらすじ

ルシタニアに奪われた祖国の王都奪還に向けて、アルスラーンの元に続々と集まってくるものたち。仲間同士でも小さな競り合いは絶えない。そんな中、王都奪還のためにエクバターナに向けて兵を進めるアルスラーンは、戦の暗黒を見る。一方、ルシタニアでは囚虜として囚われていたアンドラゴラス王が……。
大陸公路に汗と血が滴る第4巻!

この本の読みどころと感想


とにかく秀逸な物語展開。清々しいです。


田中芳樹さんのアルスラーン戦記第4巻。
素晴らしいです。四冊目になっても飽きさせない。衰えることのないワクワク感と勢いと秀逸な物語展開。なぜ今までなんとなく敬遠してたのかわからないくらい、はまっています。
アルスラーンの元に続々と集まる人々、様々な思惑が交差して、本当に面白い物語になっています。
四冊目にして、アルスラーンの出生の秘密などはいまだ明かされずですが、気になってしまってどんどん先を読まされます。
特にこの巻は終盤の展開が秀逸で、終盤のどんでん返しとまとまり方が素晴らしく綺麗で、心に残る巻です。
巻を増すごとに面白くなってる気さえするアルスラーン戦記。
これからも読みたいです。
個人的には、重々しい物語展開に、清涼剤のようなアルフリートとエステルの存在が光ります。


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『Misty Circus Volume 1』/ヴィクトリア・フランセス 著




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(2015年読書感想71冊目)

Victoria Frances 作 



   
おすすめ度★★★★★(POPでキュートでほんのりダーク。極上の悲しみと喜びのスープのようなお話。)


この本の概要
スペインのゴシックアートな女流イラストレーター、日本にもファンは多いと思われる、ヴィクトリア・フランセスが、挿絵や文章を描いた絵本。
察するはスペインでは2冊に分けて出ていたものっぽいですが、こちらの版はその合本になっています。

本のあらすじ

母親がなくなったことをきっかけに、サーシャの環境は激変した。
その環境を厭うて森に逃げてきたサーシャは、そこでジョシュという名前のクロネコと出会う。ジョシュとしばらく森の中をさまよっていると、「MISTY CIRCUS」という看板を掲げたサーカスを発見して……?


この本の読みどころと感想


本そのものが一冊のポップなゴシックアートであるかのような絵本です。


ヴィクトリア・フランセスは大好きなイラストレーターで、しかもこの絵本は、私の大好きなテーマであるサーカスというのが題名に入っている。もう読むしかない! とずっと気になっていたところ、アマゾンでセールになっていたので思わず紙の本媒体を購入してしまいました。
でもそれがよかったです! まるで本そのものが一冊の芸術であるかのように、フルカラーの素敵な本になっています。
イラストは彼女の絵にしてはポップでキュートなのですが、これはこれでとっても魅力的!
悲しみの表情の似合うピエロの少年サーシャ、その友達の黒猫ジョシュ、サーカスの団長ルドヴィコ、幼い魔女クロエなど、登場人物も素敵です。
お話も、サーカス×ハロウィン×魔女×悲哀、という感じで、私のどストライクです。
ヴィクトリア・フランセスのファンはもちろん、普通の絵本じゃ物足りないちょっとゴシックでダークな物語に心惹かれる子供にもおすすめの絵本です。こんな絵本読めて育ったのなら幸せです……。


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『マップメイカー―ソフィアとガラスの地図 (上)』/S・Eグローヴ 著




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(2015年読書感想70冊目)

S.E.グローブ 著 

吉嶺英美 訳

   
おすすめ度★★★★☆(世界観が面白いです。地図って素敵!)


この本の概要
アメリカ合衆国の作家、S.E.グローブの初の長編ファンタジー小説、マップメイカーの上巻。
レーベルはハヤカワ文庫FTで、通し番号はFT577。
著者の経験の全てが詰まっている素敵なファンタジー小説です。

本のあらすじ

ある日を境に、様々な時代の様々な国がちぐはぐにつなぎあわされてしまったアメリカ、ボストンが舞台。
優れたマップメイカーであるシャドラック・エリの姪であるソフィアは、両親が探索の旅から帰ってこず、シャドラックと暮らしていたが、ある日シャドラックが何者かにさらわれてしまう。
ソフィアは知り合ったばかりの友人、セオとシャドラックを助けるために旅に出ることに!



この本の読みどころと感想


自由奔放な発想からなる魅力的な世界観。キーアイテムが地図というのも素敵です。


地図は読めない方向音痴な私ですが、地図というものは大好き。そんなわたしが、ガラスの地図なんて素敵な題名のついたこの本を手に取らないわけがない……。
期待に胸ときめかせながら、ページをめくったら、時間を忘れてよんでいました。」特殊な状況でちぐはぐになってしまった世界の様子や、それに対する対策として整った社会政策が面白く、ぐんぐん引き込まれます。
ソフィアはちょっと正義感強くて、見てられないところもあるけれど、基本的にいい子なので好感度高いです。
個人的に好きなキャラはシャドラックです。
かつて30代の伯父さんが囚われのヒロインだったファンタジー小説があるだろうか(反語)
また、出てくる地図というアイテムがそれぞれとても魅力的で、読んでいて楽しかったです。
とにかく登場人物がとても魅力的で、世界観もいい。
ちょっと中だるみがあったり、説明不足あところもあるけれど、下巻を読むのも楽しみです。



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