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2016-06

風塵乱舞 アルスラーン戦記6/田中芳樹 著




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(2016年読書感想29冊目)



この本の概要


著者 田中芳樹
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 山田章博
出版社 光文社
レーベル 光文社文庫
ジャンル ハイ・ファンタジー
ページ数 237ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ6冊目。
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから。
本の入手方法 書店にて購入。

   
おすすめ度

感動 ★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★★
驚き ★★★★
学んだ ★★★

この本を評価するなら 84点くらい。今までとはちょっと違う風の吹く今作。ここにきて新鮮な気持ちで読め、面白かったです。

収録作品

風塵乱舞

受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ(「BOOK」データベースより)

城に帰還した父王アンドラゴラスの命により、事実上追放の身となったアルスラーン。五万の兵を集めるまでは帰れぬ運命となった。つき従うのは、ダリューン、ナルサスをはじめとしたわずか七人の側近のみ。一行はパルス随一の港町ギランへ―。そこで待ち受けていたのは、海上商人を脅かす海賊たちとの戦いだった。新たな冒険の始まりに胸躍るシリーズ第六弾!




この本の感想

表紙はキシュワートでしょうか、渋くて格好良く、表紙に見合うだけの活躍(というか気苦労)っぶりでした。
今回、追放されたアルスラーンは南の港町ギランに。少人数の側近のみをつれた港末での活劇は、読書している私にとっても、どこか清々しい物でした。
港町ギランにできた王太子府に、次々と集まろうとしている人々の思惑や、章タイトルにもなっている、列王に降り注ぐ災難も、予想がつかないものばかりで、本当にドキドキしながら読めました。田中さんは本当にうまいです。
また、ここに来てアルスラーンの才覚のきらりと光ること。
アルスラーンの出生の秘密はおそらく次巻に持ち越されて明かされるのでしょうが、どんな出生であれ、この才覚と人柄があれば素晴らしい王になるのだろうと想えて、読んでいてとても嬉しかったです。
ここにきてルシタニアの人(というかギスカール)が可哀想に思えてくるのは、ギスカール以上にラスボスの匂いのするアルスラーンの父王、アンドラゴラスの存在のためでしょうか。
登場人物のやり取りも本当に面白く、次でひとまず大区切り。
第一部完までは、少なくともアルスラーンたちを見届けたいという思いを強くした一冊でした。

心に響いたシーンなど

アルスラーンが王太子府でいろいろな裁定を下すシーンが印象的でした。


主な登場人物
アルスラーン パルス王太子
ナルサス アルスラーンの軍師
ダリューン アルスラーンの1の騎士
ギーヴ アルスラーンに味方する流浪の楽師
ヒルメス 銀仮面。アルスラーンの従兄で王位を狙う。
アンドラゴラス パルス国王。アルスラーンの父


こんな本が好きな方におすすめの本です

敗戦から始まるファンタジー小説が読みたい方に。
国内の代表的なファンタジー小説が読みたい方に。


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この世の彼方の海 (ハヤカワ文庫 SF―エルリック・サーガ 2)/マイクル・ムアコック 著




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(2016年読書感想28冊目)



この本の概要


著者 マイクル・ムアコック
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 井辻朱美
イラスト 天野喜孝
出版社 早川書房
レーベル ハヤカワ文庫SF(589番)
ジャンル ハイ・ファンタジー
ページ数 256ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ2冊目。
なぜこの本を読んだか。久しぶりに無性に読みたくなって再読。
本の入手方法 図書館

   
おすすめ度

感動 ★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★★
驚き ★★★
学んだ ★★★

この本を評価するなら 80点くらい。前作よりちょっとマニア向けか。でも素晴らしい佳作です。

収録作品

過去への旅
現在への旅
未来への旅

受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ内容【新装版からの引用です】

〈永遠の戦士 エルリック〉第2巻。この世の彼方の海を旅する不思議な船でエルリックを待っていたのは、エレコーゼ、コルム、ホークムーンだった! ピカレイドの総督にメルニボネの間諜ではないかと疑われ、辺境の海岸へと追いつめられた流浪の皇子エルリック。もはやこれまでかと思われたとき、霧のなかから一隻の船が現われた。「われらとともに航海し、人類の敵と戦ってほしい」・・それがかれを、摩訶不思議な海に展開する異様な冒険へと連れだす始まりとなった……。

この本の感想

エルリックとの久しぶりの旅は楽しい物、それを改めて感じます。
この巻は独立した3本の中編を収録。そしてこの旧版は天野さんの表紙絵、挿絵が素晴らしい一冊で、イラストのためだけでもこの本を手元に置いておきたくなります。
内容に関しては、過去への旅は永遠の戦士揃い踏みのヒーローものオールスターといった風なSFで、この展開からしてすでに熱いのですが、逆にムアコックの世界観を知っていないと突拍子もないかなとも思えます。
現在への旅は、メルニボネの公爵サクシフ・ダンの執着と呼べるようなメルニボネ人らしい美学が素敵です。商人の娘ヴァスリスも美しい。
未来への旅はヒロイックファンタジーの王道といった雰囲気の冒険もので、この本はまさしく一冊で3粒もおいしい素敵な物になっていると感じました。
また、エルリックはメルニボネ人でありながら情に厚く、人々を見捨てられないその背理ともいえる心が、私は好きだなと改めて思いました。この2作目は、一回読んだだけでは突拍子ないかもしれませんが、味があるするめ的作品だと思います。
エルリックシリーズは、あまり深く語られないけれど、とても広大で詳細な世界設定をうかがわせるところが、やはりファンタジー小説として素敵だなと思います。

心に響いたシーンなど

最後ついにその本性を明らかにするストームブリンガーのシーン。

主な登場人物

エルリック 428代目のメルニボネの王。白子。
スミオーガン 紫の街の禿頭伯
エレコーゼ コルム ホークムーン 1なる4者。


こんな本が好きな方におすすめの本です

ファンタジーの名作にして傑作が読みたい方に。
色々な味わいをいっぺんに味わえるエンタメ小説の読みたい方に。


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メルニボネの皇子 (エルリック・サーガ1)/マイクル・ムアコック 著




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(2016年読書感想27冊目)



この本の概要


著者 マイクル・ムアコック
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 安田均
イラスト 天野喜孝
出版社 早川書房
レーベル ハヤカワ文庫SF(587番)
ジャンル ハイ・ファンタジー
ページ数 255ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ1冊目。
なぜこの本を読んだか。久しぶりに無性に読みたくなって再読。
本の入手方法 図書館

   
おすすめ度

感動 ★★
面白い★★★★★
人に勧めたい ★★★★★
驚き ★★★★
学んだ ★★★★

この本を評価するなら 88点くらい。アンチ・ヒロイックファンタジー。哲学的なところもムアコックならではか。

収録作品

メルニボネの皇子

受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ内容【新装版からの引用です】
乳白色の神に深紅の瞳、太古の妖術を自在に操り、魔剣ストームブリンガーで敵の魂を吸い取る、メルニボネ帝国最後の皇帝にして流浪の皇子エルリックの数奇な運命を、巨匠が流麗かつ壮大に紡ぎ上げたエルリック・サーガ開幕!


この本の感想

無性にエルリックに会いたくなって、この本を三度手に取りました。エルリックと出会って、私の人生は変わった。そういってもいいくらいの本なのです。
今回は旧版を再読。天野さんのイラストが美しいです。
最後に読んだのが六年以上昔なのだと思いますが、そのおかげか色々と新鮮な気持ちで読めました。エルリックの魅力、サイモリルの魅力、ディヴィム・トヴァーの魅力、イイルクーンの魅力、それぞれがそれぞれの魅力を放っています。
エルリックといえばハワードの英雄コナンシリーズと対極をなすファンタジー小説の金字塔と言われていますが、アンチ・ヒロイックファンタジーでありながら、その広大で緻密な世界観はやはり素晴らしいです。また、従弟イイルクーンとの対立、皇女サイモリルとのロマンス、黒き剣や魔術を使った剣戟など、エンタメ小説としての側面も併せ持っています。
何よりも、私はエルリックが好きです。
誰よりもメルニボネ人らしくなく、そのために誰よりもメルニボネ人らしさが時として覗く。
常に自分のために迷い、しかしその迷いすらも誤る、だがそのことに気づかぬ悲劇。
エルリックほど神々に、人々に、運命に翻弄された英雄はいないと言ってもいいでしょう。
もう40年以上も昔に書かれた物語ですが、今読んでモ古さを感じず、あるいは古いために新しいファンタジー小説になっていると言ってもいいでしょう。
エルリックの運命を見届けると同時に、自己とは何かを見出す旅に、私もともに出たいと思います。


心に響いたシーンなど

エルリックとサイモリルの遠乗りのシーンが、いつでもなぜか無性に好きです。

主な登場人物

エルリック 428代目のメルニボネの王。白子。
イイルクーン エルリックの従弟
サイモリル イイルクーンの妹、エルリックの恋人。
ディヴィム・トヴァー エルリックの従兄。<竜洞の支配者>
ラッキーㇽ 赤き射手。プムの神官剣士。

こんな本が好きな方におすすめの本です

ファンタジーの名作にして傑作が読みたい方に。



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血翼王亡命譚 ―祈刀のアルナ― 1/新八角 著




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(2016年読書感想26冊目)



この本の概要


著者 新八角
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 吟
出版社 KADOKAWA
レーベル 電撃文庫
ジャンル ハイ・ファンタジー
ページ数 312ページ
フォーマット 電子書籍
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ1冊目(続きます)
なぜこの本を読んだか。お友達に勧められて
本の入手方法 Amazonで電子書籍を購入

   
おすすめ度

感動 ★★★★
面白い★★★★★
人に勧めたい ★★★★★
驚き ★★★
学んだ ★★★

この本を評価するなら 88点くらい。独特で重厚な世界観、畳みかける展開、とても面白かったです・

収録作品

祈刀のアルナ

受賞・ノミネート情報など
第22回電撃小説大賞<銀賞>受賞作。


本のあらすじ内容

第22回電撃小説大賞<銀賞>受賞作!
国を追われた王女と、
血染めの護衛剣士の運命を描く
珠玉のファンタジー

 [私は駄目な王女だからね。自分のために命を使いたいの]
 ──この日、赤燕の国(レポルガ)の国史には第百三十二代王位継承者アルナリス=カイ=ベルヘスと、その護舞官ユウファ=ガルーテンが失踪したと記された。
 だが、それは嘘だと俺は知っている。
 太陽を祀る五日間、彼女は王族の在り方に抗い、その想いを尽くしただけだった……。
 突如国を追われた王女アルナ、刀を振るうしか能のない護衛剣士ユウファ、猫の血を身に宿した放浪娘イルナ、人語を解する燕のスゥと軍犬のベオル。
 森と獣に彩られた「赤燕の国」を、奇妙な顔ぶれで旅することになった一行。予期せぬ策謀と逃走の果て、国を揺るがす真実を前にして彼らが胸に宿した祈りとは――。
 これは歴史の影に消えた、儚き恋の亡命譚。



この本の感想

お友達に勧められて読書しました。
もう最初の序章の時点で、なんだか泣きそうになりながら読んでいました。
最初はのほほんとした感じのお話で、物語の中途迄も結構のほほんとしていて、しかしラスト付近から怒涛の展開で、ぐいぐいとただ物語に引き込まれていきました。
独特で重厚な世界観、この話はこれに尽きると思うのですが、その独特な世界観を過不足や違和感なく説明している辺りは素晴らしいと感じました。
シリーズものっぽいタイトルの書き方だったので、迫りくるラストの予感と、どうやって以降の物語が進むのか、ドキドキしながら読んでいました。
ラノベ、というより電撃文庫らしさもしっかりありつつ、ただの電撃文庫以上の世界観を作りだしている辺りがとても好感が持てました。
この第一巻は壮大な序章という感じで、物語が以後どうやって展開していくのか期待しています。
久しぶりに素敵な新人作家さんと出会えたと思って、応援したいと思います。
個人的には猫のディナンが印象に深いキャラなので、彼の再登場を期待したいところです。


心に響いたシーンなど

最終章ほとんど全部。

主な登場人物

アルナリス 「赤燕の国」の第一王女
ユウファ アルナリスの護舞官。蛇の血
イルナ 猫の血の少女。二人の度に同道する。
スゥ アルナリスの王鳥
ヘイダス ユウファの師匠


こんな本が好きな方におすすめの本です

重厚で独特な世界観のファンタジー小説が読みたい方に
余韻の有る物語が読みたい方に



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たまさか人形堂それから/津原泰水 著





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(2016年読書感想25冊目)



この本の概要


著者 津原泰水
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 中島梨絵
出版社 文藝春秋
レーベル 文春文庫
ジャンル お店物連作短編集
ページ数 222ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ2冊目(完結)
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから
本の入手方法 書店にて購入

   
おすすめ度

感動 ★★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★★
驚き ★★★★
学んだ ★★★★

この本を評価するなら 85点くらい。前作以上に面白く、また心に響き胸に刺さった物語たちでした。

収録作品

香山リカと申します
髪が伸びる
小田巻姫
ピロシキ日和
雲を超えて

受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ内容


OLをリストラされたことをきっかけに、祖父母から譲り受けた「玉阪人形堂」店主となった澪。人形制作に関しては素人だったが、押しかけアルバイトの人形マニア・冨永と
高い技量の訳あり職人・師村の助けもあって、人形堂はそこそこにぎわいを見せていた。
いっとき店は閉店の危機に見舞われたが、資産家の坊(ぼん)でもあった冨永が共同経営者の立場になることで、その危機は去った―ー。
今日もこの小さな店には人形に関する様々な難題が持ち込まれる。赤いマーカーの汚れがついてしまったリカちゃん人形、グループ展でなぜか壊されてしまう人形作家の「ある作品」、髪が伸びる市松人形の謎、盲目のコレクターが持ち込んだ小田巻姫の真贋――。
人形と人間の不思議で親密な関係を円熟の筆で描く、「たまさか人形堂」シリーズ第二弾。


この本の感想

前作を呼んだのは五年前となっていました。たまさか(偶然)人形堂のお話なので、前作だけでもう彼らには会えないのかなと思っていたら、五年ぶりに彼らに再開できてとても嬉しかったです。
また、前作を読んで私が気になった個所がほぼすべて改善されていて、とても楽しく読むことができました。
登場人物の軽妙なやりとりにともに笑い、苦悩する姿にともに泣き、人形と人間を結ぶ不思議で強い絆についても考えさせられました。人形は、自分の鏡。大切にしていきたいなって、本当に心から思いました。
出てくる人形の題材も、リカちゃん人形、創作人形、タコ型、テディベア、市松さん、日本人形、などなど、とにかく奥深く、また作者の美意識や創造におけるものの考え方に触れられる気がして、大変面白かったです。
続編、あるかな。もともと好きなシリーズでしたが、ますます、三度のたまさかがあることを祈らずにはいられません。


心に響いたシーンなど

冨永君のスランプに纏わる話全般。

主な登場人物


澪さん 玉阪人形堂の店主
冨永君 人形堂の若き職人。西洋人形が得意。天才肌
師村さん 人形堂の職人。日本人形が得意
束前さん ラブドール制作会社の社長




こんな本が好きな方におすすめの本です

人形を愛する全ての方に
物作りなど創作にかかわる方に。



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死神うどんカフェ1号店 6杯目/石川宏千花 著






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(2016年読書感想24冊目)



この本の概要


著者 石川宏千花
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 
出版社 講談社
レーベル YA!ENTERTAINMENT
ジャンル お店物青春グラフィティ
ページ数 202ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ六冊目(完結)
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから
本の入手方法 図書館にて借読。

   
おすすめ度

感動 ★★★★
面白い★★★★
人に勧めたい ★★★★★
驚き ★★★
学んだ ★★★★

この本を評価するなら 88点くらい。最後まで読めてよかったと心から思えるシリーズ。感動です。

収録作品

死に神うどんカフェ1号店6

受賞・ノミネート情報など
不明


本のあらすじ内容
家族でもなく、恋人でもなく、ただの友人同士でもない――2年前の夏の事故以来、特別な存在となった三田亜吉良と《死神うどんカフェ1号店》で再会した夏、林田希子はきちんと生きていこうと決めた。そして少しずつ、自分へのいましめであった孤独から抜けだしていく。一方、亜吉良は、いまのままでいるか、本体にもどるか悩みを抱えていた。亜吉良が事故に巻きこまれたことをきっかけに、事態は大きく動き出す。シリーズ最終巻。

この本の感想

もうとにかく最初の月太郎のシーンから涙失くしては読めませんでした。本当に涙が出ました。
この高校生の時期って、生とか死に関して、恐怖感とか、潔癖な感じとか、色々な物を抱く時期で、生も死も、同じように隣にある時期だと自覚する頃で。
そんなキラキラしていて、不条理で、でも今しかない一瞬というこの時期が、この小説は本当に素晴らしく描かれています。大好きです。
最期の亜吉良の決断は、落ち着くところに落ち着いた感じだけれども、そこに至る決断の理由など胃が丁寧で好感が持てます。今日じゃなかっただけ。わたしも希子ちゃんと同じくそう思うことにしようと思います。
本当、この本に出合えてよかったです。
青春時代の脆さ、危うさ、強さ、輝きなど、今一度胸に灯った心地でした。


心に響いたシーンなど

夜の川辺での亜吉良君との最後のシーン。

主な登場人物


林田希子 二年前の事故から、心を閉ざしていた高校二年生の女の子。
三田亜吉良 二年前の事故で、希子たちを助けた。今は<半死人>
星海九嵐 元死神。うどんに惚れてうどん店を営む。
福富一淋 死神。九嵐のあとを追いかけて人間界に。
花園深海 死神。一淋とともに人間界に。



こんな本が好きな方におすすめの本です

さらりと読めるけれど深く何かを考えたい方に。
青春時代を想わせる小説を読みたい方に。



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