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2017-01

ステラと未来/種田陽平 原案・絵




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(2017年読書感想4冊目)

書店で、表紙の美しさと美しい中の挿絵に惹かれて購入しました。
私はジブリ映画は全然見ないのでそういう観点からはさっぱりだけれど、物語はよくありがちなディストピアンのSFだけれど、この本はとても素敵だと思いました。
文章がとにかく静謐で、ひんやりとしていて、挿絵はどこか廃墟的で、でも暖かくて。
この二つの要素が奏でる絶妙なハーモニーがたまりません。
物語も王道だけれど、王道だからこその良さがあって、交換が持てます。
ガール・ミーツ・ボーイものがお好きな方にはたまらないんじゃないかなと思いました。
内容も、書こうと思えば三倍四倍の分量にできたと思うのだけれど、あえてすべてを極限までそぎ落として、語られぬ物語は想像力に任せるというのが感じられて、作り手のこだわりがよく伝わってきていいと思いました。
美しい挿絵が豊富なので、子供の頃に読んだら、貴重な読書体験になりそうです。
子どもの読書の扉にとてもよいのではないでしょうか。
少女の旅立ち、少年の勇気というテーマに絞って物語が書かれていて、そういう意味でも、こういったテーマの本が読みたいかたにはよさそうです。
世界観がディストピアンで退廃的なのに、寂しくも暖かくて、不思議な情緒のある一冊でした。
私にとっても、この本はわすれられない一冊になりそうです。


この本の概要


著者 種田陽平 野山伸
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 種田陽平
出版社 講談社
レーベル 
ジャンル SF
ページ数 127ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? 単巻
なぜこの本を読んだか。表紙に惹かれて
本の入手方法 書店で購入

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容

「わたしは、わたし以外のだれかに会いたい!」物語はタワーの349階で始まった―。映画『思い出のマーニー』の美術監督・種田陽平が描く「少女の旅立ち」「少年の勇気」




美術監督・種田陽平が初の児童書『ステラと未来』を刊行。40点に上る種田氏の描き下ろしイラストも魅力。

『ステラと未来』は、タワーの349階に暮らし、「ママ」と呼ばれる養育ロボットに育てられている髪の長い少女と、氷でできた薄暗い世界で、たくさんの「おとうさん」に育てられている少年の物語。大人になるということが、独特の世界観で描かれます。ふたりは、期せずして「ドーム」に乗り、湖に招かれますが、そこで彼らを待っていたのは……。

種田陽平氏から――
「読むものも観るものも、刺激たっぷりの作品が世の中の主流ですが、『ステラと未来』は、表面的な過剰さをそぎ落としたとても静かな本です。少女の一言から、少年の佇まいから、読む人が感覚や想像力を起動させ、主人公たちの世界に入り込んで楽しむ余地がたっぷりある作品にしたかった。幼いころ、これはどういうことだろう、どういう意味だろう、とクエスチョン・マークが頭に浮かぶ本が好きでした。今、そういった本を挙げるとしたら、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』、サン・テグジュペリの『星の王子様』、一連の宮沢賢治の作品になるでしょうか。答えを自分でゆっくり探していくことができる本ですね。手元においてときどき読み返す。そんな一冊にこの『ステラと未来』もなってくれたら嬉しいです」

実写映画美術の技術でアニメーション映画の世界を三次元に建ち上げた「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」、また映画「思い出のマーニー」とその展覧会「思い出のマーニー×種田陽平展」などの美術監督の仕事を通して、児童向けの作品を作る楽しさを知り、経験値を高めてきたと語る種田陽平。そんな彼が、この本のために40点にのぼるイラストレーションを描き下ろしました。気鋭の作家・野山伸のシンプルで、研ぎ澄まされた文章とのコラボレーション、どうかご堪能ください。
なお、公式サイト(http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/stella-and-mirai/)では、「ステラと未来のガイドマップ」がご覧いただけます。あわせてお楽しみください。
■もくじより
チャプター1 少女
チャプター2 少年
チャプター3 ミス・グリーン
チャプター4 湖
チャプター5 明星

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竜神の高僧 - ベルガリアード物語〈3〉/デイヴィッド・エディングス 著




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(2017年読書感想3冊目)



アルダーの<珠>と予言をめぐる追跡の物語も、いよいよ盛り上がってくるこの第三巻。
ガリオンが魔術師として覚醒し、一行は一路アルダー谷へ。
やはりベルガリアード物語は面白い。
魔術も神も、そこまで派手な感じではないのに、この二つの要素が圧倒的な存在感をもって描かれ、この物語を唯一無二のファンタジー小説にしている。
民族ごとにあまりにも画一的な民族性というか人物像がちょっと首をかしげるところもあれど、一つの民族に一柱の神という構図が、やはりとてもファンタジー小説らしいと思い私は大好きです。
今回の物語は、途中は旅の中休みといった穏やかな出来事が続くのだけれど、アルダー神との対面や、地底の王国での一幕など、印象深いシーンを多く内包している一冊だと思う。
また、終盤のベルがラスとクトゥーチクの老魔術師同士の戦いはこの巻一番の見どころと言える。
セ・ネドラやヘターとの一時の分断行動は寂しいが、新しく入った旅の仲間、レルグの存在感もなんと素晴らしいことか。
大所帯の旅ながらキャラクター一人一人が個性と存在感を持っていて、彼らとともに旅をしながら喜びや悲しみを共有しているように思う。
こういう体験こそファンタジー小説の醍醐味だと思うし、そういう意味でもやはりこの物語は魅力的にすぎる小説だと思ってやまない。
ついに<珠>を手に入れた一行の今後の旅路からも目が離せない、物語が盛り上がってくるシリーズ中番の佳作だと思います。

この本の概要


著者 デイヴィッド・エディングス
本(作者)の国籍 アメリカ
訳者 佐藤ひろみ
イラスト HACCAN
出版社 早川書房
レーベル ハヤカワ文庫FT
ジャンル ハイ・ファンタジー
ページ数 510ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ3冊目
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから
本の入手方法 ネット書店にて購入。

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容

仇敵チャンダーと対峙したガリオンは「燃えろ!」の言葉とともにその恐るべき力を目覚めさせた。しかしそれは、制御できなければみずからをも滅ぼしかねない危険な力であった…。心の内に住まう声が明かす、重大な使命にとまどうガリオン。一方「珠」をめぐる一行の旅は、亡霊の国マラゴー、魔術師ベルガラスの育った「谷」、洞窟の民ウルゴの聖地プロルグを経て、ついに邪神トラクの高僧が待つクトル・マーゴスに至る。


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魔女調伏師は闇に笑う/篠原美季 著




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(2017年読書感想2冊目)

著者の篠原さんの本は前から興味があって、この機会と思って少し前に書店で購入しました。
美形男子コンビが現代日本で魔女が絡む事件を解決していくというオカルトミステリです。
何となく同じホラー文庫の、バチカン奇跡調査官を連想しましたが、こちらの魔女調伏師シリーズの方が色々な意味でライトだと感じました。
ホラー要素がもう少しあるのかなと思ったのですが、結構あっさり目です。
また、男二人の熱い友情とか、いわゆるBLっぽい要素もあるのかなと思ったら、こっちは本当に健全な友情で、うん、君たちはそのままでいいよ、と思うような自然な友情が描かれていて、こちらもある意味ライトでした。
メインの人物は三人かな。理人と玲李っと轟刑事。
私はその中でも、玲李が好きですが、そこは好みがわかれそう。メインキャラも三者三様でなかなかいい味出しています。脇キャラの人も気になります。
一つの事件に色々な人物が絡みあっていて、魔女と言っても超常現象的な要素はほとんどなくて、殺人に至る動機とか、それぞれの心情がどちらかというとかなりリアル寄りなお話です。
ただ、ところどころで紹介されている軽いうんちくの様なものはなかなか興味深いです。
とても面白かった! ってわけではないのですが、続きが気になる終わり方で、続きも読みたいなと思いました。

この本の概要


著者 篠原美季
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 松本一個
出版社 KADOKAWA
レーベル 角川ホラー文庫
ジャンル オカルト・ミステリ
ページ数 258ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ1冊目
なぜこの本を読んだか。作者の本に以前から興味があったから
本の入手方法 書店にて購入

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容

ニコラス・理人・リューディガーは金髪碧眼の美青年。見た目は異国の王子様だが、中身は傲岸不遜な“魔女の専門家”だ。旧友の臨床心理士・都月玲李を訪ねたリヒトは、レイがある殺人事件の捜査に関わっていると知る。被害者は占い師。犯人は、邪悪な魔女を殺したと話しているという。リヒトは専門家として、強引に協力を申し出るが!?現代の魔女の謎を解く、オカルト・ミステリ開幕!



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人魚亭夢物語/村山早紀 著



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(2017年読書感想1冊目)

風早の町は素敵だな。そう思います。風早の町に行ってみたいです。風早の町のガイドブックと科出版してくれたら、買うのに。それくらい、風早の町には不思議がいっぱいで魅力的。
中でも、この本に出てくる人魚亭は、素敵なところだ。こんな場所があったのなら、わたしも常連になりたいと、そう思います。本日のお茶、飲みたいな。
紅茶を出してくれる喫茶店、素敵な絵を飾る美術館に、謎めいた怪盗の存在。
小さい子どもの夢が詰まっている本だと思いました。でも、大人が読んでも面白い。子供のころの様々な気持ちが、思い起こされる素敵な本でした。
やはり村山早紀さんの書く世界観は大好きで、この本も、読んでよかったと思える本でした。
真波さんの正体はやっぱりあれかな? とか、潤さんも何かありそうだな? とか、登場人物それぞれに秘密とロマンがあって、よい物です。
弥子ちゃんが行動力あり過ぎで、正直途中違う意味でドキドキしっぱなしだったのですが、だからこそ銀ぎつねさんの登場にしびれました。
子どもの夢と冒険のワクワク感の詰まった一冊です。面白かったです。



この本の概要


著者 村山早紀
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 森友典子
出版社 小峰書房
レーベル あたらしい子どもの文学
ジャンル エブリディマジック
ページ数 135ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? これ一冊で読める。
なぜこの本を読んだか。作者の本が好きだから。
本の入手方法 図書館本

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容
季節は春、三月。小学四年生の弥子は不思議な体験をした。かくし財宝の噂を聞いたこと、伝説の怪盗に遭ったこと、遠い昔の絆と約束を思い出したこと、そのすべてが夢じゃなかった。そして弥子は…。

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