FC2ブログ

2017-05

幻想古書店で珈琲を 青薔薇の庭園へ/蒼月海里 著






。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・



(2017年読書感想18冊目)


アウトプットばかりしていたので、なにかインプットしたいと思い、積読本を崩すことをしている一環で読みました。気軽に読めるシリーズで、表紙が美しくて、お気に入りです。
今回もさらりと読めましたが、一巻目に比べるとキャラに愛着やなじみが出てきたからか、面白く読めました。
出てくる本も可愛らしい童話系の有名どころでまとめてあり、ファンタジックな作風と相まって全体的にメルヘンチックな一冊になっている印象です。
亜門のほか、コバルトに焦点を当てた一冊で、コバルトの正体は判らずじまいでしたが、あのかたかなー、という印象は抱いて終わりました。
読書とは、珈琲とは、それぞれの楽しみ方、向き合い方があるのだなと、読んでいて思いました。
お気に入りは二話目かな。
欲をいえば一冊一冊の本をもっと丁寧にモチーフとしていれてほしいのですが、この軽さが読みやすくてちょうどいいのかも、なんて思います。
しかしコバルトの本の読み方は面白いなあと思いました。読書に正解と科はなくて、これくらい自由で独創的でもいいのかもしれないと思います。
キャラに愛着が出てしまって、色々気になるからまた読むのだろうなと思います。


この本の概要


著者 蒼月海里
本(作者)の国籍 日本
訳者
イラスト 六七質 
出版社  角川春樹事務所
レーベル ハルキ文庫 
ジャンル キャラクター文芸
ページ数 222P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ2冊目
なぜこの本を読んだか。積読消化
本の入手方法 書店にて購入

   

収録作品
第一話 司、亜門との関係に悩む
第二話 ツカサ・イン・ワンダーガーデン
第三話 司、亜門と将来を考える

受賞・ノミネート情報など

不明

内容



本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れるという不思議な古書店『止まり木』
自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門に誘われ、名取司はひょんなことからその古書店で働くことになった。
ある日、司が店番をしていると亜門の友人コバルトがやって来た。
司の力を借りたいと、強引に「お茶会」が開催されるコバルトの庭園へと連れて行かれてしまう――
(「第二話 ツカサ・イン・ワンダーガーデン」より)。
本と人で紡がれた、心がホッとする物語。待望のシリーズ第二弾。

。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・・



スポンサーサイト



指輪物語 「中つ国」のうた/J.R.R.トールキン 著





。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・



(2017年読書感想17冊目)

「指輪物語」を彩る数々の詩を抜粋して、アラン・リーの美しい挿絵と共に収めた物。
この本は危です。
アラン・リーの挿絵は最高に素敵だし、詩を読むだけでも、指輪物語が猛烈に読みたくなってしまうというような、抗いがたい、「ひとつの指輪」の様な魔力が詰まっている。
この本を読んでいる間、指輪物語が読みたくなって仕方なかった。それと同じで、指輪物語の世界を、読後もさまよっていたい人向けに、最適の一冊ではないかと思われる。
この本を読んで、改めてわかったことは、「指輪物語」の世界には、なんと素晴らしい詩に溢れているか、という点でした。しかしその中でも、エルフ語の歌は抜粋の対象外なので注意です。
指輪物語は気になるけれど、途中で挫折してしまった、という方にもおすすめの一冊です。
歌が歌われる場面についても簡単に添えられているので、話の筋が判ります。逆に中途半端なネタバレ感はあるかもしれませんが。指輪物語にチャレンジしたい人が、最初に予習を兼ねて読む本としてもお勧めかもしれません。
この本を読むと、何気にレゴラスがよく歌っていること、などが判り、新たな発見があることも嬉しい限りでした。
指輪物語の詩集として、家の本棚の中にしまっておきたい、本当に素敵な一冊です。
おすすめ。


この本の概要


著者 J.R.R.トールキン
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 瀬田貞二 田中明子
イラスト   アラン・リー
出版社  評論社
レーベル 
ジャンル 詩集
ページ数 109P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? これ一冊で読める。
なぜこの本を読んだか。急に読みたくなって
本の入手方法 図書館より

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容


壮大な『指輪物語』をいろどる美しい歌の数々。しかし、「中つ国」を遠く離れた私たちには、その歌の意味するところを正確に知ることができない。本書は、歌に対して『指輪物語』本編では語られていない解説を、ささやかながら付した。また、その歌が歌われている状況もあわせて説明してある


。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・・



王立探偵シオンの過ち/我鳥彩子 著



。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・



(2017年読書感想16冊目)

初読みの作家さんの本です。贅沢な身の上、とかの作者様みたいですね。
ネットを見てたら作者様のTwitterが目に留まって、何となく気になったのと、挿絵の柴本さんの絵が美しすぎたので購入しました。柴本さんのイラスト本当に美しいです。巻末にはキャラクターのラフ画も載っていてそれだけでもかなり満足です。

未知数な初読みの作家さん、ふたを開けてみると結構文体がライトだったので、最初はそこがひどく気になったのですが、読み進めるうちにこれはこれって思えるようになりました。
人の心の中の過ちに巣食う「魔物」を主人公のシオンとラナのコンビが取り除くというお話の連作短編集で、人の過ちが物語の主題だから、結構重たい話なのですが、合間の幕間は逆に日常のほのぼのな一コマなので、バランスがとれてるかなと思います。
最初読んでるうちは、少女小説として糖分がいまいち? 微糖かな? と思ったのですが、そんなことはなかった! 全三話それぞれに描かれる人間模様はまさしく少女小説の王道と言う風情だったし、シオンと、それを支える助手の少女ラナの関係も普段はコミカルだけれど、実は甘くて切なくて深くてとてもよかったです。

とても面白く読めたのですが、メインキャラの背負うものに関してはほとんど明かされていなかったので、続きがでたら嬉しいなあと思います。何と言いますか、柴本さんのイラストがもう、本当に美して、もっと柴本さんの描く様々な彼らのイラストがみたい! というのも本音です。

収録作品別に簡単に

1話目。ルビーの肖像画
獣の王に恋した貴族の少女のお話が物語の核。
獣男子×貴族の女の子って組み合わせ、好きなんです。獣の神王様格好いいです。
色々あって切ない終わりになるんですけれど、その切なさなんだか印象的でした。

2話目 砂時計座の伝説
一つの命を二人で分け合う宿命を背負った、王子様と罪人の盗賊の物語が核。
ああ、こういう関係は女子は好きよね、私も好き、と思いながら読んでいました。
砂時計でつながれた宿命、これだけでなんだか本当にロマンを感じます。

3話目。エメラルド博士の人形。
生きてる人形とそれを作った博士と、人形になった女性のお話。
過ちと言えばやはりこれでしょう、と思う内容の過ちで、お話のモチーフも好きなものだったので楽しく読めました。お話自体は短いんだけれど、密度が濃いです。

最近の少女小説ではあまり見かけないかなと思うドロドロ系のお話ばかりなのですが、こういうのが好きなので、最終的には楽しく読めました。
本当続編希望です。


この本の概要


著者 我鳥彩子
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト   THORES 柴本
出版社  集英社
レーベル コバルト文庫
ジャンル ファンタジー小説(連作短編集)
ページ数 256ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? これ一冊で読める。
なぜこの本を読んだか。柴本さんのイラストに惹かれて
本の入手方法 書店にて購入

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容



王家のために働く王立探偵。その仕事のひとつは、呪われた力を持つ物具を調査すること。王立探偵シオンは、助手の少女ラナと共に、血の涙を流す肖像画を調べるため、所有する伯爵家に向かうが…?


。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・・




二本の剣とアーサーの即位 (アーサー王の世界 2)/斉藤洋 著



。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・



(2017年読書感想15冊目)


アーサー王伝説は本当に大好きな物語で、パスティーシュ者も含めてとにかく色々な本を読みました。
このシリーズは、しかしそのどれよりもクラシックでありながら、どの本よりも、私の知らないアーサー王伝説の世界が描かれているような気がします。
今回は、石から剣を引き抜いたアーサーの物語と、そのアーサーが振りテインの王として名実ともに認められ戴冠するまでを描いた物語です。
しかしこの本、マーリンが腹黒です。マーリンってだいたいどの本でも腹黒として描かれるけれど、この本のマーリンほど腹黒なマーリンはいなかった! と思います。涼しい顔でさらりとひどいことします。これに比べたら確かにアーサーは天使です。
あと、前の巻での、腹黒マーリンの「(アーサーの母親イグレインを指しての)売女発言に、本当にマーリンがキレッキレの腹黒、というかこれ児童書? 児童書でいいの?? と思ったのですが、今回の巻にも、アーサーが異父姉のモルゴースに謀られて何もわからぬ状態で契ってしまうというあれなシーンが出てくるのですが、そのシーンで、「あ、これ児童書じゃない。せめてYA、むしろ大人の読み物」と認識を改めました。
まあアーサー王伝説自体、人間の心の儘ならさを描くものだと思っていて、そこが魅力だと思っているので、大人の読み物なのですが。
しかしこの本のアーサーは本当に純粋無垢な天使みたいな性格で、ランスロットととかが出てきたらどんな感じで描写されるのかとか楽しみ過ぎます。
一冊一冊を淡々と、しかし丁寧に描写して小説にしているので、アーサー王伝説を知っているアーサリアンな読者にも、今までに知らない物語が読めると思うし、アーサー王伝説を知らない読者にも、入門としていいと思いました。
ちなみにシリーズの二冊目ですが、前の巻はマーリンの誕生からアーサーの誕生までを描いていて、今回はアーサーが17歳くらいまでのお話を描いてるので、正直この本からでも問題なく読めます。
しかしアーサーの誕生やマーリンの腹黒っぷりをよんで味わってほしいので、一冊目から読むのがお勧めです。
この本、読みやすいし、装画も美しいし、本当もう10冊くらい続いてほしいシリーズです。
アーサー王伝説の大作の映画化も進行してるそうなので、それに合わせて、日本におけるアーサー王伝説の新しい古典になることを願っています。
おすすめです。


この本の概要


著者 斎藤洋
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 
出版社  静山社
レーベル 
ジャンル 神話伝説
ページ数 160ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ2冊目
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きなので
本の入手方法 ネット書店にて購入

   

収録作品



受賞・ノミネート情報など

不明

内容

石に刺さった剣を引き抜いた瞬間から、アーサーは国王としての道を歩き始める。稀代のストーリーテラーが、新たな視点で伝説を語る。
大魔法師マーリンの計らいで、赤ん坊のアーサーは国王のもとから連れ去られ、エクター卿の次男として育てられた。やがて、アーサーは美しい少年に成長した。国王が死に、その後継争いが始まる。そして「石から剣を抜く者こそ、生まれながらの王である! 」という言葉とともに置かれた剣を、引き抜いた瞬間から、アーサーは国王としての道を歩みだす。魔法の剣に導かれた国王アーサー誕生の物語。4世紀~5世紀頃のイギリスで活躍したといわれるアーサー王と円卓の騎士たちの伝説は、ヨーロッパ中世に花開くさまざまな騎士道物語のなかで語り継がれてきました。このシリーズは、現代の読者におくるファンタジー・アドベンチャーとして、稀代のストーリーテラー斉藤洋が、新しい視点で<アーサー王の世界>を再構成したものです。


。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・・



NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

マユリ

Author:マユリ
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ(タブ)

カテゴリ

未分類 (6)
紅茶・お茶・珈琲 (9)
海外ファンタジー (202)
ハイ・ファンタジー (105)
エブリディ・マジック (50)
アーバン・ファンタジー (22)
アニマル・ファンタジー (9)
ヒストリカル・ファンタジー (16)
国内ファンタジー (70)
異世界ファンタジー (58)
日常の不思議 (11)
神話・伝説・童話 (31)
神話 (4)
伝説 (9)
童話 (18)
ロマンス (14)
SF (29)
少女小説 (76)
ラノベ (26)
BL・JUNE・少年もの (20)
BL (14)
JUNE (3)
少年物 (3)
ミステリ・ホラー (38)
ミステリ (31)
ホラー (7)
古典・文学 (8)
現代小説 (7)
ヤング・アダルト・児童書 (114)
YA (58)
高学年 (29)
低学年 (27)
絵本 (34)
戯曲・詩 (4)
幻想・耽美小説 (7)
ハードボイルド (1)
伝奇 (2)
歴史・時代物 (4)
ノヴェライズ (4)
漫画 (5)
日記 (2)
このブログについて (1)
未選択 (2)
キャラクター文芸 (3)
エッセイ (1)

タグ

美青年 王子 美少年 王女 魔法使い 妖精 異世界 騎士 吸血鬼 双子 学校 海賊 ドラゴン 兄妹 女王 吟遊詩人 アーサー王伝説 中華風 三角関係 身分違い 兄弟 巫女 西洋風 人狼 姉妹 エリザベス朝 本・図書館 ケルト  妖怪 近未来 おすすめ 姉弟 切ない 神父・シスター 人造人間 天使 幼馴染 ユニコーン ヴィクトリア朝 お店物 RPG小説 軍人 和風 人魚 食べ物系 学園 中世 人形 ホームズ 

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

訪問者様