FC2ブログ

2017-06

幻想古書店で珈琲を―賢者たちの秘密/蒼月海里 著



。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・




(2017年読書感想21冊目)

この本も三冊目になりました。
正直、最初読んだときは嫌いじゃないけれどまあ普通かな、くらいに想っていたのですが、このシリーズは巻を増すごとに、面白く、味わい深くなっていきますね。まるで本当に珈琲みたい。
今回は、「あしながおじさん」「素晴らしき新世界」「クリスマス・キャロル」の三つの先雨品を題材にした連作短編集で、新たな登場人物も増えて、にぎやかに、司君の世界も広がってきました。
亜門やコバルトの正体があの方たちなので、天使が出てきてもおかしくないな、とは思っていましたが、何でしょう、アゼリアさんがいい味出し過ぎてて、この人好き、ってなっています。
今回、本の中全体に、「幸せは、自分で引き寄せつかむもの」といったテーマを感じました。
司君も一巻のころに比べるとどんどん心に変化があって成長していて、読んでいる此方が嬉しくなります。
また、コバルトと三谷君が出会って会話するくだりは面白いなと感じました。聖書を改めて、物語としてたのしみたい気持ちになります。
全体的には、巻を重ねるごとに、テーマとして取り上げられてる本の取り上げ方が薄くなってるようにも想うのですが、それはこの本ならではのオリジナリティが出てきてるからかなと思うと、微笑ましくなってしまいます。
個人的に、私はどうやら登場人物に感情移入しながら読む、「登場人物を愛す型」の本の愛で方をするみたいで、この巻では亜門とコバルトの友人関係がたまらなくいいなあと思って読んでいました。アゼリアさんは実際にお会いしてみたいなと思うし、魅力的な登場人物が織成す心温まる物語展開が、本当にほっと一息珈琲を飲むような雰囲気で、たまらないです。亜門の背負う「リミット」も気になります。
あと、この本で紹介されている、「テ・エ・カフェ」早速作ってみたのですが、美味しかったです。
本がつなぐ人との縁は、事実素敵なもので、読んでる時、読んだ後、不思議な余韻が残る、そんな本です。好き。



この本の概要


著者 蒼月海里
本(作者)の国籍 日本
訳者 
イラスト 六七質 
出版社  角川春樹事務所
レーベル  ハルキ文庫
ジャンル キャラクター文芸
ページ数 230P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ3冊目
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから。
本の入手方法 書店にて購入

   

収録作品

受賞・ノミネート情報など

不明

内容

本や人との「縁」を失くした者の前にだけ現れるという不思議な古書店『止まり木』で働く名取司。ある日、自らを魔法使いだと名乗る店主の亜門が、書庫の整理をしてくると、店の奥に消えて行った。奥の部屋が気になってしかたがない司は、亜門の友人・コバルトとともに、亜門が入った「秘密の書庫」に向かう。そして、そこで見た光景に驚愕する――。新キャラクターも登場し、ますます目が離せない人気シリーズ第三弾!

。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・・


スポンサーサイト



ついに決戦! さいごの洞くつ エルフとレーブンのふしぎな冒険6/マーカス・セジウィック 著



。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・



(2017年読書感想20冊目)


エルフとレーブンの、長い長い冒険も、ついにこの巻で決着を迎えます。
考えてみれば、森に山、海、砂漠、怖い街に敵の本拠地、本当に長く厳しい旅だったけれど、それを感じさせないのは、エルフとレーブンの二人のキャラクターのためだったのでしょう。
本当、最後の最後まで、歌う剣と月の涙で、どうやったらゴブリン・キングを倒すのか、全く見当がつかなくて、なのにゴブリン・キングはものすごく怖くて、すっごくハラハラしたのですが、でもさすが、レーブンはレーブンらしい落としどころを見つけてくれたなぁと思いました。
全体的に緩い冒険とその顛末で、何というかこう、魔法陣グルグルみたいなテイストだったんだけれど、この最終巻は、やはり感慨深いものがありました。
エルフとレーブンの関係の落としどころも、まあこんなものかなと言う処、2人らしいところに落ち着きましたね。しかし、何よりも意外で、でもときめいたのは、ソケット伯爵とソーナのカップリングでした。
まさかこの2人が、と悶絶しました。
三匹の鬼たちも最後までいい味出していたし、本当、誰一人欠けてもこの冒険の、この結末はなかったよなあと思うと、作者の素晴らしいストーリィ展開に、お見事、と拍手を送りたいです。
そして何よりも、少しだけ平和でよくなった世界で、エルフとレーブンがいつまでも仲良く暮らせますように!
本当に、最初は色々想う所もあったのですが、この日本語版が最後まで読めて、幸せでした。

この本の概要


著者 マーカス・セジウィック
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 中野聖
イラスト 朝日川日和 
出版社  学研プラス
レーベル  
ジャンル ハイ・ファンタジー
ページ数 183P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ6冊目(最終巻)
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから。
本の入手方法 書店にて購入

   

収録作品

受賞・ノミネート情報など

不明

内容

エルフとレーブンは、ついにゴブリンキングのすむ「さいごの洞くつ」へ。でも、どうしたら倒せるのかは、まだ謎のまま。しかもラットくんやオニ、魔法使いたちといった仲間たちともはぐれてしまう。そんな中、エルフはレーブンに本当の気持ちを伝え……。

。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・・


ひみつの妖精ハウス ティファニーの挑戦状! /ケリー・マケイン 著






。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・



(2017年読書感想19冊目)

ピュアと四人の妖精たちのお話も、四冊目になりました。
このシリーズ好きだけれど、正直こんなに刊行されるとは思ってなかったから、嬉しいです。
なんだか、ピュアたちの事を、自然と応援したくなるお話だと思っています。
今回、最初は怖がっていたピュアが、頑張ってあることを達成していく姿は、読んでいてとてもすがすがしかったです。
そして、最後ピュアに、妖精ではない、人間の女の子のお友達が出来た時、なんと嬉しかったことでしょう。(正直、ピュアの事がちょっと心配だったのもあるので)
この本は、頑張る女の子におくる、勇気と友情の物語だと思います。
最後に出てきたリリー・ローズと、ピュアの間に、どんな友情が生まれていくかがとても楽しみです。そしてこの巻では、ブラックが本当にいい味を出していて、作者様は動物を書くのがうまいなーと思いました。
そんな素敵なブラックも、次の巻以降も活躍の機会がありそうで楽しみです。
ティファニーもステレオタイプの嫌な子なんだけれど、なぜか憎めないんですよね。ティファニーのことも、なんだか色々想う所があるというか。
次の巻も出版されるといいなと思います。
今回は順番的にサルビアが妖精側の主役なのかなと思ったけれど、確かにサルビアは頑張ったけれど、もう少しサルビアの活躍がみたかったのも本音。
でもその活躍がサルビアらしいしっかり者の活躍で、なんだか微笑ましかったです。
次の巻も楽しみにしています。

この本の概要


著者 ケリー・マケイン
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 田中亜希子
イラスト まめゆか 
出版社  ポプラ社
レーベル  
ジャンル エブリディ・マジック
ページ数 146P
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ4冊目
なぜこの本を読んだか。このシリーズが好きだから。
本の入手方法 書店にて購入

   

収録作品

受賞・ノミネート情報など

不明

内容

読むと勇気がでる、ドールハウスにすむ4人の妖精と少女ピュアの友情物語、第4巻。

いじわるなクラスメイト、ティファニーからの挑戦をうけたピュア。ポニーにのって競技会に出て対決しようというのです。ポニーにのったことのないピュアですが、もし勝てば、妖精たちが集めている誕生石が手に入ることになり……。危険だとわかっていても、妖精たちのために勝負を受けることにしました! あきらめないでがんばるピュアのすがたを応援したくなるストーリーです。


。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・・


NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

マユリ

Author:マユリ
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ(タブ)

カテゴリ

未分類 (6)
紅茶・お茶・珈琲 (9)
海外ファンタジー (202)
ハイ・ファンタジー (105)
エブリディ・マジック (50)
アーバン・ファンタジー (22)
アニマル・ファンタジー (9)
ヒストリカル・ファンタジー (16)
国内ファンタジー (70)
異世界ファンタジー (58)
日常の不思議 (11)
神話・伝説・童話 (31)
神話 (4)
伝説 (9)
童話 (18)
ロマンス (14)
SF (29)
少女小説 (76)
ラノベ (26)
BL・JUNE・少年もの (20)
BL (14)
JUNE (3)
少年物 (3)
ミステリ・ホラー (38)
ミステリ (31)
ホラー (7)
古典・文学 (8)
現代小説 (7)
ヤング・アダルト・児童書 (114)
YA (58)
高学年 (29)
低学年 (27)
絵本 (34)
戯曲・詩 (4)
幻想・耽美小説 (7)
ハードボイルド (1)
伝奇 (2)
歴史・時代物 (4)
ノヴェライズ (4)
漫画 (5)
日記 (2)
このブログについて (1)
未選択 (2)
キャラクター文芸 (3)
エッセイ (1)

タグ

美青年 王子 美少年 王女 魔法使い 妖精 異世界 騎士 吸血鬼 双子 学校 海賊 ドラゴン 兄妹 女王 吟遊詩人 アーサー王伝説 中華風 三角関係 身分違い 兄弟 巫女 西洋風 人狼 姉妹 エリザベス朝 本・図書館 ケルト  妖怪 近未来 おすすめ 姉弟 切ない 神父・シスター 人造人間 天使 幼馴染 ユニコーン ヴィクトリア朝 お店物 RPG小説 軍人 和風 人魚 食べ物系 学園 中世 人形 ホームズ 

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

訪問者様