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2020-02

GOSICK ―ゴシック― (桜庭一樹)

GOSICK  ―ゴシック― (角川文庫)GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)
(2009/09/25)
桜庭 一樹

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(2014年読書感想55冊目)

桜庭一樹 著  カズモトトモミ 表紙絵
おすすめ度★★★★✩(さらりとよめるけどなかなか怖い! 面白かったです。)


「わたしは囚われの姫なのだよ。どうだ、似合わないだろう?」 (p292)
ーヴィクトリカの台詞ー

桜庭一樹さんのライト・ミステリー。
実は桜庭一樹さんの著作を読むのは初めて。でも、少女を描くのがうまくて、多彩な作家さんだよなあという認識を持っていた作家さんでした。
そんな桜庭さんのこの著作、ちょっと? 前にアニメにもなりましたね(見てませんが)
こんな、なんというかある意味で萌えの詰まった作品もかける人なんだなあと、改めてしみじみしました。

非常にライトなタッチのミステリーなのですが、これがなかなかおどろおどろしくて怖くていいです!
ヴィクトリカと一弥くんのやりとりはコミカルで、非常に映像が浮かびやすい小説といった印象です。
複雑に絡み合った事件の背景など、興味深く読めました。
でも、この本は
事件部分はあくまでおまけ(っていう言い方もあれですが)で。メインとして描きたいのはヴィクトリカと一弥の交流であり成長なのかなという印象を抱きます。
最後に少しだけ判明したヴィクトリカの生い立ち。
まだまだ明かされない部分も含めて、この謎だけで、シリーズ読んでみたいなあと思わせるような、魅力的な物になっています。

わたしは、こっそりグレヴィール警部が好きなんですけどね。俗物いいじゃないですか。ヴィクトリカとの関係も美味しいです。あと、チョイ役で出てきたアブリル。普通に可愛いですね。
これ以降もお目見えしそうなメンバーは、なかなか魅力的です。
反面、ミステリー部分はあっさりかな。
怖いのですが、なんというか現実離れしすぎてる感じ……。
これ以降の展開も楽しみで、続きが読みたくなります。
桜庭一樹さんの著作は初めて読みましたが、十分に満足できるものでした。
少し物足りない部分もあるけど、面白かったです。
アニメは見てませんが、個人的には新装版の小説を推しておきます。この表紙が可愛いのですよね。


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