イザドラ・ムーン キャンプにいく!/ハリエット・マンカスター 著
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(2016年読書感想53冊目)
読んだときに本当にとても好き、というものではないけれど、続きが気になって仕方のないシリーズに出会う時があります。
そんな本が私にとって、このイザドラ・ムーンのシリーズの様です。
一巻目の最後、人間の学校に通うようになったヴァンパイアとフェアリーのハーフの女の子、イザドラは、そのあと学校でうまくやれてるのかな? とふとした時に思い出して、気になっていました。
だから、続編であるこの本手に取ってめくった時、とても安心して、嬉しくなってしまいました。イザドラは学校が楽しくてたまらないというのです!
前のお話が、結構凹む展開のお話だったので、最初から明るく、楽しいことばかりのイザドラを見れたのが、本当に嬉しかったです。
家族でキャンプに行くという夏休みのお話を語る今回のお話も、とても素敵で、魔法に満ちていて(人魚に出会えるキャンプなんて!)パパもママも家族も素敵で、家族の絆が深まったかのようなこいのお話が、大好きでたまりません。
そんなイザドラも、この本でちょっとしたことをやらかしてしまうのですが、それに対してのパパの言葉がいいなと思いました。
家族の在り方、正直であるということ、気持ちに寄り添うということ、本当に大切な物、この本は子供向けの本だけれど、沢山の大切なことに気づかせてくれる良書です。
一巻めよりずっと素敵で、楽しいお話でした。
3作目は翻訳されるかな。翻訳されるならぜひ読みたいと思います。
この本の概要
著者 ハリエット・マンカスター
本(作者)の国籍 イギリス
訳者 井上里
イラスト ハリエット・マンカスター
出版社 静山社
レーベル
ジャンル エブリディマジック
ページ数 128ページ
フォーマット 紙本
ノンシリーズかシリーズものか? シリーズ2作目。
なぜこの本を読んだか。1作目の続きが気になったから。
本の入手方法 書店にて購入。
収録作品
受賞・ノミネート情報など
不明
内容
イザドラ・ムーンは、妖精のママとバンパイアのパパのあいだに生まれた、特別な女の子。でも、人間の学校に通っています。今日はクラスで、夏休みの思い出を語ることになりました。イザドラの思い出は、家族みんなで海辺のキャンプ場に行ったこと。イザドラは砂のお城をつくるとき、パパの大切なくしをこっそり借りて、てっぺんに飾りました。ところが、目を離したすきに、くしは波にさらわれてしまいます。でも、正直に打ち明けることができません。仲良しのピンクラビットといっしょに、夜の海に出かけて、くしを探します。そこで出会ったのはマーメイドでした。イザドラは、くしを取り戻すため、マーメイドの女王がすむお城に向かいます。子どもの気持ちに寄り添ったユーモアあふれる物語
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